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キラ☆キラ 千絵ルート

日常シーンが笑える・面白いゲーム枠で選んだ一本。
OP曲が有名。アニソン系が好きな人なら聞いたことあるんじゃないかな?

実は3日前からやっていたんだけど、だいぶ時間かかった。ゲーム内時間でまる1年。
最初は文化祭でライブやってお仕舞いなのかと思ってたけど、全然違った。
その分ヒロインが3人しかいないのだけれど。

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千絵と紗理奈どっちからやっても良いそうだったので、とりあえず千絵から始める。
幼なじみでしっかり者な年上のお姉さん。
この属性にはあんまり興味なかったんだけど、千絵は可愛いかった。
声はかわしまりの。これもよく合っていた。
惚れちゃう声の人ではないけれど、安定感はすごいよね。

バンドモノ、音楽モノだけあって、共通ルートは盛り上がらざるを得ない。
カッコ良い曲をカッコ良く演奏してるのは、見てて本当に楽しい。
紙芝居にしてはそういうのをとても上手く表現出来ていたと思う。

個別ルートでは、両親が離婚して裁判してというような家庭の事情を扱う。
奇しくもこちらも私の家と似ていて、妙に共感できる部分があった。
それを音楽で解決!というわけにはさすがにいかないけど、バンドをやることで前向きにできるのは、音楽ってやっぱり素敵なものだって思う。
ロックンロール!

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次は紗理奈ルート。
個別のメインはやっぱり家の話かな?両親とかおじいさんとか。
そういえば恩田エンド回収してなかった
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ゲーム [★★★★★]
キラ☆キラ

キラ☆キラ 紗理奈ルート+恩田ルート

とりあえず恩田ルートから。
これはただのバッドじゃないか。しかもシュール。
割とギャグ路線なシーンがいっぱいあるから、その延長線上と思えばいいか

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さて、肝心の紗理奈ルート。
ルートによってツアーの行き先から変わって来ちゃうんだね!
大阪までが共通で、その後が個別なのかな。
千絵ルートで神戸にいって、紗理奈ルートで熊本と沖縄。
きらりルートではどこに行くんだろう?広島とかかな?
てゆーか沖縄とか行き過ぎわろた

紗理奈ルートは、予想通り家と両親の話だった。
全てを丸く収めてハッピーエンドにしてこなかったのが印象的。
いや、ある意味ハッピーエンドなんだけど、大団円ではなかったよね。
今後の二人がどうなるのか、気になるところではある。
あと、紗理奈ちゃんエロいよね。
あとあと、鹿之助くん2回目のエッチは「それはない」と言いたい。

千絵ルートと比べると、3章に入ってからバンドモノなところを生かせてなかったのが残念。
やっぱり演奏してるシーンが入ると盛り上がっちゃうからね!
きらりルートはそゆとこ期待できそうだよね!どきどき
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ゲーム [★★★★★]
キラ☆キラ

キラ☆キラ きらりルート1(鹿之助ルート)

前回からずいぶん間が空いてしまったけれど、とうとうきらりルートに手をつけた。
興味がなかったとかじゃないんだよ?むしろその逆
楽しみなものが目の前で待っているっていう、ただそれだけで楽しくなってしまっていたのだ。

Dies iraeを神咒神威神楽の発売に合わせて始めてしまったから、後回しになっていたというのもある。
神咒神威神楽が終わったらもう一度戻ってこようと思っていたのだけれど、相当先の話になってしまいそうだったので、先にこちらを終わらせてしまうことにした。

きらりルート1は、広島で深夜徘徊するきらりを見付けたときの選択肢で「もう諦めて帰る」を選んだほうのルートです。

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予想では、貧乏な家庭事情と、きらりの才能を併せた話にするのかな、と思っていたのだけど、全然違った。
もしかしたらルート2でその話なのかもだけど。

テーマはたぶん「音楽は世界を変える」。
共通ルート名古屋で、孤高のバンドマン屋代彰とケンカしたあとに彼が言ってた台詞。
「よく『音楽は世界を変える』って言うやつがいるだろ?その『世界』ってのは要するに言った本人の人生のことでしかないんだ」
「多かれ少なかれ、バンドをやってるやつは、みんな音楽が自分の人生を変えてくれるって信じてる。そうでなければこんなばかばかしいことやってられないさ」

