Entry Navigation  [月別アーカイブ]

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
category
スポンサー広告

偽物語 1~7話

--- 1~7話 かれんビー ---

阿良々木暦の上の妹である、火憐にかけられた「囲い火蜂」の怪異の話。
ちなみに火憐と月火という名前はいずれも「カレン(ダー)」「月日」であり、暦を指しているらしい。

火憐にその怪異をかけたのは、貝木泥舟という男。
貝木は、ひたぎが取り憑かれていた蟹の怪異を祓おうとしたとき、彼女を騙した5人の詐欺師のうちのひとりだった。
火憐は自分の信じる「正義」のため貝木を倒そうとし、ひたぎは自分の過去と決別するために貝木を倒そうとする。

暦は火憐と月火が信じて行う正義について、正義の味方ごっこだと言う。
火憐はいつも正しい、けれど強くない。
強さこそが正義の第一条件であり、だから正義は必ず勝つ。
正しさだけを振り回すのは、偽物の正義だと。

暦に自分の強さを見せ付け、貝木を倒しにいこうとする火憐に、暦は言う。
本物に必要なのは、意思の強さだと。
貝木を倒したいその気持ちのどこに、自分の意思があるのか。
自分のために正しいことを行えないのならば、失敗したときに自分の責任にできないのだと。
「理由を他人に求める奴が、正義であってたまるものか」
「自己犠牲じゃない、自己満足に甘んじる覚悟ないのなら、正義などと大仰な言葉を口にするな」

ひたぎと貝木に会いに行った暦は、火憐がかけられたのはが怪異ではなく瞬間催眠だと言われる。
囲い火蜂などという怪異は存在せず、貝木も怪異について知っているわけではない。
しかし、あると思えばあるのが怪異というもの。
本当は存在しなくても、怪異をかけられたと思えば体調を崩す。

結局、貝木は詐欺師であり、偽物だった。
怪異をばらまいた貝木のケータイを壊し、ひたぎは言う。
「騙される方も悪いのよ。私は正義の味方じゃないの、悪の敵よ」

---

正直に言って、ちょっとよくわからない話だった。
正義に偽物があるとか、あんまり考えたことがなかったからなぁ。
落ち着いてもう一度観ればわかるようになる…のかな。

しかし一つだけ確実なのは、偽物語は化物語に比べて確実にエロくなっている。
吸血鬼の忍とのお風呂シーンもあったし、何しろ撫子がヤバいね。
前髪は下ろしてる方が好きだけど、あれはあれでアリか。
ラストのひたぎさんのアレ、完全に誘っているよね。ドキドキ

相変わらず演出はシャフトらしいけれど、化物語より少し大人しくなっているような気がする。
関連記事
スポンサーサイト
category
アニメ [★★★★☆]
化物語

化物語 まとめ

原作西尾維新、制作シャフトのアニメ「化物語」。
このアニメが「原作をほぼ忠実に再現している」という話を知り、かつアニメを2周観ても(コメンタリーを含めれば3周しているが)この作家には相変わらず大した興味を抱けない。
確かに文章の言い回しは妙を得ていると思う点もあるし、掛け合いのテンポは悪くない。
けれど、それはどちらかというと小説やあるいはギャルゲーの日常シーンに向いている面白さであり、決して尺に制限のあるアニメーション作品向きの面白さではないように思う。
まぁ小説家ですからと言われたらそれまでなのだけれど、今回はあくまでアニメーション作品としての側面でのみの評価として。

従って、初めてこの作品を視聴した際の私の感想は必然的に「冗長で退屈」というものだった。
けれど、2周してみた段階での感想は、意外にも大分違ったものになった。
一言で言うのは難しいが、強いて言うのならば「味がある」「興味深い」といったものだろうか。
誤解がないように言っておくが、薄っぺらく中身がないというシナリオ自体の評価は変わっていない。
それがこうまで評価が変わるのは、間違いなくシャフトという制作会社の功績だろう。

何本かシャフト制作のアニメを観てきて気付いたことだけれど、「化物語」はシャフトの中でもかなり異色の、というかシャフトらしい、他の制作会社では作り得ないような演出を駆使した作品だったように思う。
ある種タブーのようになっている(と私が勝手に思っているだけかもしれないが)実写をアニメ上に取り入れたり、「黑齣」などという意味があるともないとも知れない(実際はある、らしい)カットを場面転換に使ってきたり、やたらと漢字を象徴的に用いてきたり、例え始めたらキリがない。

ともかく、そういった「演出」の部分で、作品自体にとても深い奥行きが出ている。
例えば冒頭の目まぐるしく差し変わっていくプロローグの台詞のようなカットもそう。
あんなのスロー再生と一時停止を駆使して必死に読まなければ読み取れないものだし、しかもほとんどの人は実際にそんなことはしない。
そして、全て観終わった後でもその読み飛ばしたプロローグ部分があることを思い出し、「この作品にはまだ自分の知らない部分が残っているのだな」と内省したりする。
実際読んでしまえばどうせ大したことは書いていないのだろうけれど、そうだとわかっていても未知の部分を意図的に残されるこの不安感が、作品の奥行きを出す一因になっているのだろう。
やたらと旧字体を濫用した文字的な演出なんかも、似たような効果をもたらしている。

文字的な演出という点は、上記の効果の他にも当然「世界観の演出」という意味合いも兼ねている。
その意味では、主要キャラクター以外全く描かれない、無駄に清潔感のあるのっぺりとした比喩的な背景、という演出のほうがよほど効果的である。
これが具体的に制作者側が何を視聴者側に伝えたいのかは、私にはいまいちよくわからないが、好きか嫌いかで言えば私は「好き」な部類の人間に入る。

