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輪るピングドラム 1話

生存戦略ー!で有名な、輪るピングドラムを見始めた。
オープニングを歌っているのは、またやくしまるえつこなんだね。
すっかりアニソン歌手になってしまったのか。
相対性理論好きだったんだけどな、最近新譜出てないよね。

タイトル、カタカナ表記でピングドラムだと気付かないけど、英語表記PENGUINDRUMでペンギンなのに気付く。

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さて、1話観た段階でのコメント。
まずやたらカラフル。
色遣いに妙なセンスを感じる。
私は好きだなぁ。

デフォルメされてる部分が多いなぁ。
シャフトみたい。
これからどう生かされてくるのかなー楽しみ。

後半の「せいぞんせんりゃくー!」のシーンは、まじで気合い入ってる。
あのまるで意味不明なシーンにあれだけのクオリティが出せるとは、並々ならぬこだわりを感じる。
その他も全体的にクオリティ高いと思う。

2クールものは途中でダレちゃうことがあるけど、これは楽しめそうだ。期待
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アニメ [★★★★★]
輪るピングドラム

輪るピングドラム 2~6話

--- 2話 ---
冒頭でいきなり「せいぞんせんりゃくー!」があって、わろてしまった。
このアニメのテーマは「運命」なのかな。

とりあえず、ピングドラムというナニカを手に入れなきゃいけないらしい。
人には見えないペンギンを使いこなしまくっていた。すごい

リンゴちゃんが何をしたいのか、ただのストーカーなのか。
そんなオチじゃない気がする。気になるー

--- 3話 ---
「せいぞんせんりゃくー!」は毎回やるお決まりなのかな?
観てて楽しいからいいんだけどさ!
3話はひまりがなぜか牛乳を一気飲みしてくれました。わろた

メインは、りんごちゃんが決められた運命をその通りに遂行する話。カレーで。
なぜそんなことをしなきゃいけないのか、その辺の事情が物語の核心、ピングドラムなのだろう。
ひまりの髪型が変わったのは関係ないはず!

--- 4話 ---
お決まりがなかった。残念。
引き続きリンゴちゃんが運命を遂行する話。
だんだんきな臭くなってきたよね。
誰があの日記を書いたんだろう。リンゴちゃんが自分で書いたのかな?

なぜかベルバラ風演出が多かった。おもしろかった。

--- 5話 ---
リンゴの未来日記にボロが出始めてきた。モンブランとか
予定通りに遂行できなかったらどうなるのだろう。

とか思ってたら、お決まりがきた!
黒ひまり口悪すぎわろた。脳みそド腐れビッチ娘は言い過ぎでしょう

冠葉はあれだけ引きずられてよく死ななかったよね!
でも、これでリンゴも帽子の力?を信じることになるのかな

--- 6話 ---
変な女の子が冠葉の周りに出てきた。
なぜか冠葉の記憶を消してまわっているようだ。
ピングドラムに関係あるのか?

ようやくリンゴの事情がわかったね!
日記を書いたのは死んだお姉さんで、お姉さんがしたことを自分が再びなぞりそれが真実になることで、曰く「運命の輪がまわり、大切なものが永遠になる」らしい。
先生に執着するのは、モモカが先生と付き合っていたからか。
ただのストーカーじゃなかった。…のか?

お決まりは今回もあった。
黒ひまりは晶馬に、リンゴの運命日記を遂行させてピングドラムを奪えと言う。
だからピングドラムってなんなんだよー!
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アニメ [★★★★★]
輪るピングドラム

輪るピングドラム 7~12話

--- 7話 ---
リンゴの運命は完全に潰えたようだ。
先生と女優が婚約してしまったよ!
あの女優もなにか企んでいそうだけども。
それでも諦めないリンゴちゃんかわゆ…す?

運命日記を書いたのはモモカで良いとして、内容は本当に日記なのか?
それともモモカの願望が書いてあるだけなのだろうか。
たぶん日記なんだと思うけど…。

お決まりの「せいぞんせんりゃくー!」は今回も。
黒ひまりちゃんかわゆすなぁ。
しかしなぜスカートのようなものを毎回脱いでしまうのか。
パンツじゃないから恥ずかしくないのかな?

