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ベン・トー 1~3話

テキトーに流し見するつもりでいたら、思わず記事を書かずにはいられなかったアニメがコレ。
なので、これは2周目の記事になります。



#01 ネバれ、納豆オクラ丼ぶっかけチーズトッピング弁当 440kcal

「ま、これに懲りたならもう半額弁当に触れようとは思わないことだな。もしくは、大人しく半額になる前の弁当を買っていけ。さもなければ、次は――」


貧乏学生の主人公が晩飯を求めてスーパーを訪れると、たまたま弁当に半額シールが貼られるところだった。
それに手を伸ばした瞬間――彼はその身をもって知らされることになる。
男たちの熱き戦いを。誇りを拳に込める世界の存在を!

と、白粉花になりきって紹介したくなる、圧倒的な第1話。
物語としては、半額弁当を争奪する舞台の紹介と、ヒロイン「氷結の魔女」こと槍水仙の登場。
白粉さんは、わざわざ争奪戦を観戦しに毎晩スーパーを訪れていたんですね。

それにしても槍水先輩のカッコよさったら尋常じゃない。
しかし佐藤くんがパンツパンツ言うから時間の流れをイジってみたけど、槍水先輩ってばスパッツ履いてるじゃないですか!?
黒ストにスパッツって防御力高すぎでしょ……。

#02 サバの味噌煮弁当 674kcal

「――狼になりたいんじゃないのか」


ハーフプライサー同好会へ入会し、幾度かの戦いを経て、大猪やアラシに打ち勝って初の白星を上げる。

ムダにアツイ戦いは見どころしかない。
カートの足がキュルキュルいっちゃってるところとかね!
月桂冠とかいう、厨二心をギュンギュンくすぐってくる設定もアツすぎる。

ところで、いつもはクールビューティな槍水先輩が、色仕掛けまで使った強引な勧誘をしてくるとか!
あんなに情熱的な先輩が見れるのは最初で最後な気がします!?
逆に、白梅梅ちゃんには少し情熱を抑えてほしいところですが。

「先輩、もしかして――待っててくれたんですか?」
「ん……まぁな」


#03 大盛りチーズカツカレー 1080kcal

前半の焼身自殺のくだりはなに!?
せっかくきちんと繕った制服を全力投球とか、草しか生えないんですけど。
槍水先輩ってば話を聞いてくれなかった怒り方が斜め上すぎるでしょ!

3話のメインは、「ダンドーと猟犬群」に誘われた佐藤と白粉が、半額弁当のなんたるかを理解するエピソード。

群れなければ戦えないから「犬」と呼ばれる彼らだが、その集団戦の勝率は一人で戦う狼のそれを大きく上回る。
しかし、狼の視点から見れば、確実に半額弁当を入手できるという誘惑に負け、誇りを捨てたとも言える。

佐藤洋が半額弁当にこだわるのは、(もちろん食費込みの生活費が月2万5千円しかないせいもあるが)「氷結の女神」に憧れたから。
白粉花が半額弁当にこだわるのは、自分を認めてくれる人たちと同じ視点でいたいから。

「おまえたちにとって半額弁当は、ただの売れ残りの古い弁当か?」
「いいえ。もっと――それ以上のものです」

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アニメ [★★★★☆]
ベン・トー

ベン・トー 4~6話

#04 豚肉生姜焼き弁当 852kcal

著莪あやめ、登場回。
裏ではいろいろ起こっているらしいのだけれど、それは追々。

金髪ハーフでワガママボディのおてんば娘(自主規制)なあやめちゃん。
そんなに珍しいキャラクター設定ではないはず。
なのに、私は彼女から特別ななにかを感じる。
そう、この気持ちに名前をつけるならきっと、トキメキ……(恍惚)

……なんしょうか、私って実はけっこうおっぱい好きだったりするんでしょうか?
それとも、試行錯誤を繰り返して勝利をつかもうとするアツい根性が好きなんでしょうか?
もしかしたら、割り箸でドレスの裾をたくし上げちゃうカッコイイ戦い方が好きなのかも!
(実はメガネっ子スキーだった可能性)

#05 北海道の鮭を使ったあら汁 326kcal

ガヴリエル・ラチェットとモナークの企み「西区制圧作戦」が明らかになる。
井ノ上あせびの登場回でもあり、主人公に二つ名がつくきっかけの回でもある。

というか、女装までの流れが完璧すぎる。
個人的には、トランクスが見えちゃってるほうが恥ずかしくない? とか思うんだけど、どうなんですかね?
私ならかわいいパンツも用意してもらうよ!