結局アニメはシナリオや女の子だけではなく、制作側が手を入れ得る全ての要素を含めての「雰囲気」を作ることが大切なのであり、その全体的な雰囲気が気に入ればその時点で少なくとも良作と言える作品になっているのだろう。
私が言いたいのは、シャフトの作るアニメーションはやっぱりスゴいな、ということに帰結する。
シャフトらしさというか、その独自の作風でここまで作品を魅力的に仕上げて来るのだから。
この薄いシナリオだったからこそシャフトらしさが光ったのか、もっとシナリオに重厚感があれば更に素晴らしい作品になったのかは定かではないけれど、原作にほとんど興味を抱けない私のような人間にここまで語らせたのだから、全く大したものである。

---

とは言うものの、やはり女の子は重要である。間違いない。
そして若干の葛藤を抱えながらも、私は戦場ヶ原ひたぎを推す。
千石撫子も可愛いんだけどね、見た目的にはむしろ本命と言ってもいいんだけどね、12話つばさキャットその二を見せられると、やはりひたぎだなぁと思ってしまうのだった。

ということで、私的ランキングは 戦場ヶ原ひたぎ > 千石撫子 > 神原駿河 ≧ 八九寺真宵 > 羽川翼 。
駿河と真宵は迷うところだけれども、下ネタ的ギャグとしては駿河のほうが面白いので。

ちなみにこれは「グリザイアの果実」のほうの記事にも書いたことだけれど、グリザイアでは原画を描いている渡辺明夫が、化物語のキャラクターデザイナー兼総作画監督を務めている。
まぁそのせいか、グリザイアで渡辺明夫が担当しているキャラクターの絵は、化物語のキャラクターに良く似ている。
というか、戦場ヶ原ひたぎと榊由美子は、見た目ソックリ。中身は全然違うけれど。
そして悔しいことに(?)由美子よりひたぎのほうが可愛い。
やはりツンデレはいつの時代も選ばれ続ける安心のブランドなんだなぁ。

そして、グリザイアではついついお気に入りキャラクターにフミオ担当ではなく渡辺明夫担当のキャラばかり選んでしまう。
実はかなり私好みな絵柄のひとなのかもしれないな。

---

オープニングとエンディングについても。
エピソードごとにオープニングを変えてくるという手の入れようは、純粋に評価に値する。
「シャフトと言えば、曲に合わせてキャラが歌ってくれるオープニング」との定説があったらしいが、その名残がエンディングで発揮されているのかもしれない。
良曲揃いだし、アニメーションもカッコ良い。
ここまで力を入れて作ってくれると、観ているほうもとても嬉しい気持ちになります。

そしてやっぱりお気に入りは 真宵編「帰り道」>撫子編「恋愛サーキュレーション」の順で。
エンディングのsupercellはちょっとミーハーすぎてあまり好きじゃなかったけど、12話のエンディングで使うなら納得。

---

ずいぶん興に乗って長くなったけれど、結論はこのアニメが「ストーリーはつまらないのに観ると面白いアニメ」という珍しい枠にカテゴライズされているという話。
もし西尾維新が好きなひとならば、神作に認定してしまってもおかしくない作品だと思う。
私にとっては、とても興味深く面白いアニメだった。
秀作認定、★4評価です。
関連記事
category
アニメ [★★★★☆]
化物語

化物語 11~15話

--- 11~15話 つばさキャット ---

阿良々木暦の命の恩人でもある、羽川翼のもうひとつの人格として再び現われた障り猫の話。
とは言え、春休みのことについてはほとんど語られていないので、暦と翼の間に何があって、それについて暦がどう恩返しをしようとしているのかはさっぱりわからない。

多重人格障害でもある障り猫は、主人たる人格が著しいストレスを感じると、それを発散するように顕現してくる。
それがまた、真っ白い猫のようでなんとも可愛らしい。
忍野は「黒くて悪い、ブラック羽川」などと言っていたが、見た目はまるで天使のようだ。
とか言っていると私まで怒られてしまいそうだから、この辺にしておくけれども。

愛は惜しみなく奪うもの。けれど、それが出来ない者もいる。
翼のストレスは「好きな男の子が他の女の子と付き合っていて、自分の気持ちを我慢してそれを応援する」というもの。
正直、これをブラック羽川から打ち明けられたときの暦のリアクションにはとてもイライラした。
なんでラノベの主人公ってみんなこうなのかな。
この程度のことでイライラしてしまう私が異常なのだろうか。
しかし、人の真剣な恋心を信じたくないというだけの理由で受け止めようともしないのは、あまりに狭量だと思うのだ。
「十数年積み重ねてきた家族の苦しさが、数ヶ月募らせた恋愛の切なさに、劣っちゃいけニャい理由でもあるのかニャ!?」

その障り猫を収める方法のひとつは、翼と恋仲になることでストレスを大元から断つこと。
もうひとつは、それが出来ない限り翼にストレスを与え続ける暦を殺すこと。
あるいは、吸血鬼である忍に障り猫の力を吸収してもらうこと。
結局、忍に助けを求めた暦は、最後の方法で障り猫を封印した。

