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秒速5センチメートル -a chain of short stories about their distance- まとめ

初めて観たのは4年か5年か、そのくらい前だったように思う。
そこから何度観たかわからない。10回近く観ているような気がする。
そして、初めて観たときからずっと、この作品は私にとってNo.1のアニメーション作品であり続けている。

当時はもっと色々なことを考えた。
今観直してもあの時ほど感慨深いものはない。
それは私の心も弾力を失っているからなのかもしれない。
結局、男の恋愛は名前を付けて保存、女の恋愛は上書き保存、それだけの話なのかもしれない。

ただ、今だから思えることもある。
明里もきっと大きな喪失感を抱えている。
それは13歳だからできたことであって、25歳になってはできないこと。
明里はそれにずっと前から気付いていたのだろうし、だからこそ綺麗な想い出として取っておきたかったのだろうと思う。

男は往々にしてそういった純粋さをとても大切にし、それをひたすら追い求め続ける傾向がある。
けれど、女はそういう生き方はあまりしない。
汚れてゆく自分を自覚し、それでも妥協して生き延びていく。

身体を重ねても、心は重ね合わせられないことは沢山ある。
それと同じく、心が寄り添えても温もりにすら触れられないこともあるのかもしれない。

2話のコスモナウトに関しては、正直良くわからない。
絵は3話中一番綺麗なんだけどね。
貴樹の気持ちはあのロケットみたいにどこか遠くを目指し続けてる、っていうことなんだろうけど。

花苗はなんで優しくして欲しくなかったんだろう。
上っ面だけの優しさに惚れさせられるのが辛かったってことなのかな。
言うだけ言ってしまえば良かったのに。そういうこととは違うのだろうか。うぅむ。

私はやっぱり1話の桜花抄が一番好き。
人の一番素敵な部分が一番素敵な角度で描かれていたと思う。

  「ねえ。秒速5センチなんだって」
    「え、なに?」
  「桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル」
    「ふぅん。明里、そういうこと良く知ってるよね」
  「ねぇ、なんだかまるで雪みたいじゃない?」
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アニメ [★★★★★]
秒速5センチメートル
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