さて、モナークの目的は、西区最強の狼を倒して自分が最強になること。
そのために、あやめを使って佐藤を、そして槍水先輩を誘い出そうとしていた――のかな?
あやめがそのことを秘密にしていたのは、佐藤の力に可能性を感じたからか。

とりあえず、警備員の足止めをするあやめちゃんがかわいい!

#06 特製ザンギ弁当 795kcal

「氷結の魔女」「湖の麗人」「変態」 vs 「帝王<モナーク>」「ガヴリエル・ラチェット」回。

ストーリー的には、ヒロインのピンチに主人公たちが駆けつけて、最後に正義は勝つ――といった、極めて王道なもの。
罠にハメられて血まみれな槍水先輩からは鬼気迫るものを感じましたけどね!
そして、決着がついた後に、主人公とあやめちゃんが月桂冠をかけて戦っちゃうのもいいね!

モナークの気持ちもわかるのがニクイところ。
いわばこれは敵討ちであり、あこがれの先輩が成し得なかったことを成し遂げたかったのだ。

「あなたが本当に追い求めたのは最強の名前なんかじゃない。自由で美しかった、あの蝶の姿だ」

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アニメ [★★★★☆]
ベン・トー

ベン・トー 7~9話

#07 オムっぱい弁当 752kcal と ロコもっこり弁当 1100kcal

先輩の競泳水着がまぶしい水着回。
そして、白粉さんは中学時代のスク水。今年のプールの授業はどうしてるの

あせびと沢桔姉妹まで登場したので、すべての女性キャラの水着姿を拝むことができる。
ちなみに、一番エロいシーンはなぜか茶髪に当てられている。
流されたビキニのブラは探さないスタイル。勇ましい!

#08 たっぷりニラハンバーグ弁当 765kcal

バーチャで3連敗した槍水先輩が手を滑らせた結果、主人公が入院する。
沢桔姉妹の正式な登場回。

主人公を「氷結の魔女」と勘違いしたままのあれやこれやは、見どころしかない。
このアニメの女の子たちはいちいちエロいんだよなぁ?

けれど、どうして沢桔姉妹は主人公と槍水先輩が井ノ上病院にいることを知っていたんだろう?
それがガヴリール・ラチェットの情報網ってこと?

#09 西洋和風幕の内詰め合わせ重 2910kcal と ほっこりおかゆ弁当 340kcal

あせびの味覚ゲシュタルト崩壊弁当と、梅梅のお見舞い(?)おかゆ弁当。
半額弁当を争奪しない日常回。
梅ちゃんに対峙する梗ちゃんがものすごく凛々しくてカッコイイ回でもある。

さて、あせびちゃんはなぜか佐藤くんがお気に入りの様子。
普通に接することができる(と、本人が思い込んでいる)数少ない男子だからか。
一度お祓いに行くことをオススメします。

梅ちゃんについては……完全にクレイジーです。
白粉さんがイジメられたのは、この子の差金なんじゃないかと疑いたくなるくらいに!
ほら、友達がいなければ自分を頼るしかなくなるでしょう?

っていうか、このアニメの謎のチクワsageはなんなの?
チクワに親でも殺されたの?

「不様な変態野郎。まるで穴の空いた竹輪ね」

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アニメ [★★★★☆]
ベン・トー

ベン・トー 10~12話+まとめ

#10 それは昔祖母の家で食べた温かで優しい味わい。心にも体にも優しい和の料理。梅とちりめんじゃこご飯と季節の野菜たっぷりの煮物弁当 480kcal

「オルトロス」沢桔姉妹 vs 「氷結の魔女」槍水仙。
初めて槍水先輩が負ける回でもある。

氷結の魔女を見かけたその日から、夜な夜な半額弁当を求めて戦い続けるふたり。
それはまるで――まるで…………。
――そう、血の味を知ってしまった肉食動物のように! ですわ!