--- 8話 ---
リンゴの悪あがきの回。
裸が見れるよ!なかなか素敵だと思います。

ストーカー行為はどうかと思うけど、ああいう一途さっておれは好き。
きっとスクイズで世界が好きなのと一緒。

結局プロジェクトMは失敗、日記も損壊、しかも晶馬が事故に。
物語が動き始めたなぁ。どうなるんだろう。
あと黒ペンギンの女の子はなんなんだ。
あの子もプロジェクトMって言ってたけど

--- 9話 ---
ひまりの回想回。
池袋のサンシャイン水族館で倒れる直前にひまりが迷い込んだ謎の世界(ひまりの深層意識?)でのお話と、過去の回想がメイン。

運命の至る場所とやらに行くことが生存戦略らしい。
相変わらずよくわからん。
ピンク髪の男キャラはとても珍しい気がする。

ピングドラムって、もしかしてそのままペンギンのドラムなのか?
すなわち、諦めてしまった幼年期の夢のこととか?
でもなぜそれをリンゴが持っているのか。
これを忘れちゃいけないよ、って言って渡された林檎と関係あるのか?
あとカエル君ってなんだろう…。

ともかく、物語の核心に迫りつつある気がするよ!
次回予告もそんな感じだったし。
黒ペンギンとその女の子、そして冠葉との関係が明かされそうな気がする

--- 10話 ---
晶馬の入院した病院で、黒ペンギンの女の子が日記を奪いに来る話。
やっぱり女たらしな冠葉を恨んでいるってことなのかな?

プロジェクトMって、黒ペンギンの子も孕みたがっている…のか?
なんかひまりじゃないペンギン帽子の子も出てきたし。
そういえばサンシャイン水族館でひまりも見ていたなぁ。

演出がますますシャフトっぽくなってきた。
私はこういうのはとても良いと思います

--- 11話 ---
黒ペンギンの女の子の正体が明かされる。
案の定冠葉を慕っているようだ。
そしてやっぱり別のペンギン帽子の子がついてる。
これも生存戦略?

リンゴのプロジェクトMの続き。
そしてどうやら、というか案の定、リンゴは晶馬を好きになってしまっていたらしい。
そのせいでリンゴは晶馬を責める。
「なんであなたは私の前に現われたの?」

リンゴの姉、モモカが死んだのは16年も前だった。
しかもその命日にリンゴも、冠葉も晶馬も生まれたらしい。
そして晶馬は、モモカが死んだのは自分たちが生まれたせいだ、という。

生存戦略、今回は簡易バージョン。
でもいつもの終わりかたではなく、黒い地下鉄のなかへ派生。
「95」ってなんだろ?

--- 12話 ---
16年前の回想、そして再びひまりの死。
16年前の地下鉄の事件って、サリン事件が元か。
95年だったから、確かにもう16年も経っているんだなぁ。光陰矢のごとし
3人の両親がオウム的なところで幹部的なことをしていて、2人が生まれた打ち上げで事件を起こした?そういう設定らしい。

またひまりが死んでしまった。
なぜか冠葉には予告電話付き。なぜ死ぬのがわかったのだろう

1話の生存戦略で、脱いだひまりが冠葉の胸から何かを取り出すシーンが確かにあったけど、あれって冠葉から寿命というか命をもらっていたんだね。
でも使い切ってしまった。
ひまり曰く、「恋のようなもの、初めてのキスのようなもの、一度きりしか効かない」らしい。

---

ひまりが死ぬのは運命と言えるだろう。
しかし、生存戦略、そしてそれを受け入れピングドラムを探す冠葉と晶馬は、運命を否定し、立ち向かっている。
それに引き替え、リンゴは自分がモモカの代わりになることを運命と考え、積極的にそれを肯定してゆく。
このスタンスの違いはなにか。