忍が家出をした理由は、私にはよくわからない。
暦と翼の間柄についてそうであるように、私はまた暦と忍の間に何があったのかは知らないから。
それを踏まえての愚考ではあるけれども、忍はやはり「怪異としての自分」を必要としてもらいたかったのではないだろうか。
暦がいないと存在できない脆い自分、けれどそんな自分でも暦に何かできることがあるはず。
そんな自分の存在意義の再確認のための家出のフリ。
こういうのを、世間ではやっぱり「自分探しの旅」とか言ったりしちゃうのだろうか。
むむむ、結局忍野メメと同じセリフになってしまった。
さすがにここで暦が色んな女の子を取っかえ引っかえしているのに嫉妬して、という理由を挙げるのは、脳みそが蕩けていると叱責を受けても仕方がないだろう。
けれど、その気持ちがどこにもなかったとは言い切れないような気もする。
少なくとも、きっかけくらいにはなっているのではないか。
結局ラストまで一言も喋らないあのツルペタ吸血鬼が、人間と同じような感情を持っているのか疑問ではあるが。

---

つばさキャットについては「其ノ貳」だけが、TV版最終回なだけあってかなり毛色の違う回だった。
いわば「ひたぎクラブ其ノ参」でもある、暦とひたぎの初デートの話。
そして、1周目に観たときに一番印象に残っていたのが、この回だった。

低いテンションと毒舌、そしてそれに反比例するような深い愛情。
戦場ヶ原ひたぎには、「死神の接吻は別離の味」の天宮雫と同じ種類の、ギャップ萌えな魅力を感じる。
この回にはそんな彼女の魅力の全てが詰まっていると言っても過言ではないように思う。
これがある限り、化物語でのメインヒロインの座は戦場ヶ原ひたぎで揺るがない。安心していいよ!

「これで全部よ」
「私が持っている物、全部」
「勉強を教えてあげられること、可愛い後輩と、ぶっきらぼうなお父さん、それにこの星空」
「私が持っているのは、このくらいのもの」
「だから、私が現時点で阿良々木君にあげられる物は、この星空が最後」

「キスをしましょう、阿良々木君」


---

つばさキャットのBD5,6巻の副音声は、メインが羽川翼、サブのキャラクターが毎回変わる変則的な構成。
その一は千石撫子、その二は戦場ヶ原ひたぎ、その三は八九寺真宵、その四は神原駿河、その五は阿良々木暦。

「記入漏れという言葉が巨乳萌えに聞こえた自分にさすがに引いた!」という掴みから入る、駿河のコメンタリーも悪くなかった。
けれど、やっぱりひたぎのコメンタリーが一番面白いな。
「なにかいいこと、あったらなんなの?」

暦の出てくるその五のコメンタリー、翼のキャラが崩壊していたのにはウケた。
いきなり全部「アララギは~~」って呼び捨てだしね。
そして、暦の「ヘタレ主人公の言い訳」を聞く機会を持てたわけだけれど、これは意外と興味深かった。
いわく、女子の何気ない優しさを好意と勘違いしがちな男子中高生の一人称視点で作られている物語は、その主観であり願望である「アイツ俺のこと好きなんじゃね?」的視点が混ぜられているため、出てくる女の子全員にモテているように視聴者に受け止められるのだ、という。
なるほど、確かに一理ある気がする。
しかしそれを主人公自身に語られて、はい左様ですかと納得できるほど私も甘くはないのだ。
関連記事
category
アニメ [★★★★☆]
化物語

グリザイアの迷宮 まとめ

--- シナリオ ---

迷宮のメインは雄二過去編の「カプリスの繭」。
当然、雄二の出自はおぼろげながらもなんとなくは想像していたし、その想像以上の濃ゆいシナリオだった。
話の展開としては良く練られていて、完成度も高かったと思う。

しかし、果実との若干の方向性の違いにやや戸惑う私がいる。
きっと私の感じた戸惑いの一片には「笑い…少なくね?」というのがある。
果実での笑いは5人のヒロインがいたからこそ得られたものであるから、彼女たちが出てこない過去編では仕方がないことなのだろうし、そういうのをこのシリアスなシナリオに持ち込むことは許されない雰囲気もわかる。

しかし、もっと大きな戸惑いは「話が大きくなってきたな…」というもの。
果実では、セカイ系とまでは言わないものの、彼女たちの小さな世界の崩壊と再生を描いていた。
そこで実際に起きるのは、学園を爆破したり腕がもげたり、大きな出来事かもしれない。
けれど、その結果もたらされるのは、少女と少年の小さく平穏な日常。
小さな世界を、小さな視点で、少ない言葉で、語る。
けれど、迷宮から楽園へは雄二を取り巻く物語がやたらと壮大になりそうな予兆がある。
別にそれが悪いと言っているわけではないけれど、この風向きの違いはどうした、という戸惑いは拭えない。
まぁ雄二ルートについてはまだ始まってすらいないのだから、批評は終わってからにしよう。

各ヒロインアフターについては、ファンディスクとしては正常進化かな、という印象。
エッチシーンだけではなく、果実での残ったテーマの消化になっているルートも。
ただただラブラブイチャイチャされるだけだと、見ているほうとしても飽きてしまうから、そういうテーマを生かしてくれるのは嬉しいね。
とは言え、さすがにそのテーマも果実ほどの重量はないので、やっぱりイチャイチャがメインになってはしまうのだけれど。
しかしグリザイアの魅力の多くを占める日常シーンの笑いが満喫できるのは、とてもありがたい話です。

アフターシナリオ別評価
みちるアフター > 蒔菜アフター > 由美子アフター > 天音アフター > 幸アフター

みちる大好きな私としては、やはりみちるアフターを一番に推したい。
その色目がなくとも、ギャグ的な意味でもみちるアフターはとても面白かったと思うんだよ?
キュルン、アハン、ズブニュルッシュ!オウヨーン