主人公の世界は、テニスを辞めることになった病気が現しているように、ひどく脆いもの。
これは誰にでも言えることであり、きっと病気フラグはその象徴でしかない。
みんな世界は確かなものだと思い込んでいるが、実際の話本当にそうなの?っていうね。

きらりの幻が見せたのは、テニスラケットとベースとカセットレコーダー。
これらは、今の自分を作り上げている思い出の象徴。
それらを捨てて生きていこうとしている主人公への、忘れないでっていうメッセージなんだろう。

現実に行き詰まっていた主人公は、きらりの残したメロディを元に曲を作り、壊れかけてた自身を取り戻す。
言い換えれば、きらりと主人公の音楽が、世界を変えた。
そういう、音楽の力ってのを伝えたいシナリオだったんだなぁきっと。

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しかしきらりがいきなり死んだときにはびびった。
バッドエンドかと思ったよ!

音楽というものに、正面きって現実的に向かい合った話だった。
きらりルートと言うよりも鹿之助ルートと言ったほうがピンと来るね。
ハッピーエンドとも言い難いが、グッドエンドではあったか。
シナリオライターの伝えたいことが詰まったルートだったと思う。
音楽が人にしてくれることを言葉にするのはとても難しいね。

次はきらりルート2。
トゥルー的な位置づけなのかな?期待しちゃう
共通ルートを含めたまとめの記事も書くよ!
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ゲーム [★★★★★]
キラ☆キラ

キラ☆キラ きらりルート2

きらりルート2終了。
攻略上は、他3ルートをクリアしないと解放されないようなので、トゥルー的な位置づけのようだ。
あと、大阪で智さんとゆきずりエッチしちゃうと入れないよ!

内容は正規のきらりルート。
きらりルート1はやっぱり鹿之助ルートだよ!

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きらりルートでは福岡の野音に出る話だったね!
広島での、ギターの霊的な話は全然引っ張らなかった。
もうちょっと引っ張るのかなーと思っていたんだけどね。
ツアーが終わって東京に戻ってきて、きらりがソープに沈められそうになるところまでは同じ。

今回は、きらりの貧乏な家庭事情と家族愛が主なお話。
きらりの才能はそこまで重要な位置づけではなかった。

話の展開は悪くなかったけど、どうもすっきりしなかった。
小綺麗に纏まりすぎてて、面白みに欠けるというか…。
きらりが自分のために何かをするようになったのは良いんだけどね。
メジャーデビューしたのは才能がある設定だったからで、もし音痴でメジャーからのお誘いが来なかったとしても同じシナリオが成立しちゃうのは、少し勿体なかったと思う。

まとめは長くなりそうなので、次回記事に分けます。
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ゲーム [★★★★★]
キラ☆キラ

キラ☆キラ まとめ

全編ビジュアルノベルの体裁を取っている。
物語は主人公の一人称視点で語られてゆくのだが、そのタッチが良い。
ちょっと醒めてるというか斜に構えるキャラではあるのだけど、厨二臭さは無く、ついつい惹き込まれてしまう。

また、主人公の台詞を省き、主人公が考えたことがそのまま他人に伝わっていることが多々ある。
これもストレスなくサクサク進められる大きな要素になっている気がする。

とは言え、フルプライスのゲームでヒロインが3人となると、どうしても一つ一つのボリュームが大きくなる。
特に共通ルートは長い。
早足でプレイしても、共通で6時間、個別で5時間はかかる。

--- 共通ルート ---

バンドをやるにしても、その他の日常シーンにしても、とにかく楽しい。
「日常シーンが笑える・面白いゲーム枠」だったのだけど、間違いなかった。
ギャグ的な面白さというよりも、ツッコミの面白さが映えている感じ。
サブキャラ、村上の存在も大きい。
声優もいいしキャラも立ってる。

日常シーンでは、きらりの誕生日会がお気に入り。
きらりは幸薄い人生を歩んできているので、そこでのきらりの喜びようは、村上ではないが胸に来るものがある。
それを見た殿谷の台詞もまた良い。
「みんなが毎日、こんなに平和で楽しかったら、ロックなんか世の中に必要ないんだろうね。世界中のロックンローラーは、みんなの明るい笑い声と共に滅亡するんだ。そう思わないかい?」

殿谷の語るパンクロッカーに必要な二つの条件も面白かった。
アナーキーの精神とノーフューチャーの精神ね!