生存戦略、つまり人が人として生きていくために成すべきこと、それが運命を否定する場合と肯定する場合がある。
この二者の矛盾、そしてそもそも運命とは何か、が主なテーマか。

しかし面白いなぁこのアニメは。
クオリティも衰えないし、作り手のこの作品に対する愛さえ感じる気がするよ!
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アニメ [★★★★★]
輪るピングドラム

輪るピングドラム 13、14話

そろそろ話数が溜まったので消化。
陽毬がまた死んでしまったのと、高倉兄妹の親の過去まで話は進んだのだよね。
あと大事なのは半分になった日記と、もう1人の女の子とペンギンかな。

--- 13話 僕と君の罪と罰 ---

今回からタイトルを付せます。
毎回Cパートで出してくるのが憎いね。

ピンク髪の男の薬で、陽毬が生き返った。
その対価は、おそらく冠葉の寿命かなにか。
ピンク男の正体も目的もよく分からないからな。
「自分と同じ世界を見ることのできた女の子」に振り向いてもらうことが目的なのかな?
それはきっと黒陽毬の人格の女の子なんだろうな。

高倉兄妹の両親が逮捕される回想もあった。
あまり大事じゃないことだと思うけど、事件が起こったのは16年前、逮捕されたのは3年前、で合っているかな。
発生から逮捕までだいぶ時間かかったんだなぁ。

高倉家の罪は、両親が事件を起こしたこと、ひいては冠葉と晶馬が生まれたこと。
罰は、陽毬が死ぬこと。
これがタイトルの「僕」の罪と罰だろう。

じゃあ「君」は?
なんか今回はちょっと難しい回だったな。
それと、今回からエンディングが2期目に変わりました。

--- 14話 嘘つき姫 ---

自分たちの罪のせいで人から好かれない(と思っている)高倉兄妹の話。
晶馬は、リンゴが自分たちのことを許してくれないと思って、彼女を遠ざける。
陽毬は、マフラーを編んだけど結局誰にあげても喜んでもらえないと思って、捨ててしまう。
だからこそこの兄妹はとても強い絆で結ばれているのだろうね。

それと、冠葉が黒ペンギンの女の子、元カノに襲われる。
カッコ良く撃退したけど、陽毬のこと女として愛しているんでしょ?って言われてた。
うーん、どうなんだろね?
ちょっと違う気がするけどな。
それよか、冠葉はどうやって金を工面しているのだろうね。

そして、傷心中のリンゴが時籠ゆりの甘い言葉に乗って、手籠めにされかけている。
ゆりとモモカは幼なじみであり、そしてゆりにとってモモカは運命の人。
モモカになることを諦めたリンゴを、モモカにしようとしているらしいね。

あと、日記の半分はゆりが持ってた。
うーむ、予想外な人物が。
リンゴの貞操は守られるのか。次回に期待。
そういえばまたエンディングソングが変わってたね。
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アニメ [★★★★★]
輪るピングドラム

輪るピングドラム 15~18話

--- 15話 世界を救う者 ---

今回からオープニングが2期へ移行。
相変わらずやくしまるえつこなんだね。
ノルニルのほうが好きだったな。

メインは、ゆりとモモカの過去。
モモカはあの日記を使うことで、「運命の乗り換え」ができるらしい。
詳しいことはわからないけど、既に決まっている世界を違うように作り替えられるらしいね。
モモカはその力でダビデ像タワーを東京タワーに変え、ゆりを父親から解放して自由にした。
モモカはその代償に大怪我を負うけど、そこまで自分のためにしてくれるモモカを見て、ゆりは彼女を信じることにしたのだね。
でも、そのモモカが事件で死んでしまった。
ゆりが日記を手に入れる目的は、モモカが死ぬ運命を乗り換えるため。
なんだかとても切ない話だ。
このエンディングはちょっとずるいよね。

黒ペンギンの女が、ゆりのところへ日記を奪いに来た。
結局はダミーを掴ませて退かせたようだけど、そのおかげでリンゴの貞操は守られたみたい。
晶馬がご都合主義で隣の部屋に泊まっていたけど、役立たず。

--- 16話 死なない男 ---

黒ペンギンの女の子(真砂子というらしい)の話。
頑固で勝者の祖父と敗者の父の確執のもとで、祖父に恨みを抱いていた真砂子の過去。
そこに冠葉が現われて、味方になってくれたらしいね。
祖父は勝手に縊れてしまったのだけど、その呪いは今でも真砂子の弟に残っている。のか?

