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ChronoBox まとめ

「恒例となった、お待ちかねのゲームの時間よ。今回の中身は何かしらね」
「何が入っているのか、わくわくしない?」


そう言って差し出される箱が、クロノボックス。
そして、そうなることがわかっていながらも箱を開けて殺されてしまうのが、私。
久々に記事を書くギャルゲーは、クロノボックスです。

いわゆるループものなのだけれど、ループのたびに世界が変わっていく。
それをヒントに、謎解きできるもんならしてみなさいよ? な、サイコホラーサスペンスです。
細かい考察は、どこかほかのレビューサイトに譲ってしまいます。
以下、まとめ。



シナリオ

とてもよく練り込まれている。
伏線の張り方とその回収の仕方は秀逸。
中盤までの「はっ?」「どういうことなの……?」な謎が、すべて一点に収束していく様には、カタルシスを覚えるほど。
謎解きがメインのシナリオではないけれど、この感覚はひぐらしに似ているかも。

とは言え、いくつかの謎や疑問点は、まだ残っている。
世界観設定にSFが混じっているため、私にはうまく咀嚼しきれていない部分があるかもしれない。
たとえば、「屍」の正体とか。
(最初のエンディングで結ばれた樺音ちゃんは、いったい何者?)

シナリオはよく作られていると思うけれど、グランドエンドに相当するエンディングが、個人的にはあまり好みではない。
(ほかのレビューではとてもよかったと書かれていることもあるので、本当に個人的な好みだと思う)
だって、ちょっとキレイにまとめちゃいました! な雰囲気出してるけど、結局はジサツしちゃってるんでしょう?
樺音ちゃんは那由太くんの幸せを願ってその身を捧げたのに、その幸せは天国にしかありませんでした! だなんて、あまりに救いがなさすぎる。
いや、たしかに客観的に合理的に考えれば、那由太くんがリアルワールドで幸せになれるとは到底思えないけれど、そこをなんとかするのが良い物書きのはず!
(あれ、もしかして悪い子を目指してた? にわかわ?)

……とかなんとか言っているけど、これが凡庸な「ハッピーエンド」を迎えていたら、私は「ご都合主義www」とか言って叩くんだろうなぁ。
救いようがないですね?

テキスト

読み物としての必要十分を満たしている。
とりわけ光る部分があるわけではないけれど、最近やっていたイストリアとかいうゲームのテキストがひどすぎるせいで、非常に安心して読み進められる。

グラフィック

立ち絵に差分がないのは残念だけれど、クオリティそのものは普通に良い。
そして、このゲームの売りの一つである危険度(グロシーン)も、同じクオリティを保ち続けているところは評価できる。
つまり、グロCGがきちんとグロいってことだね!
(残念ながら脳みそやはらわたが飛び出ちゃってるところを現実に見たことがないので、リアリティがある絵なのかは不明です)

十字架にかけられた彼女の一枚絵は、グロCGのはずなのになぜだか神々しさすらまとっていた。
御伽ちゃんではないけれど、あれにはぼっきっきしちゃいそうでしたね!?

そして、シナリオ上での伏線を、グラフィックにも緻密に反映してきている点も好印象。

Hシーン

抜きゲー並みのクオリティ。
シーン中の女の子の言葉遣いが全体的に頭悪い感じなのが、とてもよいですね!
2017年のHシーン淫語大賞は「スケベ」になるはず。間違いない

システム・音楽

不足なし。
バックログからのシーンジャンプって、やっぱりいいものですよね……。

総評

2017年5月発売枠。
ブランド処女作だけあって、非常に手がかかっている作品。
世界観にのめり込んでしまい、一息に終わらせてしまいたくなる。
(ただしHシーンが続きすぎるせいで、休憩せざるをえない)

ただ、謎が解けるカタルシスはあるものの、読後感はあまりよくない。
もしかしたらこれは鬱ゲーなのかもしれない。
これなら私はノーマルエンドでぜんぜん構いませんよ!

私の評価は、ギリギリ秀作に届かない★3つ、良作評価。
批評空間ベースでは、77点をつけておきます。

大切な言葉。
自分の感情を、わかりやすく言い表した一言。
希望。夢。未来。幸福。
それらを真っ直ぐに繋ぐ、たった一言。
「結婚しよう」

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ゲーム [★★★☆☆]
ChronoBox
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