--- 個別ルート ---

オススメ攻略順
特になし、誰からやってもそんな違いはないと思います。
強いて言えば、紗理奈or千絵 → きらり1(鹿之助) → きらり2

個別ルート評価
千絵 > きらり1(鹿之助) > きらり2 > 紗理奈

ゲームジャンルが「青春恋愛ロックンロールノベル」なのだから、やはり音楽がテーマになったシナリオを評価したい。

私の一押しは、千絵ルート。
最後までバンドしてくれるし、なんと言ってもラストシーンが良い。
ロックンロールのチカラ、音楽の魅力に溢れているよね。
一つだけ、オーラスの「ロックンロール!」は主人公ボイスも欲しかった。

アニメ化するなら千絵ルートが一番映えるはず!
けいおんなんかよりずっと面白いアニメになると思うんだけどなぁ?

--- ライブシーン ---

単純な紙芝居ゲームにしては、かなりの完成度だと思う。
演出にしても、描写にしても、とても良い。
強制オートモードにして、曲とセリフ進行を合わせてシーンを作ったらもっと良かったかなぁとは思う。
私がやったのは無印版なので、COMPLETE ACTsだともっと良くなってるかも!

また、シナリオライターが元バンドマンだったらしく、それ関連の描写は説得力がある。
ステージに立ったときの心理描写、他のバンドマンの台詞や行動など、とてもリアルに感じる。
きっとライター本人やその知人の実体験を元にしているのではないか。
そう言った意味で、鹿之助ルートはかなり高評価です。

私が好きなのは、きらりルートの福岡野音と、大阪成功バージョンかな!

--- その他 ---

音楽
とても優秀。
バンドものは音楽でファンを獲得するものだと思っているけど、少なくとも私には当てはまっている。
オープニングは神曲。異論は認めない。
エンディングも個別だし、クオリティ高い。
BGMもパンクな雰囲気にとても良く合っている。


キャラクターがやや残念。
ハンコ絵というほどではないけど、あまり特徴のないアニメ絵になってしまっている。
個人的には、このゲームは話が面白いから女の子はどうでもいいんだけど、可愛いに越したことはない。
CGの使い方は良いし、枚数も多いほうかな?
こういう絵柄だと納得すれば、不満はない。

声優
優。
かわしまりのの安定感はやはりスゴいな。
村上はクオリティ高し。

Hシーン
おまけ。
そういうの目的では使えないし、そのつもりで作ってないと思います。
これだけ仲良くなりました、っていう儀式のようなもの。

システム
普通。
台詞再生中に次の文章が表示されると、強制的に台詞が終了させられてしまうのだけが不満。

--- 評価 ---

ちょいちょい話に「出来すぎだろ!」っていう所はある。
それはそれ、これはこれで割り切っちゃえば、とても楽しかった。

主人公たちは学園祭でライブをして、車で全国ツアーをする。
前者は高校生じゃなきゃできないことで、後者は高校生でもできないことはないが、どちらかというと大学生がしそうなことだ。
こういうところにエロゲーの矛盾を感じるというか、憧れる青春はフィクションの中にしか存在しないのだなぁと思ってしまうのは、私の考え過ぎか。

と、やたらベタ褒めな記事を書いてしまったのは、私がバンドをすこし囓ったことがあるからだと思う。
ステージに立ったときのこととか、なんとなく分かるし。
こんな風にバンドして、ライブするのに憧れちゃうな。
バンドにあまり興味のない人だと、私みたいには楽しめないかも。