蒔菜アフターは、アフターストーリーとは思えないほど暗い雰囲気に惹かれてしまった。
由美子アフターは、ひたすら由美子が可愛かったという面で。

オススメ攻略順
ファンディスクのようなものなのだから、好きな順にやれば良いと思うけれど、できれば過去編を先に終わらせておくとなんとなくしっくり来る展開が多いような気がする。

--- キャラクター・絵 ---

新キャラもほとんどいないし、ここに書くべきことは果実のときと違いがなくなってしまうな。
お気に入りキャラは、みちる > 由美子 > 幸 > 天音 > 蒔菜 。
とは言え、最下位の蒔菜だって全二次元ヒロイン偏差値的に言えば60くらいはあるんだよ?
とかくみんな魅力的なんだよなぁ。
幸のみちるに対する扱いがぞんざいになっているのはどうしたことなんだろうか。
面白いからいいんだけどね!
雄二に関しては、今回はヒロインと絡む見せ場が少なかったので保留。

さて、一姫を入れるのならどこだろうか。幸と天音の間くらいに入れておいてみる?
一姫については未だによくわからないことだらけだからなぁ。
私が一姫可愛いよ一姫、とか言ってる一姫は中学校1年生当時の一姫であり、いまはそこから7年も経ってしまっているのだからね。
どう成長しているのか気になるところだ。

迷宮は、果実よりもSDキャラを多めに使ってきているような気がする。
CGの一枚絵としての破壊力も大事だけれど、こういう遊び心もとても重要だよね。
CGのクオリティも相変わらずハイ・レベル。素晴らしい

そういえば、細かい話で誰も触れていなかったけれど、天音の部屋にいるザリガニ、ちゃんと青くなっていたね。
気付いたときは蒔菜でもないけれどかなり嬉しかったよ!

--- Hシーン ---

アフターでは各キャラ2枚*2回ずつ、その他では1キャラにつき2枚*1回ずつ。
みんなこなれてきているだけあって、やはり全体的にエロくなっている。
天音だけはなぜかアナルをゴリ押ししてきていた。なんだったんだろうあれは

とにかく、私は破瓜シーンとか痛そうすぎて見ていられない人なので、こういう楽しくエッチしているほうが安心して擦ることができて嬉しいです。

--- 声優 ---

ここも、果実のときとほとんど書くことに大差なくなってしまう。
新キャラについてちょこっと書く。

麻子は安定のかわしまりの、このチョイスは間違いないね!
キアラの声は悪くないと思っていたのだけれど、喘ぎ声に違和感を覚えたのは私だけじゃないはず。ちょっと残念。
ギャレット大尉の声には最初は違和感があったけれども、ああいう男前な女性の声を演じるのってたぶんすごく難しいのだろうなぁ。

一姫については、良くも悪くもやっぱり青山ゆかりなんだな…という印象。
別に青山ゆかりのことが嫌いなわけではないけれど、演技に幅がない声優の代表格でもある。
そんな彼女が、まじこいの川神一子のようなバカキャラを精力的に演じた後に、風見一姫のような天才キャラを演じても、ちょっと理性とかそういうものの外側で受け入れられなくなってしまっているような気がする。

ただし、予約特典の録り下ろしドラマCD「新妻一姫の、萌え萌えきゅんきゅん、裸エプロン」の一姫はマジでエロかった。
なんだろう、天才が色欲に溺れるというギャップ萌えなのだろうか。
私はいつもギャップ萌えばかり強調しているような気がするな。
相手が雄二ではなく「あなた」だったのも大きなポイントかもしれない。

他の録り下ろしドラマCD「みちると、精の付く料理」も聴いたけれど、こちらは大したことなかった。

--- 音楽 ---

オープニング・ムービーに関しては、映像作品としてのクオリティは確実に上がっている。
現在のエロゲー界でもトップレベルであると言っても過言ではないだろう。
ただ、なぜだろう、私はなんとなく果実のオープニングのほうが好みなようだ。
別に迷宮のオープニングが嫌いとかそういうわけじゃないのだけれどね。
OPテーマ「ワールドエンド」をもっと聞き込めば違った感想も出てくるかもしれない。
今のところは「終末のフラクタル」のほうがお気に入り。

BGMについては、新しく実装されたものに果実ほどの煌めきはなかった。
ボーカル曲についても同じく。
「SKIP」はやはり神曲すぎたのだなぁ。

--- システム ---

果実と大差なし。
システムボイスのキャラクターが増えたのと、無駄な遊び心が増えたのは楽しいね。
デイブ教授とかさ。

--- 評価 ---

フロントウィング10周年記念作品として、全三部作として制作されたグリザイアシリーズ第二作目。
過去編+アフターストーリーというファンディスクのような内容だけれど、ただのFDに収まらない内容。
果実に明確なテーマがあっただけあって、迷宮にもその姿勢は受け継がれているようだ。
とは言え、そこまで掘り下げるのは蛇足だろう的な遠慮もあるのか、アフターストーリーではあまあまラブラブ的な展開が多かった。

そしてそれと対比させるように、シリアス展開全開の過去編。
この展開のほとんどは果実制作時から考えられていたんだなぁと思わせるものがある。
そういう意味では、制作スタッフがこの作品群に対して注いでいる情熱も伝わってこようというものだ。

