Entry Navigation  [カテゴリ別アーカイブ]

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
category
スポンサー広告

あきゆめくくる みはやルート

2016年12月枠その1は、「あきゆめくくる」をチョイス。
☆4「はるまで、くるる。」、☆3「なつくもゆるる」をリリースしている、すみっこソフト四季シリーズ第三弾です。

すみっこソフトは、毎回SF色の強いストーリーを採用してくる。
そっち方面にあまり強くない私は、特に難解だった前作・なつくるの感想に「SF要素がないキャラゲーだったとしても、評価は変わらなかった」とか書いた気がする。
そんな今作こそ、満を持してのラブコメ(量子力学的)なのだから、もうやらないわけがないよね!

……か、勘違いしないでよね? 別に私はすみっこファンなんかじゃないんだから!
このブランドのシナリオライターをちょっといいなって思ってるだけなんだからっ!
ギャグシーンから才能がほとばしってるなって思ってるだけなんだからぁっ!!

---

「あの青いのは、人間の可能性の残骸。
 量子爆弾は可能性を壊す爆弾だわ。
 可能性を殺されたから、この街は同じことを繰り返すことしかできなくなったのよ。つまり、ループしている、ということね」
「それじゃ、僕達もループに巻き込まれることになるのか?」
「違うわ。だって、わたし達は可能性を奪われてはいないのだから。
 まぁ、わたし達は可能性を奪われたわけだけど、そういう次元の話ではないわ」


時は近未来。
遺伝子操作によって人間離れした能力を持つ(持たされた)主人公とヒロインたちは、政府によって閉鎖都市ルルランに隔離されることになった。

ルルランは量子爆弾の誤爆により、可能性が死んだ街。
主人公たちの他には、ワスプと呼ばれる人間の可能性の残骸が、ひたすらに同じ一日をループし続けているのだ。

そんな狂った街で、量子的に可能性を殺された人間を救うために、社会的に可能性を殺された主人公たちはラブコメをはじめるのだった!

---

とりあえずは、サブヒロイン枠な妹様・原島みはや嬢を攻略。
妹スキーな私は、今まで結構な数の妹さんたちと仲良くしてきたと思うけれど、その中でもこの妹はとびきりだ。
とびきり狂ってやがる。
どういう生き方をしてきたら、ここまでブラコンをこじらせてしまうんだろう?

残念ながら、そのあたりの詳しいエピソードが語られることはない。
いろんな状況から浮き彫りにはしてくるのだけれどね。
そして、妹ちゃんとの日常シーンもないので、主人公と妹とが想いを通わせるシーンに、やや説得力が欠けていたような。
とは言え、こんな妹ちゃんに日常的に絡まれていたらとてもマトモなギャルゲーになるとは思えないので、もうどうしようもないですね?

まさに天災。
そんな形容がふさわしい、疾風怒濤な妹ルートでした。

次回、歩ルート。
スポンサーサイト
category
ゲーム [★★★★☆]
あきゆめくくる

あきゆめくくる 歩ルート

あきくる、メインヒロインの一人目は、幼馴染な伊橋歩ちゃんを攻略。
「~~だわ」な口癖は、はるくるの静夏にそっくり。
こういう子、好きなの?

CVは、有栖川みや美。
狭霧紫穂(なつくもゆるる)、風戸依瑠(この大空に、翼をひろげて)等々、結構お世話になっている声優さん。
だけれど、今回のみや美さんは、あまり好きじゃないほうのみや美さんだった。
なつくるの紫穂のときはめっちゃお気に入りだったんだけどな。
ジブリール4の葵ちゃんのときみたいな、ちょっと無理しておしとやかさを演じようとしているところが気になったかも。

---

「――わたし達は蕾の状態で刈り取られたんだわ」


保持者と非保持者との「闘争」を指揮してきたリーダーだった彼女のお話は、彼女の犯した罪に科された「呪い」について。

「保持者」に限らず、特出した才能を持つ人が「為すべきを成した」結果に後悔する話は、ままある。
(キラ☆キラのきらりも、そのことに悩んでいたと思う)
歩の場合、他人の感情を把握し導くことに長けていたから、必然的にリーダーになった。
その結果、知っている人、知らない人、大勢が死ぬことになる。

「どうして? どうして、わたしは生きているかしら? みんなを死地に向かわせておいてわたしが生きてるなんて……」
「……そんなの絶対に間違っているわよね?」
「わたしのせいでこれ以上、誰かが死ぬなんて……。そんなのもう耐えられない。どうしてこんなことに……。わっ、わたしは……もう限界だわ」


歩の「呪い」は、帰還兵のPTSDと言われるものと同じだ。
主人公が偏執していた「膝から流れる鮮血」の描写は、彼女の心の傷そのもの。
そのPTSDをサトリに利用され、歩は過去を変えたいと願う。
闘争が終わった日に自殺するために、過去に戻りたいと願うのだ。