面白い、じゃなくて、楽しい、なのが大事ね!
ちょっと甘めだけど、神作認定の★5評価です。
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ゲーム [★★★★★]
キラ☆キラ

リトルバスターズ!エクスタシー 小毬ルート

真面目にギャルゲーを始めて、4作目にプレイしたリトバス。
未だに私の中ではシュタゲに次ぐNo.2のゲームです。

まずテーマが良いし、ミニゲームもいっぱいでプレイしていて楽しいし、BGMを含めて曲も良いし、何しろ小毬ちゃんが可愛い。
神北小毬は、べすと的二次元ヒロインランキングナンバーワンです。
こまりんの可愛さを理解してくれない人が多いのが、生きていて悲しい。

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ということで、こまりんの可愛さを再認識するための2周目。
共通ルートも含めてプレイしなおしました。

やっぱり共通ルートは楽しい。
野球ミニゲームも全部やったよ!
こまりんを二塁手にしたせいで負けたけどね!
やっぱり遊撃手か三塁手にするべきだった。

とは言え、小毬ルート自体はそこまで面白いものでもないと思う。
小毬が実は心の傷を抱えていて、それを癒すことで理樹との絆を深めるという展開。

エクスタシーで追加されたエッチシーンも、バッドエンドに向かう最中にしか存在しない。
Keyブランドにエッチシーンを期待するのは間違っているという噂もあるけれど。

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私にとっての小毬の魅力は、そのポジティブさ。
幸せスパイラル理論もそうだし、口癖の「だいじょぉぶ」もそうだし、人生を前向きに謳歌しようというその姿勢が、とても眩しくて憧れる。
一緒にいたらきっと自分まで幸せになることを疑わせないよね。

まきいづみの声も賛否両論あるようだ。
確かにクセがあるし、聞いていてイライラする人がいるのも理解できる。
が、こういう特徴的な声は飽きが来ない。
普通ならここはこう喋るんだろうな、という場面で違うイントネーションを使ったり、予想と違ったことをしてくれるのが嬉しいね。
私がまきいづみが好きなのは、小毬の喋り方が好きだから。
ちょっと変わったものが好きなべすとさんです。

小毬の見た目が可愛くないという話は私にされてもちょっと困るかな。
いたるさんにお願いしてください。

私の二次元の女の子への惹かれ方が、一緒にいたい、仲良くなりたいと思う要素が高い順なので、こまりんみたいに優しくて幸せな女の子にはとても惹かれます。
私が欲しいものをいっぱい持っている気がするね。

あなたの目が、もう少し、ほんのちょっとだけ見えるようになりますように。

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2周目プレイして気付いたけど、リトバスは意外とシステムが貧弱かもしれない。
バックログも1行ずつだし、キャラごとの音量調節もできないし(というか葉留佳がうるさい)、次の行いっちゃうとセリフも強制停止だし。
無印と共通のシステムを使っていると言っても、4年前ならもう少し頑張ってくれてもよかった気はする。
とは言え、良いものはそういう欠点を凌駕してしまうのだね。

ところで、小毬ルートのエンディング「Alicemagic」は他に葉留佳、佳奈多、来ヶ谷、佐々美(バージョン違いを含む)で使われているけれど、小毬ルートが一番合っている気がするよ!
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ゲーム [★★★★★]
リトルバスターズ!

キラ☆キラ カーテンコール First stage

神作ゲームなキラ☆キラのファンディスク、カーテンコールをプレイ。
どうもキラ☆キラは世間ではあまり評価されていないようだね。おかしいなぁ
2chとかにあるアニメ化してほしいもの挙げるスレとかでも全く名前出ないし。
いつアニメ化してもおかしくない作品だと思うんだけどなー?
よく布団の中とかで1話はこんな感じでーとか妄想してるよ!