しかし、ほとんど全ての作品に言えることだけれど、やはり二作目が一作目を越えるのは難しいということなのだろう。
特に三部作の二作目というのはとても中途半端なポジションでもあるし。
どうしてもその中途半端感は拭えない。
この評価も楽園が発売されれば全く違ったものになったりするのかもしれないけれど、今はそう言うしかない。

逆にヒロインたちを主眼におけば、そういうシリアス要素を排除した甘いシナリオでのみ彼女たちを描くことによって、雄二の存在感を薄くして彼女たちの魅力をさらに研ぎ澄ませたと言えなくもない。
何しろ楽しかったしね?
現状では秀作認定、★4評価です。
関連記事
category
ゲーム [★★★★★]
グリザイアの果実

グリザイアの迷宮 ショートショートシナリオ

グリザイアの迷宮、ラストはショートショートシナリオ。
思いついたけど本編には入れられなかったコント集みたいなノリか。全33篇。
これで全クリだね!

個人的なお気に入りは、「ジンくんとサッちん」「スーパーで焼き鳥を買って」「伝達事項」「俺がにゃいつでにゃいつが俺で」「おかんとゆうくん」あたりかな。
あの短さであれだけ笑えるという点では、「みちるの話」も素晴らしい。

---

ポジティブシンキング
「エンジェリック・ハゥル」で、天音と一姫がショートコントを繰り広げる話。
一姫のブラックジョークは私はとても面白いと思ったのだけれどね?

名探偵みちるの冒険
学園長殺人事件を、松嶋刑事とその助手入巣が推理していく話。
「あるとか、ないとか」のくだりは秀逸。
しかしこのSSを書いたライターは、天音に悪意があったとしか思えない。
なんだ膣トレって!あるのかそんなん!…調べてみたけど、あるのか膣トレ…世も末だな…。

天音は料理上手
蒔菜が見付けてくるUMAを天音が片っ端から料理してしまう話。あっはっはっは!

ジンくんとサッちん
女には三回サメについて夢中になって良い時期がある。
その時期を見誤らなかった幸は、瞬間、食われました。
「ダメだー!」
ところで、幸のしていたみちるの声真似は、本当に幸の声優がやっていたのだろうか?
そうだとしたら、さすがと言う他ない。

スーパーで焼き鳥を買って
みちるの中学生時代、親友の少女との平和な一幕

みちるの話
ものすごく、どうでも、いい

テッテレー
エイプリルフール、由美子が毒蛇に噛まれる。
これってドッキリとして成立してるの?

HPH
由美ちゃん紐パンツ履いてるらしいよ?略してHPH作戦

メディックのお仕事
映画を見てメディックに憧れるみちるに、幸は。

日本の国土
いきなり総理大臣になろうと思って、とか言い出すみちる。
もはや幸もそんな唐突さには動じないが、「北方領土って何県?」「尖閣諸島は?」という質問の前には固まるしかなかった。

箱の中身はなんでしょね?
グミをグミグミしてほしかった天音が、雄二に妙な訓練をさせられる話。

ヤンデレ由美子
千鶴に無視されたと思い込んだ由美子が、学校のPCにジョウロで水をかける話。
てかこれはヤンデレなのか?デレ要素なくないか?

伝達事項
伝言ゲームのごとく、由美子の変態っぷりが言い伝えられていく話。
もはや悪意があるとしか思えない。
というか、マキナが絡むといつもこうだよ!
幸ルートでもこんなことあったよね?

みちると幸のケツバットエデュケーション
「これからみちる様のお尻を十回バットで叩いてから、ためになることを言いますー!」
「飲んだら乗るなー!」
「乗るなら飲むなー!」
え、なんでみちるはケツバットされてたの?

寿司
学園だけじゃ儲からない。そんな風に先生は思いました。
でもスシハカセにはなれなかったようです。

サチデレラ
サチデレラがデザートブーツを履いて舞踏会に行く話。
何を言っているかわからないと思うが、私もよくわかっていないので仕方がない。
「わたしは、金なら、腐るほど、ある!」

鬼ごっこ
鬼ごっこをする前に、鬼関連のやたら重い話をする幸。
幸の声優は本当に演技の幅が広いなー

わっ、さすが風見さんです
雄二の小咄にひたすら感心している幸。
しかし中身は本当にどうでも良い話ばかり。
幸がオカシイのは雄二の影響が多分にあることがよくわかりました。

欲しいな週刊誌
最近の雑誌って、本当に細かなジャンルを掘り下げて生き残りを図っているよね。
しかし週刊友達はまずいと思うよ、由美ちゃん…。

天音の寝言
天音がひたすら下らない寝言を言っているだけの話。
しかし天音の口から聞くと、なぜかエロく聞こえてくるから不思議だ。

株式会社ブシロード
ものすごく進研ゼミ風味でカードゲームをゴリ押ししてくる話。
さりげなく雄二が幸を性処理に使っていたのはウケた。
「やっててよかったChaosTCG!!」

餅をつく
みちるが喜んで尻餅をつく話。
しかし確かになぜ尻で餅をつくなんて表現が慣用句になっているのだろうか。

由美子の秘密
「笑わないで聞いて欲しいんだけど…実はわたし…魔法少女だったの!!」
ブラのホックを外すだけの魔法っていうのも悲しいけど、心底うんざりだよみたいな反応に大人の対応で返すことで力がなくなってしまったというオチも悲しい。

幸のモノローグ
「夕暮れの町並みを歩いていると、不意に寂しくなったりすることってありませんか?」
そんなちょっとイイ話を、壺を売りつけるのに使っている幸の話。
みちるアフターにはこんな裏話があったのか…。