真砂子が日記を求めるのは、ピンク髪の男との契約のせい。
日記を見付ける代わりに弟を助けてくれる、そういう話のようだね。
どうにもよく分からない点はいろいろあるけども。

今回は久々に「生存戦略ー!」があった。
窓の外から陽毬を見るカットで始まったので、台詞はなぜか陽毬の手書きポップで代用。
正直ウケた。
てか、今回はあのメイドさんの写真撮るだけじゃないか。
よく意味がわかりません。
話がシリアスなだけに、ギャグシーンが多い回だったような気がするね。

--- 17話 許されざる者 ---

ゆりと多蕗、そして真砂子の思惑が錯綜する回。
なんだか最近話が難しいな。

陽毬とリンゴは、病院を抜け出して冠葉と晶馬に編むセーターの毛糸を買いに行く。
そこでゆりと多蕗に見つかり、食事に誘われる。
ふたりはきっと、今でも高倉のことを許せないのだろう。
親が悪いだけで子は悪くない、理屈は分かっていても感情はそうはならないのだね。

今回も陽毬の生存戦略があった。
やっぱりあれを見るとテンションが上がるね!
なぜか黒陽毬が冠葉を押し倒していたけども。
「なぜなら、ピングドラムは、おまえの…」
おまえの、なんなんだよー!

--- 18話 だから私のためにいてほしい ---

多蕗に廃ビルに連れて行かれた陽毬とリンゴ、それを助けに行く冠葉の話。
多蕗もゆりと同じく、歪んだ親の元で育ったらしい。
世界に自分の居場所なんてない、そう絶望したときに、そこから掬い上げてくれたのがモモカだった。
「だったら、私のために生きて!」

モモカがいい子すぎて生きるのが辛い。
多蕗とゆりの気持ちはわかるよ。
そんな大事な人を奪われたら、何かを憎まずにはいられない。
そうしなきゃ、生きている意味が分からなくなっちゃうもんね。

そうして罰を与えようとした多蕗から、罰を拒絶したのが冠葉、受け入れたのが陽毬。
その陽毬に心を打たれたのか、もしくはモモカの面影を見たのかよく分からないけど、多蕗は陽毬を助ける。
いやどうやって助けたのかもよくわからなかったんですけどね。

運命に立ち向かうのがゆりと多蕗、受け入れるのがリンゴ。
ゆりや多蕗みたいに、罪を憎むことで立ち上がる生き方もある。
けど、リンゴは。

  「私は違うよ。悲しいことも、辛いことも、無駄だなんて思わない。
  それが運命なら、きっと意味がある。私は受け入れて、強くなるよ。だから――」
  だから私のためにいてほしい

このタイトルの入れ方は神すぎるだろう…。
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輪るピングドラム

輪るピングドラム 19、20話

--- 19話 私の運命の人 ---

陽毬回。
退院した陽毬は、だんだん家から自分の居場所がなくなっていくように感じていた。
そこに訪ねてくる真砂子。
真砂子は、冠葉の愛を帰せ、私の真実を返せと迫る。
どうやら、冠葉と晶馬は陽毬と血が繋がっていないのかも。