FD1章は、原作から2年後くらいの話。
「第二文芸部」という名前は女子軽音部の代表バンドとして代々引き継がれることになったんだよね。
それは原作きらりルート2でもあった。
そして、鹿之助の妹の祐子がその第二文芸部に所属している。当然ベースで。

主人公は第二文芸部のギターボーカルの結衣の幼なじみ。
この吉本結衣ちゃんが1章ヒロイン。
あれ、麻美ちゃんはー?…

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原作と比べて、やや臨場感に欠けるかもなぁ。
原作ライターの瀬戸口廉也がメインライターじゃないからなのかな?
ちゃんとしたライブシーンが1回しかなかったのも残念。
二代目第二文芸部のライブシーンも、もっとちゃんと描いてほしかったよー。

やっぱり主人公たちもバンドを組んでライブを目指して頑張るんだけど、ヒロインとは別のバンドなのも意外。
第二文芸部が女子軽音部所属だから仕方ないのかもだけどさ。
すんなりハッピーエンドなのとは違う、交差して1章が終わったのは悪くなかったな。

2章は初代第二文芸部メンバーが出てくるみたい。
やっぱきらりルート2を踏襲した設定なのかな
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ゲーム [★★★★★]
キラ☆キラ

キラ☆キラ カーテンコール Second stage+まとめ

カーテンコール2章は、HAPPY CYCLE MANIAで活動している村上がメイン。
スタンスは原作きらりルート1の、鹿之助の苦悩とちょっと似てるかな。
ただ、登場人物が増えたせいで色んな人間関係が絡み合っている。

村上のロックンロールに対する情熱とハピマニの復活、1章主人公の宗太と結衣の再会、和樹の病気、そして初代第二文芸部、いろんな要素を詰め込んできた。
全ての登場人物の後日談を盛り込んだ大団円を目指したんだな。

村上とミル、宗太と結衣の感じは結構良かったと思う。
村上の「ロックンロールは、熱いハートだぁ!!」からエンディングが流れるのはとても良かった。
エンディングでキラ☆キラを持ってきたのはちょっと驚き。

しかしエッチシーンがないとはどういう了見か。
アキのがないのは許す、フラグたってないし。
でも正直ミルのは期待していたよ!
確かにあの流れだと相手が村上だから…っていう葛藤はあるにせよ、そこだけは村上の声をオフにするから見せて欲しかったなぁ。

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宗太の「ステージを見ろ!」のセリフからエンディングだと、一貫性がない気がする。
和樹の作った曲にそういうメッセージがあるのかと思っていたのに。
好意的に解釈すれば、キラ☆キラの2番歌詞がメッセージになっていたと思えなくもない。

  「もしいつか大切なものを隠されても
  きっと探し続けてくれると信じてる。
  でも幸せは握ってないと逃げちゃうから
  いいよ?あなたはあなたの未来を歩いて行って、」

  「振り向かないで。」
  違うってば!!

  君じゃなきゃ 君がそばにいなければ
  僕はただのおもちゃ
  いつまでも音を鳴らして続けてる
  壊れかけのJUNK
  だから夢と一緒に君を連れてく
  エンジンが止まるまで
  世界の果てへ

以下まとめ。

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シナリオ
大筋は悪くはない。
和樹の病気とか、結構ベタな展開だなーって思ったけど、2章でちゃんと回収してきたから良かったよ。
大団円を目指しただけあって、お決まりの展開になりがちなのは仕方ないか。

登場人物がもっとロックンロールに打ち込んでいる姿を見せて欲しかった。
原作はそういうのがとても楽しかったのに。
スーパーでのゲリラライブしかり、ツアーしかり。

伏線を回収しきれていないのはちょっと痛いかも。
宗太の告白とかね。
いちおう結衣がメインヒロインなんだから、そこだけはしっかりするべきだったのでは。
宗太が「太陽になる!」って言ってたのは、ちゃんと回収したことになっているのだろうか。
せっかくの主人公なんだから、もっとガツンと太陽にしてやればよかったのに。

音楽
原作が神懸かっていただけに、やや残念だった。
というか、たぶんネタ不足なんだと思う。
少なくとも、2章で和樹が作った曲だけは、結衣に対するラブソングとして実装するべきだったと思うんだ。

そのせいで、ライブシーンも少ない。
せっかく曲がある二代目第二文芸部の学園祭のライブシーンは、もうちょっと本格的に作っても良かったんじゃないかなぁ。
エンディングは1部2部とも良かった。2部はやはり神