「わっ、わたしは! わたしはただ、ただ咲きたかっただけだわ! 蕾のままで終わりたくなかっただけだわ! その結果が……。ちはちはの言う通りなら、わたしはやっぱり死ぬべきだわ」


そうして、歩は過去へと戻る。
しかしそれはサトリの作った「運命改変装置」によるものではなく、主人公の能力によるもの。

主人公は「脳が機能を停止しても意識を保つことのできる」不死身の肉体の持ち主。
彼の意識=心は、彼の肉体の外にあるのだ。
彼は肉体の一部を物理的に世界と同化させる(ことを観測する)ことで、精神的にも世界と同化できるようになった。
だから宇宙のどこかを飛んでいる過去も観測できるし、その観測結果によって世界を変えることだってできる。
(この要素は、たぶんなつくるとリンクしている。光人間的な意味で)

そして、主人公は闘争が終わる日の歩に――一緒に死のう、そう誘う歩に言うのだ。

「僕らは後悔する。だけど後悔して生きて行かないか?」
「いいか、よく聞けよ。どんなにつらくても僕らには――ラブコメがある」


このゲームをやってない人にはまるで意味不明なセリフだろう。
これほどまでに頭が悪そうなセリフで、しかしあれほど感動的なシーンが存在できるこの世界の可能性に、私は震えた。
そう、愛とは育むものであり、恋に努力してこそラブコメが成立するのだ。

「僕らがちゃんと生きていくにはラブコメが必要なんだ。好きであることに努力できたら、きっと乗り越えられる」


このセリフの正しさは、これまでの歩ちゃんが証明している。
主人公に女の子として意識してもらいたいがためだけに、マンコを見せることを決意してノーパン登校を決行した歩ちゃんが!
なのに主人公には見せられないまま、なぜかさおりんにびしょ濡れマンコを見られてしまった歩ちゃんが!
そして、まんチラどころかぱいチラまですることになってしまった歩ちゃんが!
嗚呼――過去にこれほど身体を張ったギャルゲーヒロインがいただろうか?

そして、ループから抜け出したルルランで、今の歩ちゃんなら、笑顔で言えるはずなのだ。

「ホント、ラブコメって地獄だわ」


---

歩ちゃんが繰り広げてきた闘争のエピソードに興味があったけれど、そこは期待外れ。
けれど、歩ちゃんの感情がさらけ出される「いつ転向した?」からのくだりは神がかっている。
そして、個別ルート冒頭のノーパンエピソードはマジでヤバスギですね!?

なぜループから脱出できたのかは、次回以降にわかるはず。たぶん。
次回、柚月ルート。
category
ゲーム [★★★★☆]
あきゆめくくる

あきゆめくくる 柚月ルート

あきくる、メインヒロインの二人目は、エロス担当な天然ピンク・小高柚月嬢を攻略。
天然エロスのくせに「保持者は去勢すべき」というセンセーショナルな信念を持っているという、ヤマアラシのジレンマみたいなヒロインである。

CVは、杏子御津。
東雲希(はつゆきさくら)、青海衣更(恋と選挙とチョコレート)、九鬼紋白(真剣で私に恋しなさい!)等々でお世話になっている声優さん。
この人の声は久々に聞いたけど、舌っ足らずなとろけるボイスはやっぱりかわいい。

柚月ルートでスポットが当たるのは、去勢ではなく、WSPさんの正体について。

---

もし、WSPさん達を人間の姿に戻して、救うことができたなら、人を殺した、という罪の意識を自覚できるかもしれないって。
これだけの人を救えたという実感があれば、これだけの人を殺したんだってことを実感できるかも。
実感したいから、私を取り戻したいから……。
「だから、私はWSPさん達を救いたいの……」


「保持者」としての能力を用いた歌声で、200人以上が死ぬ事件を起こしてしまった――
その罪悪感から、柚月は去勢を考え、ワスプを救いたいと願うようになる。

ラブコメをはじめたのは「ワスプに楽しい雰囲気を伝えることで、新しい可能性を与えるため」。
そして、ラブコメもといエロコメを経て、ワスプに変化が見られる。
ループから抜け出し、意思疎通ができるようになるのだ。

しかし、その結果、ワスプの正体も明らかになる。
なんと、彼らは人間の可能性の残骸を乗っ取った宇宙人だったのだ(!!)。

彼らは(地球上の生物と同じように)生殖を行いたいという意志を持つ。
その過程では、もちろん他者を攻撃する可能性もある。
ならば、人間の歴史にあったように、侵略者は排除するしかないのだろうか?