俺がにゃいつでにゃいつが俺で
みちるの、初心者でも簡単、三日で覚える優しい黒魔術によって、由美子と猫ニャーの魂が入れ替わってしまう話。
由美子が変な液体を舐めて昏倒したところは鼻水吹いてしまったよ。
由美子は普段のクールキャラが確立されてるせいか、こういう破壊力はマジでやばい。
そして無駄にエロいSSだった…CGがないのが惜しい…。

戦隊
戦隊モノに憧れたマキナが、クラスメイトの4人を巻き込んで、ミハマ戦隊を作ろうとする話。
「って、こんな連中の仲間に入りたくないのよさ…」
「…なんか、理想と現実って違う…」

マグロマン撮影中
落ち目の先輩マグロマンと、新進気鋭のカルビ将軍の日常。
マグロマンの裏側にはこんな生臭い話が…マグロだし仕方ないか…。

マキナスター
デイブ教授に憧れるマキナが、マキナ教授となって学園中の珍獣をリポートする話。
ノリとしては「戦隊」とほぼ一緒。

電波の入らない女
友達がいない現実を認めたくない由美子が、着信がないのをケータイのせいにする話。
なんだろう、この無性に泣きたくなる気持ちは…。

おかんとゆうくん
幼馴染み(幸)、おかん(天音)、おとん(ヤブイヌ)の家庭で、腕を無くした雄二に天音が義手を買ってくる話。
ポイント二倍の日に。ピヤノブラックの義手を。
もういろいろカオスなSSだったけど、この幸のキャラはめっちゃ好き!

由美子のお金で解決
「ふと思ったことがある。それは、なぜ私に人望がないのか。そこそこ美人で、性格だって悪くない」
「お金ならあるっていうのに…」
たぶんこのセリフに全ての答えが詰まっていると思うのだよね。
しかし、こういう空回りしている由美子は見ていて面白いね!

トルネードデビル
みんなで遊園地に行った帰り、ジェットコースターが死ぬほど怖かった由美子がマジ泣きする話。
「顔面が鼻水まみれです」「元からです」「元からですか」のくだりはウケた。
そしてサッちんはまじで鬼畜なのな…。
マキナに言わせれば、チンコがあればそのままセックスできたシチュエーションだったのに。

逆襲のジャー
どこかで幸が言っていた、マイコンというだけで人類に反逆してきそうな不穏な気配が現実となる話。
たぶん元ネタは、いさましいちびのトースター。

---

おまけ、予約特典冊子「グリザイアの地図」収録ショートシナリオ
「金色の風の香りな感じのカフェ」

誰しも人に言いたくないことがある、そして言わなくてもいいことがある。
自分の中で完結し、外に出さなくてもいいこと。
大切な想い出と、それを味わうための空気。
他人には無価値なように見えても、自分にとってはこの上なく大切なもの。
松嶋みちるにとっては、これが、それなのだ。

ちょっと切ないみちるの想いを下地に、アホな展開で着色していく。
大げさかもしれないけれど、グリザイアの醍醐味がこのSSには詰まっているような気がする。
関連記事
category
ゲーム [★★★★★]
グリザイアの果実

グリザイアの迷宮 天音アフター

グリマヨ、アフターラストはビッチなお姉さんこと周防天音ちゃん。
天音が雄二にだけ都合の良い女でいる理由は、天音ルート本編で十分語られたのだけれど、それでも不安は尽きない。
そんな彼女の後悔と懊悩を、雄二とのラブイチャに乗せてお送りするのが、この天音アフター。

天音の声を担当するのは、雪見そらこと田口宏子。
この人には私もたくさんお世話になっている。
「ヨスガノソラ」の春日野穹、「ef」の宮村みやこ、「七つのふしぎの終わるとき」の古宮エリス、「死神の接吻は別離の味」の琥珀、「よめはぴ」の清乃宮みつ、「車輪の国、向日葵の少女」の日向夏咲などなど。
可愛い声と安定した演技をみせてくれる、私のお気に入りの声優さんです。

---

天音は、未だに自分だけが幸せになることに抵抗があった。
いくら雄二が自分に罰を与えてくれる存在だとしても、それを悦んでしまう自分がいる限り、罰と成り得ているのかわからないから。
しかし、そんな天音の全てを、雄二は受け入れてくれる。
さらに、クラスメイトたちもふたりの未来を祝福してくれる。
自分たちが望まれていることに気付いた天音は、確かな未来に向けて一歩足を踏み出す、そんなお話。

かなりギャグ色が強いシナリオだった。
KKKばりの覆面会議が再び催されていたのにはウケた。
蒔菜の覆面がイカになってるのとか、天音がツッコむまで気付かなかったからね。
しかしこの会議では間違いなくみちるが輝いていた。
「ほら!オイルライターみたいなものよ!変わらない!それが安心!気が付けばいつものツンデレを選んでしまう!ツンデレこそ安心のブランドなのよ!」
「な、なによ!出したかったらあたしの中にオチンチン汁出したらいいじゃない!でも勘違いしないでよね!別にあんたの赤ちゃんが欲しい訳じゃないんだからね!欲しいけどっ!!」


一応、天音ルート以外の天音の未来についても考えてみる。
とは言え、天音については他のルートでもエピローグに何回か出てきているよね。
あんな感じで、天音も蒔菜と同じくフツーな感じの未来を歩むような気がする。
もちろんそれは端から見ただけでの普通であって、彼女の心の奥底にはドロドロとしたものが溜まって腐り続けていくのだろうけれど。
それでも天音の場合は、歪んでいるとはいえ自らの身体を差し出すことで一種の代償を受けられるのだから、救いがないとは思わない。
まぁ逆にそれにのめり込みすぎると悲惨なことにもなりそうだけれども。
関連記事
category
ゲーム [★★★★★]
グリザイアの果実

グリザイアの迷宮 デイブ教授の抜きまくりCh.