他の曲も、原作に比べるとちょっと見劣りしてしまうかも。
原作のは神曲揃いだったのになー。

BGMは相変わらず良いね。
新しく入ったBGMも悪くないと思う。
ちょっとロック色は薄くなったかなーとは思うけど。

キャラクター
一本道で結衣しか攻略できないのに、この項目は意味があるのか。
新キャラはみんな良かったよ。
男キャラも含めて。

ミルと麻里が攻略できないのはなぜだ!
分岐作って攻略できるようにするべきだろう。
絵は原作より可愛くなっている気がする。

声優
良。
ミルの声は好きだった。
ああいう声質がタイプなのかもしれない。
クレジットにはないけど、井村屋ほのかっていう人だという噂。ふむふむ

2章で実装された宗太の声優は上手かったね。
祐子の声も聞き覚えあるんだよなー。誰だっけ?

Hシーン
1回しかなかった。えー
分岐ナシの一本道だから仕方ないとは思うんだけどさぁ。
ちょっとがっかりだよ!
あ、その1回はなかなか良かったです。

システム
原作のノベライズ形式からアドベンチャー形式に変更された。
どっちでもいいけど、なんとなくノベライズ形式を残して欲しかったかなーって気はする。
その他は原作と一緒。
次のセリフ再生時までセリフを止めないオプションがついたのは評価。

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やや消化不良の感があるゲーム。
ボリュームが少ないのはファンディスクだから目をつぶるにしても、分岐なしの一本道なのは残念。
1章で結衣ルートを選んだときだけ2章に進めるようにしたら良かったのに。

ライブシーンも少なかったなぁ。うーむ
やっぱり曲不足なのかな。

登場人物の絡みはそれなりに面白かった。
予定調和とはいえ、初代第二文芸部とハピマニの大団円は良かったね。
原作が楽しすぎたせいで評価が辛くなってしまっているかも。
カーテンコール単体では★3評価、キラ☆キラ全体では変わらず★5評価です。
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ゲーム [★★★★★]
キラ☆キラ

グリザイアの迷宮 体験版 まとめ

2011年度萌えゲーアワード大賞、金賞を受賞したグリザイアの果実。
その続編が、グリザイアの迷宮として2012年2月に発売される。
これは期待せざるを得ないよね!
ということで、体験版が公開されていたので、さっそくプレイしてみた。
プレイ時間は2時間ほど。

収録されていたのは、天音アフター、みちるアフター、雄二過去編「カプリスの繭」。
ちなみに、製品版にはヒロイン5人のアフターと雄二過去編に加え、「デイブ教授の抜きまくりチャンネル」「ショートショートシナリオ」というものも収録される模様。
最後のふたつはなんだ?

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天音アフター
エッチシーンのみ。
原作の果実からして天音ルートのエッチシーンは笑えると評判だったけれど、今回も同じ路線を踏襲してきたようだ。
いや私はこういう女の子好きだよ?天音可愛いよね!

みちるアフター
日常シーンのみ。
雄二にデレすぎて脳みそまでデレているみちるちゃんが見られる。
あれ?みちるってこんなアホの子だったっけ?
幸と蒔菜の出番もある。
このゲームの醍醐味とも言える日常シーンでの下ネタは、やっぱりとても面白いね。
そしてやっぱりみちるがいちばん可愛い!異論は認めない!

カプリスの繭
迷宮でのメインシナリオ。
雄二が師匠である日下部麻子に拾われて、一緒に暮らす話。
それ以前の雄二の過去についてはあまり出てこない。
陰惨な人生を送ってきたことは垣間見えるけれど、その苦悩を乗り越えて一回り成長する過程が描かれる。
体験版のくせになかなか盛り上がったよ。
雄二と一姫のエッチシーンがありそうな展開だったのには期待せざるを得ない。

熊の絵はこれでいいんだろうか。
まぁもともと変わった絵柄のゲームなので、あまり深くツッコんじゃいけないんだろう。

麻子の声を担当するのは、安定のかわしまりの。
かわしまりのが好きなのとは違うんだけど、この人が出てくるととても安心するね。
ただ、麻子の立ち絵の雰囲気が若干由美子と被っている気がしなくもない。