多蕗と同じように、陽毬も「子どもブロイラー」にいた描写があった。
多蕗にとってのモモカのように、陽毬に生きる意味を与えてくれたのは晶馬だった。

晶馬は陽毬に、家族になろうと言う。
そして運命の果実を差し出し、僕らには魔法がある、という。
ここでたぶん運命の乗り換えが行われたんだなぁ。

真砂子はなぜそのことを知っていたのか。
というか、真砂子と冠葉の繋がりもまだよくわかってない。
謎が多い女だ。

そういえば、冠葉が妙に金回りが良い事情もわかった。
どうやら両親やその仲間とちょくちょく会って、そこからお金を貰っていたようだね。

--- 20話 選んでくれてありがとう ---

陽毬回の続き、晶馬が陽毬を選んだ過去の話。

誰にも選ばれず、何者にもなれないと透明にされてしまう世界。
そこで晶馬は陽毬を選んだ。
言葉以外の魔法が何かあったのだろうか、あったならなぜ晶馬はそれを使えたのか。
やっぱり「君が必要だ」っていうその言葉以上の魔法なんてないのかな。

ついでに、真砂子の親と高倉の親は同じ集団に属していて、そこで真砂子と冠葉は知り合ったみたいだね。
真砂子にとっては、陽毬がいないときには冠葉のことを独占できていたのに、陽毬が来てその愛が失われてしまったってことか。

なんだか最近切ない話が続くなぁ。
晶馬は事件を起こした両親を許せず、冠葉は両親と同じくこの間違った世界が許せない。
陽毬は過去を思い出した割に、もう吹っ切れたのかわからないけど、妙に元気だった。
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輪るピングドラム

輪るピングドラム 21、22話

--- 21話 僕たちが選ぶ運命のドア ---

いくつか衝撃の事実が判明。

まず、高倉兄妹は全く血が繋がってなかった。
高倉の血を引くのは晶馬だけ。
冠葉は真砂子の実兄だった。
真砂子の父親が死んだときに、高倉に引き取られてきたらしい。

そのことについて真砂子は「あの時、冠葉は私とマリオさんのために、自分の人生の全てを捨ててあそこに残ったのよ」と言っていた。
あそこって、高倉剣山のいる組織のことかな。
それがどうして真砂子たちのためになるのか、父親が死ぬのかはよくわからない。

あと、高倉家の両親が生きているようにみえたのは幻だった。
冠葉は幽霊と会っていたんだ。
ラーメン屋に残されていたのは、ふたりの白骨死体。
冠葉は高倉の両親の、そして真砂子の父親の遺志を継いで、組織に関わっている。
親のためでもあるし、陽毬を救うためでもある。

晶馬はそんな冠葉を許せなかった。
そして高倉家の崩壊。
「もう、家族ごっこは終わりにする」
「私ね、ほんとはあのときからずっと、ずっと、晶ちゃんのこと…」

冠葉は正しい結果を導くために間違った過程を行い。
晶馬は正しい結果を導くために正しい過程を模索し。
陽毬は間違った過程を正すために間違った結果を導く。
彼らが選ぶ運命のドア。

--- 22話 美しい棺 ---

冠葉と真砂子の運命の話。
「陽毬、お前が死んだら俺はこの世界を許さない」

自分の命を代償にしてでさえ冠葉を止めたい陽毬。
彼女が開いた運命のドアの先は、最初に死ぬはずだった水族館。
そこで自分の死の先にある未来を希う。

自分の父親のように組織に使い捨てられてゆく冠葉を止めたい真砂子。
彼女もまた、運命を変えようと戦い続けてきたひとりだった。
「私は、二度あなたを失いたくない!」

包囲されて撃たれる真砂子を、冠葉は身を挺して守った。
そして真砂子は気付く、冠葉はずっと守りたいもののために戦い続けていること、そしてそこに自分も入っていることに。
灰色の世界から救い出してくれたのは冠葉だった。
だから、今度は自分が冠葉を、冠葉の守りたいものを守る番。
「嫌だわ、早くすり潰さないと」

真砂子がとてもカッコ良い回。
やたら人死にが多い回でもある。
真砂子も、陽毬まで死んでしまったのだろうか
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輪るピングドラム