Hシーンの詰め合わせ集、デイブ教授の抜きまくりChannel。
デイブ教授のアナウンスは、ときどきイイコトを言ってくれる。
「諦めた瞬間に萎えは始まっているから」とかね!

Hシーンは各CG2枚ずつ。
幸を性奴隷にしてしまうストーリーとか欲しかったなぁ。
やっぱりメインヒロインは無碍には扱えないのだろうか。

---

天使たちの蜜月
天音ルート「エンジェリック・ハゥル」で、ヒルに噛まれた傷口を吸ってくれた一姫と、そのままエッチなことをしちゃうストーリー。
佐久間先輩に見つかっていなかったらこうなっていたのだろうか。
一姫可愛いよ一姫

保険医・春寺由梨亜の誘惑
JBが美浜学園の保健の先生だったら、というストーリー。
年上のエロさは嫌いじゃないけど、個人的には「カプリスの繭」のときの初心なJBのほうが好きだなぁ。

千鶴、シエスタな初体験
学園長室で居眠りをしていた千鶴が、雄二に襲われちゃうストーリー。ただし夢オチ。

千鶴、夢の新婚生活
千鶴と雄二が付き合っていたら、のストーリー。ただし妄想オチ。
千鶴が絡んでくるとこんなんばっかだな…不憫だ…。
こっちの千鶴は「カプリスの繭」のときのゴスロリっぽい服を着てくれています。
眼鏡外せる差分があればもっとよかったのになー

上司の秘書が俺の妹なわけがない!
キアラ・ファレルが雄二の妹になってしまっているストーリー。
ツッコミどころが多すぎて面倒になったら、そのまま抜くのが正解。
尻がデカイと散々言われていた通り、バックから突いてるCGはエロい。

もうひとつの冴えたヤリ方
蒔菜ルート、蒔菜の母親入巣清夏に初めて会ったとき、「蒔菜に手を出さないでくれ」というお願いを下半身にしてしまうストーリー。
というか、レイプして堕としてしまう話。
オチからいうと完全に蒔菜ルートよりもハッピーエンドになっている気がしてならない。
そして清夏エロい。これは正直予想外にアリだった。
関連記事
category
ゲーム [★★★★★]
グリザイアの果実

グリザイアの迷宮 蒔菜アフター

グリマヨ、アフター4本目はアホの子こと入巣蒔菜嬢。
蒔菜の声を当てているのは、民安ともえ。
この人も演技の幅が広い声優だけれど、蒔菜の声質はリトバスの棗鈴と同じタイプだね。

蒔菜アフターの舞台は、アメリカに行ってから数ヶ月後。
蒔菜が仕事の資格を取るために日本に帰ってきて、美浜学園の皆と再会したときのお話。

---

  そう、これが私のずっと求めていた日常。
  この穏やかな時間を守る為なら、きっと私は何でも出来る。
  これからも続くであろう苦難の道のりの果てに、いったい何が待ち受けているのだろう…?
  だけど、生き抜いてこそ、意味がある。生きて居ればこそ、守りたい物がある。


日常シーンの楽しさと、蒔菜の背負っているものの仄暗さのギャップが、なんだか無性に切なくなってしまうね。
何をおいてでも守りたいものがある。
それはセカイ樹の苗であり、美浜学園に残してきた日常であり。
その帰るべき場所はとてもキレイに、その代償として彼女が支払ったものはとても醜く描かれている。

それでも、蒔菜は雄二のために、雄二は蒔菜のために、生きる意味を見付けることができた。
大切なのは、どんな結果になろうとも、未来は自分が選ぶのだということ。
「左胸のバッジは誰が為に輝く」
――平和な日常の中で、お互いの生きる意味を見付けた雄二と蒔菜は、今日も、引き金を引けない誰かの為に、引き金を引く


---

雄二とみちるの再会のシーンはすごかった。
みちる可愛いよみちる。
その後雄二の部屋に来るみちる。ふぅ。
「ゴムは…流石に恥ずかしくて買ってきてないけど…まぁ、いっかなって…」

蒔菜ルート以外の蒔菜の未来について。
他ルートのエピローグに何回か出てきていたけれど、その通り、彼女は割と無難な未来を歩むと思われる。
失ったものも、得たものも、ルートに入ったときの方が多い。
どちらを重視するかで評価は変わるのだろうけれど、彼女の得たものの大きさを考えれば、救いはきっとあるに違いない。
関連記事
category
ゲーム [★★★★★]
グリザイアの果実

グリザイアの迷宮 由美子アフター

グリマヨ、アフター3本目は孤高のユミコーン改め恋する乙女、榊由美子ちゃん。
普段からデレることに慣れていないから、遠慮会釈無くデレてくる。
すごく可愛いです。

声優は、聞けば聞くほど味が出てくる一色ヒカル。
クールなときとデレるときのギャップが大変なことになっている。
「ぐぬぅ」が一番可愛い女の子でもある。

由美子アフターの舞台は、父親を失脚させて美浜学園に戻ってきたその直後。
雄二のために花嫁修業をしつつ、自分が大切なものを手に入れていたことに気付くお話。

---

「多分…わたしはずっと、こういう時間に憧れていたのよ…」
「友達と他愛もない話をしながら、一緒になって何かをする…」
「そういう…普通の女の子なら誰もが経験するような…当たり前の時間にね…」
「でも…だからこそ不安になってしまうのよ…」
「今まで…こんなに幸せを感じたことはなかったから…」