「ちゃんと考えようよ、ちはやくん。……私達が始めたラブコメなの。私達のラブコメでこうなったんだよ」
「だから、最後までちゃんとラブコメをしようよ。みんなを殺して終わりなんてラブコメは聞いたことないよ。そんな尖ったラブコメは土織さんだって否定すると思うの」
「ラブコメを続けるべきだと思うの! それにラブコメって葛藤だと思う!」
「わっ、私だって……パンツをはかない時は悩んだの。ちはやくんを好きになる時だって悩んだの。去勢のことだって。……おもしろく葛藤しようっていうのがラブコメだと思うの」


そうして、彼らは自身の意思と覚悟を持って、ラブコメを続けることを選択する。
幸せになってはいけなかったかもしれない自分たちが、幸せになる覚悟を決めたように。

「私が私だ……」


---

しかしまぁ、歩ルートほどではなかったにせよ、ゆずたんの織り成すラブコメもすさまじかったなぁ。
露出狂となって野外オナニーにふけってしまうくだりでのテキストには、感動すら覚えるほどだったよ。

ところで、ループしなくなったのはワスプさんだけなんですね?
歩ルートとは違い、街全体の量子的可能性は死んだまま。

とは言え、歩ルートでの出来事だったはずの腕もぎりが今回も発生していたし、ここって並行世界っぽい?
なんだか土織さん(別人格)が言ってた、世界シミュレーション説が現実味を帯びてきますね?
category
ゲーム [★★★★☆]
あきゆめくくる

あきゆめくくる キスルート

あきくる、正ヒロインの3人目は、「人間外」な毒舌系ロリっ娘・土織キス嬢を攻略。
このゲーム随一のツンデレヒロインでもある。

CVは、沢澤砂羽こと桐谷華。
野々宮藍(春季限定ポコ・ア・ポコ!)、真鍋計(あえて無視するキミとの未来)といった伝説の残念系ヒロインをはじめ、あずま夜(はつゆきさくら)、小太刀凪(大図書館の羊飼い)、クルル(ワールド・エレクション)等々でもお世話になっている、私のお気に入り声優さん。
はっちゃけロリボイスな演技は、いい感じにぶっ飛んでる土織さんのキャラにぴったりだと思います!

ウィルスによる改造人間であるキスの脳では、スパインという物質が作られ続けることにより、PCでいうところの「メモリー」が永遠に増え続けるような現象が起きているらしい。
その容量は、宇宙を丸ごとシミュレーションしてしまえるほどだとか(!)。
そんな「人間外」な彼女のお話は、恋そのものにスポットを当てたラブコメ。

---

「宇宙の終わりについて知ってる?」


ビッグバン以降膨張をし続けている宇宙と同じく、キスの頭の中にも空白が増え続けている。
ビッグリップ現象――宇宙の終わり方のひとつと同じことが、キスの頭の中でも起ころうとしていた。

ビッグリップは、宇宙の膨張速度が一定速度(光速)を超えることで、すべての物質が形を保てなくなり、素粒子レベルで崩壊する現象のことである。
それを防ぐには、膨張速度を抑制するような大きな重力が必要なのだという。
頭の中がどんどん間延びしていくような恐怖のなかで、キスは思う。
広がりたい。恋をしたい。

「覚えておいて……」
「きっと、恋は重力だってこと」


---

ストーリーそのものはシンプルではあるけれど、キスの女の子的魅力と、世界設定についての謎解き要素が絡まりあい、やや複雑なお話になっていた。
そもそも、ワスプさんとの関係性が、柚月ルートとは違う。
キスがワスプ化したのは、キスの空白にワスプさんが入り込んでしまったせいかと思ったのだけれど、そうじゃなかったし。

キスという人格は、ウィルスから作り出されたもの(現在の観測により、過去が決定される)。
だから、空白の存在であるワスプさんにドゥルキスを「感染」させることにより、死から逃れようとした。
主人公のワスプ化は、キスに感染された主人公が、自分の肉体をキスに譲り、ワスプさんを自分にしようとした――と、たぶんこういうこと。たぶん。

そして、今回のルルランは、なぜかループから脱出していた。
うーん、歩ルートとの共通点、柚月ルートとの違いはなんだ?
よくわからんですよー……。

しかし、キスの唐突なデレの破壊力ったらなかったね!
初エッチのときのキスちゃんはちょっと頭がおかしくなっちゃってたけど、こっちの頭までおかしくなっちゃいそうだったもの。
これぞ正統派ツンデレです。間違いない。

……すみっこのゲームで正統派なんて言葉を使う日が来るとは思わなかったよ!?

「ん~。まぁ、いいでしょう。みんなでお弁当を楽しく食べて、おいしい、おいしい、と言い合うぬるいラブコメも世の中には多いですからね。ケッ」

category
ゲーム [★★★★☆]
あきゆめくくる

あきゆめくくる まとめ(お詫び)

お詫びです。

沙織ルートを攻略し、レビュー記事を書いたのですが、消えました。
ショックで半年寝込みました。
起きたころにはプレイ時の記憶がだいぶ薄れておりましたので、再プレイするまで感想文は書けません。
なので、一旦ここで締めます。

シナリオそのものは、なつくるよりは面白かったものの、はるくるは越えられていなかったような……?
でも、はっちゃけた日常シーンのクオリティがヤバすぎた記憶は鮮明なので、とりあえず★4、傑作評価をつけておきます。
批評空間ベースでは80点です。
category
ゲーム [★★★★☆]
あきゆめくくる
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。