輪るピングドラム 23、24話+まとめ

--- 23話 運命の至る場所 ---

陽毬はまた危篤となり、病院へ。
冠葉は行方不明。
晶馬とリンゴは陽毬の付き添い。

陽毬は冠葉のしようとしていることを知っている。
そして、夢で晶馬に冠葉を止めてくれるよう頼む。

16年前に眞悧は世界を壊そうとして死んでいた。
世界の崩壊を止めたのはモモカ。
でも運命の乗り換えをする呪文は半分しか唱えられず、モモカも死んでしまう。

冠葉は陽毬を救うためには世界を壊すことも厭わない。
リンゴを呼び出し、呪文の書かれている日記を燃やす。
そんな冠葉を止めるために、晶馬は運命の列車に乗る。
冠葉を導くのは、きっとモモカ。

--- 24話 愛してる ---

最終話。
運命の列車と過去の話。

10年前、箱に閉じ込められた冠葉と晶馬。
運命によって選ばれたのは冠葉だったが、冠葉は林檎を晶馬と分け、ふたりで生き残っていた。

そして最後の生存戦略と、リンゴの運命の乗り換え。
世界を壊してでも陽毬を守ろうとする冠葉に、晶馬は林檎すなわち運命の果実を返す。
冠葉はピングドラムを陽毬に渡し、運命の乗り換えが行われる。
陽毬は生き返り、冠葉と晶馬は消える。
「運命の果実を一緒に食べよう」

乗り換えが行われた世界では、陽毬は高倉家の一人娘でリンゴの友達。
冠葉と晶馬は兄弟として生まれ変わり、陽毬やリンゴとは関係なく生きていた。
  「忘れないよ、絶対に。ずっと、ずっと、」
  愛してる

--- まとめ ---

可愛い絵柄やデフォルメとは対比的に、ずいぶん示唆に富んだ内容のアニメ。
結局最後までピングドラムがなんなのか、なぜそれをピングドラムというのかはわからないまま終わってしまった。

個人的な解釈でいうと、ピングドラムは運命の人にもらった愛のこと。
10年前、箱のなかで冠葉は晶馬にピングドラムを分ける。
晶馬は子供ブロイラーで陽毬にピングドラムを分ける。
最初の生存戦略で、冠葉は陽毬にピングドラムを分ける。
最後の生存戦略で、晶馬は冠葉にピングドラムを返し、冠葉は陽毬にピングドラムを渡す。
冠葉の手に入れた愛が、輪廻して陽毬へと受け継がれていく物語だったのだな。

ただ、運命の果実を食べるのは罪なこと。
その罰が、「きっと何者にもなれない」ということなんだろう。

自分で書いていてよくわからなくなってきた。
どうやら銀河鉄道の夜が大事なベースになっているみたい。
昔読んだけど、意味わからないまま終わってしまった覚えがあるような。

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雰囲気だけはとても良いアニメ。
ここまでサブタイトルを効果的に使ってきたアニメは記憶にないな。
18話と最終話24話のタイトルの入り方は感動しちゃうね。

シナリオについて考え始めるとドツボにはまりそう。
ちゃんと自分なりの答えが出せれば良いのだけどね!
1周で理解するのはなかなか酷かもしれない。
BD版が揃ったら2周目しちゃおうかな!
★4評価です。
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輪るピングドラム

輪るピングドラム 考察

愛の物語。

ピングドラムとは、愛に生きて愛に死ぬ想いそのもの。
作中で「リンゴ」として描かれていたのは、ピングドラムで生き抜いた魂が神様から愛され、授かった命のこと。
  「つまり、リンゴは愛による死を自ら選択したものへのご褒美でもあるんだよ」(1話冒頭、24話末尾)

そして「輪るピングドラム」は、その愛そのものでもある命を輪す(輪廻させる)ことで生きようとする(生存戦略を行う)少年少女の物語。

人は誰かに選ばれ、愛されなければ生きることができない。
誰にも選ばれないと「こどもブロイラー」や「箱」といったものの中で死んでしまう。
  「この世界は選ばれるか選ばれないか。選ばれないことは、死ぬこと」(20話、幼少期陽毬)

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1つのリンゴを巡る物語は、10年前のKIGAから始まり、運命の至る場所で終わる。
リンゴの分け合い方はとてもわかりやすい画像があったので、これを見れば一目瞭然。
penguindrum_apple.jpg