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これは製品版も確実にプレイするね!
せっかくなので、迷宮発売前に果実を二周目プレイしてしまおうかと考え中。

予約特典のみちる抱き枕カバーはとても気になるね!
本当は大きなポスターとかのほうが良いのだけれど。
まだ絵柄が公表されていないからなんとも言えないが、もしかしたら予約してしまうかも。
みちる様は、人気が、ある!
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グリザイアの果実

WORLD END ECONOMiCA episode.1

二周目プレイ:加筆修正 2012/09/27

狼と香辛料の著者、支倉凍砂がシナリオを書いている同人ゲーム「WORLD END ECONOMiCA」の第一話をプレイしてみた。
三部作構成らしいが、去年の夏コミで一話が発売されて、次回は今年の夏コミらしい。
まだ半年以上先かぁ…長いなぁ…

狼と香辛料も主人公が商人で経済的な事柄を扱っていたが、このシナリオでもその方向性。
てっきりライターは経済学部でも出ているのかと思っていたのに、Wikipediaによると物理専攻だったらしい。よくわからん
ともかく、話を書く上で自分の得意なジャンルがあるというのは、大きな強みだよね。

--- シナリオ ---

――俺は月生まれだ。
――地球生まれの奴らとは違う。人類の最先端が、俺の生まれ故郷だ。


株式の短期売買で金を稼いでいた家出少年ヨシハルと、人助けが趣味と言い切るクリスチャンの理沙、理沙に匿われている数学オタクの家出少女ハガナ、3人の生活から話は始まる。

ある日ハルが帰ってくると、ハガナは理沙が留守の時に教会にやってきた金貸しトヤマと大喧嘩していた。
それを仲裁し、トヤマの借金の利子をハルが立て替え、その場は収まった。
しかし理沙が言うには、ハガナはその借金を自分のせいだと自責していて、自分を売ろうとしているらしい。

「あの子を無視しないで。あの子は自分の価値を見失っているの。借金のカタにすぐに自分を売ろうとする思考がマトモなわけないわ」
「あの子に、自分は単なる商品ではなく、一人の人間であるということを忘れさせないで欲しいの」


ハガナは最初から必要以上にハルのことを目の敵にしていた。
親からも売られて月に来て、家出した先でも借金を作ってしまったと思っている彼女は、一日中パソコンに向かっているハルのことが許せなかったのだ。

「働いてないくせに」
「私たちは一生懸命生きている。月で生まれたお前なんかとは違う」


机上の問題は美しく解けても、現実問題は何も解決できない。
そんなハガナにも自分の力を発揮できる場所を用意できたのが、ハルだった。
借金を一括返済しなくてはならなくなった理沙に、ハルは自分がデイトレードで稼いでいることを明かし、自分の取引資金からその借金を立て替えること、投資コンテストでの賞金のこと、そのためにハガナの力を借りたいことを話す。

金融工学。
ハルが感覚的、経験的に行っていることを、ハガナが数式化し、プログラムにして効率化する。
ふたりは二人三脚で協力することにした。
ハルはコンテスト入賞者に行われるヘッドハント目当てで、ハガナは自分の存在意義を確認するため。

「ハガナ。あなたの一番得意なことが人に本当に必要とされてるのよ」


ハガナのプログラムはとても優秀で、コンテストだけでなく現実の株式市場でも通用するものだった。
しかし、ハガナがクオンツ(金融工学者)として優秀であればあるほど、ハルの存在価値が減ってゆく。
ハルはハガナのプログラムの一部になってしまったような気がして、モチベーションを保てなくなってきてしまう。
そんなハルにアドバイスしたのは、ハルと同じく自分の目と経験で成功したヘッジファンドのオーナーのバートン。

「ニーチェは言っている、科学の秘密とは、計算できないものへの本能的な恐れだと」
「人が機械を越えるには、その計算できない物へ近づかなければならない」
「それができるのは、出来事の向こうに人の思惑を見抜ける者だけだ」