みんなに雄二のためにできることを教わりながら、由美子はそう言った。
裏切られ、損なわれ続けていた彼女の世界に、今まで無かったもの。
何気ない日常を送りながら、彼女は自分の世界に大切なものが増えていることに気付く。
そして、伝える気持ちは、謝罪ではなく感謝。

「ありがとう。わたしはもうずっと前から、幸せになってたのね」
「貴方たちのおかげで…ね」


---

由美子アフター始めて、いきなりバニーガールになってるのに笑いが止まらんかったよ!
一番最初のセリフが、「いっぱいご奉仕しちゃう…ぴょん」だからね。
メイド服のシーンがなかったのはちょっと残念。

由美子についても、もし雄二と付き合わなかったら、を考えてみた。
彼女には、割と無難な未来が待っている気がする。
「ごめんなさい」と言って父親に服従するか、普通にみんなと仲良くなっていくか。
関連記事
category
ゲーム [★★★★★]
グリザイアの果実

グリザイアの迷宮 幸アフター

グリマヨ、アフター2本目は淫乱メイドから雄二専用淫乱メイドに進化した、小嶺幸ちゃん。
しかしエッチシーンになると、いつもかましている毒舌下ネタキャラは影を潜めてしまう。
やっぱり好きなひとの前だと恥ずかしくなってしまうのだろうか。

幸の声を担当する声優は、清水愛。
出演作をざっと見てみたけれど、私がこの人にお世話になるのは、グリザイアが初めてのようだ。
幸の声そのものは好きでも嫌いでもないけれど、この大人しい声でドギツい下ネタを言うのは面白い。
演技の幅も広いし、なかなか良い声優だと思います。

幸アフターの舞台は、果実から1年後、幸の誕生日に結婚式を挙げようと準備をしている夏の終わり。
恋人から夫婦にランクアップするにあたり、ふたりが相手に求めるものをその身で理解し、本当の意味でわかり合えるようになるお話。

---

雄二は、幸に「心配を掛けたくない」「幸を守りたい」と考えている。
幸は、雄二に「雄二の役に立ちたい」「雄二を幸せにしたい」と考えている。
その求めるものの違いが、幸せなハズのふたりに一片の影を落とす。

そこで起こるイベントが、結婚式場に仕掛けられた爆弾。
幸でないと通れない狭いダクトの先にある爆弾に、雄二は幸にその解除を任せる。

無事をただ祈るように信じて待つ、幸の気持ちを味わう雄二。
心配をかけないようにその責任の全てを自らで背負い込もうとする、雄二の気持ちを味わう幸。
いつもの逆の立場に立つことで、相手の優しさと苦悩に気付くことができた。
そんな、自分本位な思いやりではなく相手が求めているものを思いやる気持ち、「好き以上の好き」にふたりは気付く。

---

アフターストーリーは全体そうなのかもしれないけれど、ダダ甘だった。
爆弾処理の練習をしていたところに爆弾魔が現われるなんて、ちょっと都合良すぎかなーと思わないこともなかった。
けど、描写されてないだけで、幸ならきっと他にも色んな雄二の技術を教えてもらっているに違いない。
今回はたまたま爆弾の話だっただけで、他の事件が起こっても似たようなことが出来たんだろうね。
というようなことを考えなきゃいけないのは、爆弾魔の動機とかが全く語られなかったから。
それがこのシナリオの完成度を下げているね。

ギャグはボチボチかな。
雄二がツンデレなのは気付いていたけど、雄二のデレを「お湿り台詞」と表現するのは秀逸。
グリカジの「お湿りなう」をここまで引っ張ってくるとは。

あと、エッチシーンでいきなり幸が歌い出したのは吹いた。
「サッちゃんはね♪イックと~き漏らしちゃうんだ淫乱だよ♪」みたいな…。
実際この場面に遭遇したらたぶん爆笑するけど、萎えるだろうなぁ。
蒔菜ルートの「ぶもぉぉぉぉぉ」と良い勝負だ。

マキナと言えば、結婚式前に雄二にフラレに来るところ、めっちゃ真面目なシーンだったのに全て台無しにしてくれたね。
真剣に見入ってたから、逆にヤバかった。
マキナのポテンシャルはやっぱスゲェな。

---

一応、雄二が幸の異常さを気に留めなかったら、の幸ルート以外の幸の未来を考えてみた。
5人のヒロインのなかで一番心が壊れていたのは幸だった。
そういう意味では、一番危ういキャラだと思う。
というか、あんな生き方してきて処女を守れてたのが奇跡のようなものだよね。

雄二が幸を救わなければ、両親のことまで解決できるハッピーエンドにはならなかった。
けれど、出会いによっては自らに課した枷を外せる機会はあるかもしれない。
それでグッドエンドかと思いきや、両親の幻想を殺さない限り彼女は幸せになれないという、ほとんどバッドエンド一直線な展開。
更に、彼女を救おうとする人間よりも、彼女を便利に使おうとする人間のほうが間違いなく多いというこの現実。
雄二がいなければ、みちるの次に悲しい未来が待っていたような気がしてならない。
関連記事
category
ゲーム [★★★★★]
グリザイアの果実
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。