補足は二点だけ。
一点目は10年前のリンゴの発生について。
高倉冠葉(当時は夏芽冠葉)は、双子の妹真砂子と弟マリオの身代わりとなって全てを捨て、夏芽父と共にKIGAに残る。
父に愛されなかった冠葉は晶馬と共に「箱」の中で愛に飢え、死にそうになっていた。
  「冠葉、やっぱりお前じゃだめだ。お前を選ぶんじゃなかった。私は家族に失敗したよ」(21話、夏芽父)
  「あそこは美しい棺。私はそのことに気付かない子供だった。
   冠葉、あなたは私とマリオさんをその影から救い出してくれた。陽の当たる世界に」(22話、真砂子)


神様は冠葉の兄弟愛に、ご褒美としてリンゴを授ける。
  「冠葉は選ばれたんだ」
  「選ばれた? 誰に? 何に?」
  「生き残るのは冠葉だ」
  「わかった。悪いな、これが運命なんだ」(24話、晶馬と冠葉)


冠葉はその運命の果実を晶馬と分け合い、二人で生き延びる。
  「運命の果実を一緒に食べよう」(24話、冠葉)

生き延びた高倉晶馬は、誰からも選ばれなかった子供、陽毬に出会う。
そして晶馬は「こどもブロイラー」に送られた陽毬を選び、運命の果実を分け合って生き延びさせる。
  「さようなら、何者にもなれなかった私」
  「行っちゃだめだ! 一緒に帰ろう。僕と一緒に。僕たちは家族になるんだ」
  「どうやって? 私はあなたの家族じゃないよ」
  「平気さ、僕らには魔法がある。運命の果実を一緒に食べよう」
  「選んでくれて、ありがとう」(19話、陽毬と晶馬)


同時期に夏芽父が死に、冠葉は高倉家に引き取られ、冠葉と晶馬と陽毬は三兄弟になる。
父を失い絶望しかけていた冠葉は、陽毬と出会って彼女を守ることを誓う。
絆創膏を張ってくれた陽毬の優しさに、自分が存在することを許されたように感じたのではないだろうか。
  「人はね、光が必要なんだ。そして彼はようやく見付けた。光を、希望を。
   それだけが彼の生きる意味なんだ」(24話、眞悧)


そしてその10年後、眞悧のゲームが始まる。

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もう一点は乗り換え後の世界について。
晶馬は、乗り換えの呪文を唱えたことで呪いの炎に焼かれるはずだった苹果の身代わりになる。
  「これは僕たちの罰だから。ありがとう、愛してる」(24話、晶馬)

神様は晶馬の苹果への想い、ピングドラムに対してご褒美としてまた新たなリンゴを授ける。
そして晶馬はその運命の果実を再び冠葉と分け合う。
エピローグにチビになった二人が出てきたけれど、二人は陽毬と苹果のいる世界にはいない。
  「呪文を使うと君が代償を払うんだ。
   君が呪いの炎に焼かれて、世界の風景から消えちゃうよ?」(24話、眞悧)
  「ねぇ、僕たちどこ行く?」
  「どこ行きたい?」
  「そうだな……じゃあ……」(24話、乗り換え後の冠葉と晶馬)


眞悧は言う。
  「君たちは決して呪いから出ることはできない。
   僕がそうであるように。箱のなかの君たちが何かを得ることなどない。
   この世界に何も残せず、ただ消えるんだ。塵一つ残せないのさ。
   君たちは絶対に幸せになんかなれない!」(24話、眞悧)


けれど、陽毬は言った。
  「信じてるよ。いつだって一人なんかじゃない。
   忘れないよ、絶対に。ずっと、ずっと――愛してる」(24話、陽毬)


二人はどこに向かったのだろうか。
二人の想いはちゃんと陽毬に残っている。
その後のシーンで、陽毬のベッドに吊されていた天使が描かれていた。
勝手な想像だけれど、陽毬が子供を産んだら双子が生まれそうな気がするなぁ。