「今さら止めることができて? 離れることができて? スーパーから」
「離れられない、離れられませんけど――あの屈辱をまた味わうことになるなら、死んだほうがずっとマシです……」


さて、梗ちゃんがこのアニメいちの美少女であることが確認されました。
銀髪ロングにルーズなウェーブ。キリッとした瞳をして、けれど言うことはちょっとヌケてたりする。
残念美少女? 違うね、これこそが完璧!

ついでに、超電磁砲1期13話を超え、このブログにおける「最もサブタイトルが長いアニメ」が更新されました!
いいですよね、こういう遊び心。

#11 ポカリスエット 125kcal

明後日、土用の丑の日を前に、再戦に備える槍水先輩と沢桔姉妹。
オフですっぴんな先輩が見られる貴重な回でもある。

いつも強くてカッコイイ先輩の、弱って無防備なところが見られる――というのは、男の子的に嬉しいシチュエーションではある。
しかし、私がいいなと思ったのは、細かな設定を小道具で伝えてくる演出のほう。
いつもの厚底ブーツも履いてないし、髪も下ろしてるせいで、佐藤くんには先輩がずいぶん小さく見えたんだろう。
もしかしたら先輩は自分の身長にコンプレックスがあったりするのかもしれない。
(でも、果たしてケープだけであの髪型にできるかなぁ……)

ちなみに、この下りのメインは、Cパートの薬局への伏線でしかない。
変態なら座薬を選べよ、この変態!

一方の沢桔姉妹は、心穏やかにはいられない日々を過ごしていた。
強い敵が挑んでくるという、狼としての喜び。
しかし、思い出しただけで死にたくなるような過去のトラウマに苛まれる夜も。

「あの日も取ろうとしていたのはうなぎ弁当でしたね……」


#12 国産うなぎ弁当 790kcal

「……残酷ですわ。どんなときでもお腹は空く。すべては儚い夢。でも今日、もう一度だけ夢を見ましょう。たとえそれが悪夢だとしても」


最終話。土用の丑の日の決戦。

叩けないほど出過ぎてしまった杭は抜くしかない。強すぎる狼とは戦わない。
それがオルトロスを「駆逐」する方法であり、沢桔姉妹が死にたくなるほどの屈辱を味わった3年前の土用の丑の日の出来事だった。

「いつもと一緒だろう? 僕たちをブチのめすかどうかの違いだけだ」


強すぎるがゆえの孤独。
彼女たちを救う方法はたった一つしかない。
そして佐藤はまっすぐにそれを実行するのだ。

「別に考えるまでもなかったのさ。そう、僕たちの腹の虫が叫んでいる! そして目の前に半額弁当がある! あとは狼の本能に従うだけだ!」


槍水先輩が戦うところが見られなかったのは残念だけど、それ以外は完璧な最終回。
だって、スーパーには悲しい涙なんか似合わないんだから。
沢桔姉妹がふてくされながらおにぎりとどん兵衛を食べているシーンが最高に青春してる。そうは思いませんか!



まとめ

スタイリッシュ弁当争奪系アクションアニメ。
全12話、本気でふざけたらこうなりました! という作品。

私が評価したいのは、「半額弁当を奪い合う」という一見くだらなさすぎる舞台を、ここまで全力で描ききったこと。
どんなにバカバカしいものだとしても、それを望み、情熱と誇りをかける価値を見出だせたなら、それは本物だ。
この作品はそれを証明しているし、私はそれこそが青春の正体なんじゃないかと思っている。

もう一つ評価したいのは、女の子がみんなかわいいところ。
若干巨乳に寄りすぎかなーとは思わないでもないけど、それほど大きくなさそうな沢桔姉妹のお風呂シーンもとってもエッチだったので、これはとてもすばらしいことだと思います。
私のお気に入りは、槍水仙 ≧ 沢桔梗 > 著莪あやめ > 茶髪 > 井ノ上あせび。
クールビューティだけど実はウブな槍水先輩と、高校生らしい前向きなスケベさを持つ主人公。とてもいいカップルですね!

OPがカッコイイのも高評価。
ヒロインたちの決めポーズから、スーパーの通路をなめてサブタイトルのお弁当。惚れ惚れしちゃいます。
Cパートから次回予告への流れるような繋ぎ方も、遊び心が気持ちいい。

私にとってはほとんど僥倖と言っていい掘り出し物な作品。
評価は★4・傑作。
これと似たような雰囲気の作品は……私はまだ知らないようです!
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アニメ [★★★★☆]
ベン・トー