ハルは自分の投資家としての矜持を取り戻したが、コンテストは最後に負けてしまい2位で終わる。
次の問題は、理沙と同じ境遇の人から借金返済のための資金運用を頼まれ、最終的には金貸しのトヤマにまで頼まれてしまった、現実の株式市場。
トヤマがいきなり一括返済を求めてきたのは、地上げ屋に代わった金主の、トヤマの顧客の持っている土地を借金のカタとして取り上げたいという思惑があったからだった。

ハルとハガナはなんとか目標額に乗せようとするも、如何せん期限が短すぎて届かない。
ハルは、最後の手段としてバートンに自分に投資してほしいと頼むも、断られる。
しかしその代わりにバートンからインサイダー情報を教えてもらう。
臨んだ最終日、ハルは情報を信じて全力でバートンの言う銘柄に注文を出す。
しかしハガナは情報通りに値段が下がらない銘柄に対し、値動きがおかしい、プログラムで計算してもここから逆転することはあり得ない、早く損切りするべきだと言ったが、ハルはインサイダー情報に固執して聞く耳を持たなかった。
結局、バートンは真逆の情報をハルに掴ませていた。

「考える頭を持って取引をしたかね?」


――ハガナは教会から消えていた。
――俺の十代は、こうして、幕を閉じた。


---

まず、主人公の夢や目標もシンプルで、登場人物の心理がわかりやすくて良いね。
ハルのクオンツとしてのハガナの能力への嫉妬と、同じ目標を共有するパートナーとしてのハガナへの信頼の対比は鮮やかだった。
ハガナも最初の敵意むき出しのツンツンした態度から、ハルを信頼していく様子がきちんと描かれていたね。
デレてたのとはちょっと違うけど、確かに庇護欲をそそられる感じだったね!

「あの子が他人へ辛く当たるのは、自分の辛さをガマンしている裏返しだと思う。痛みを我慢して力んでいると、力の加減ができないようにね」


起きるイベントもなかなか熱い展開を見せてくれて燃えたし、ラブコメ要素が皆無なのも好感が持てる。
経済的な事柄については、教養程度の経済知識を持っていればほとんど問題ないレベル。
理屈がわからなかったとしても、ちゃんと勝利条件を提示してくれるのは親切だね。

ご都合主義な展開もあまりなかったし、ツッコミどころも少なめ。
シナリオとしての完成度はかなり高いと思う。
主人公もできる系だし、ハガナも可愛い。
ラストの引きも良いね!
二話も買ってしまうこと間違いなしだ。

--- 絵・キャラクター ---

出てくる登場人物のキャラがちゃんと立っているのは魅力的。
と言っても、今のところあんまり出てきていないけれども。
クリスなんかは次回以降本気出してきそうだね。

CGは40枚弱と、比較的多め。
エロ無しでこの分量なら十分じゃないかな。
細かいところでも一枚絵が出てきたりして、ちょっと贅沢な気分になれたね。

絵自体は上手いのか下手なのかよく分からない。
割とかわいい系な絵だね。嫌いじゃないよ!
お気に入りは、寝起きで伸びをしてるハガナの後ろ姿。

背景はとっても綺麗!

--- その他 ---

音楽
BGMは優。結構好みな曲が多かったと思う。
オープニングムービーは同人ゲームにしては秀逸。
かなり気合い入れて作ってきているね!
ハルとハガナが街を眺めているところは、ハガナのスカートがはためくアニメーションが欲しかったけど…贅沢かなぁ

システム
必要最低限のものは全て揃っている。

--- 評価 ---

エロ無し音声無しの、シナリオで勝負してきているゲーム。
あ、絵も気合い入れているのかな。

勝負は勝ちだと思います。普通に面白いね!
投資コンテスト終盤から、ラストのインサイダー取引までの疾走感はハンパない。ヤバい。
これなら、2話以降の展開も安心して期待できそう。

現時点では自信を持って人にオススメできる秀作、★4評価。
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ゲーム [★★★★★]
WORLD END ECONOMiCA