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「運命」とはリンゴのことであり、「運命の人」とは運命の果実を分け合ったもの同士のことを言う。
だから厳密に言うと「陽毬にとっての晶馬」「晶馬にとっての冠葉」「乗り換え後の冠葉にとっての晶馬」しか「運命の人」は存在しない。

しかしピングドラム=リンゴではない。ピングドラムは愛そのものなのだ。
だから最終的に「陽毬にとっての冠葉と晶馬」「冠葉にとっての陽毬と晶馬と真砂子」「晶馬にとっての冠葉と苹果」「苹果にとっての桃果」「ゆりにとっての桃果と多蕗」「多蕗にとっての桃果とゆり」「真砂子にとっての冠葉とマリオ」「桃果にとっての全員」という複雑な相関図が出来上がる。
そして、全ては10年前の冠葉の運命の果実と、16年前の世界を救おうとした桃果のピングドラムから始まったのだ。
これがピングドラムが輪っているということなのだろう。

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「運命の至る場所」とは、16年前のピングフォースの起こしたテロに対する神様の罰が、神様の思惑通りに執行された場合の世界のこと。
眞悧も桃果もその結末を知っていて、眞悧は謎のアンプルで、桃果は日記の呪文で干渉することができる。

23話までの冠葉は、リンゴがなくても生きていける世界を作ろうとしていた。
選ばれないと生きていけない世界なんて間違っている。
そもそも選ばれない子供がいる時点でおかしいんだ。
だからそんな間違った世界なんか壊してやる。そういうことだと思う。
  「この理不尽で不公平な世界は終わる。陽毬の命は救われるんだ。
   この世界は俺たちに絶対に実りの果実を与えたりしない」
(23話、冠葉)

対する晶馬は、きっと苹果と一緒だ。
罰を運命として受け入れて、なおどうするか。
  「悲しいことも、辛いことも、無駄だなんて思わない。
   それが運命なら、きっと意味がある。私は受け入れて強くなるよ」(18話、苹果)
  「これが僕たちの運命だったんだ。君も、僕たち兄弟も、過去に呪われてるんだ。
   やっとわかったよ。あの時僕たちが出会った理由が。このときのためだったんだ」
  「僕たちの愛も、僕たちの罰も、みんな分け合うんだ。
   これが僕たちの始まり。運命だったんだ!」(24話、晶馬)


これは愛に飢えた子供たちの物語。
  「でも世界中のほとんどの子供たちは僕たちと一緒だよ。
   だから、たった一度でもいい、誰かの愛しているっていう言葉が、僕たちには必要だった」
  「例え運命が全てを奪ったとしても、愛された子供はきっと幸せを見付けられる。
   私たちはそれをするために、世界に残されたのね」(24話、多蕗とゆり)


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二周目を回しても、正直細かな部分はいまいちピンと来ていない。
特に眞悧と桃果の思惑のあたり。
ものすごく奥の深いアニメだ。

「きっと何者にもなれない」。なぜならリンゴを半分しか持っていないのだから。
それは、誰からも必要とされなかったということの裏返しか。
あるいは社会の歯車ではない「本当の自分」を必要としてほしいということなのかもしれない。

正直に言って、最終回ではだだ泣きしてしまった。
運命の果実ではないにせよ、私はきっと何かを丸ごと一個持っている。
彼らにはその欠片でさえも欲しくて堪らなかったのに、私はこの重さに耐え切れそうもない。
せっかく丸々あるのだから、誰かと一緒に食べたりしてみたい。

このアニメはサブタイトルの入れ方に始まる雰囲気作りが神すぎる。
リアリティを削ぎ落としてシナリオに集中させようとする姿勢も好ましいね。
そしてそのシナリオがやたらめったら重くて深い。
余裕であと二周は楽しめそうだ。

一周目は内容の理解が浅く★4評価で止まってしまったけれど、二周目を経て神作認定★5評価です。
2クールもので長いけれど、最低でも後半は一気に見たい。
でないと訳がわからないことになりそう。
ところで桃果ちゃんが良い子すぎるです。あの子は普通の人間じゃない!
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アニメ [★★★★★]
輪るピングドラム