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空のつくりかた -under the same sky, over the rainbow- 和葉ルート

ひと月飛ばしの2016年10月発売枠その1は、「空のつくりかた」をチョイス。
☆3評価「グリムガーデンの少女」をリリースしたブランド、COSMIC CUTEの作品です。
選んだ理由は、①「OPのセンスが抜群」、②「メインヒロインっぽい残念系魔女っ子がかわいいっぽい」の2点。

……なんだけど、1ルートクリアするのに1週間もかかってしまった。
本当に全クリできるのか、私はとても不安ですよー。

ちなみに、一番かわいい女の子が攻略できないっぽいのはご愛嬌。
オズニアさんとラブラブちゅっちゅしたいよね。したくない?

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魔法や獣人がフツーにいるローファンタジーな現代劇。
探偵な主人公が、街のボスな吸血鬼や、マフィアたちと渡り合いながらヒロインたちの問題を解決していく、サスペンス系のシナリオのようです。
どことなくブラックラグーンと似た雰囲気を感じる。

一本道なシナリオから寄り道して個別エンドに向かう仕様なこのゲーム、最初に攻略できるのは、ゲンキ系褐色犬耳娘な、白崎和葉嬢。
(どうして和名なの……?)

声優は、桜似あかり。
新人なのかな? 知らない人だった。
シリアスシーンには合わない声かもだけど、日常シーンはイイカンジ。
「そらのつくりかたっ↑↑」なアイキャッチがとてもよろしいですね~~↑↑

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本シナリオで彼女の弟に関するトラブルを解決したあとに入ることができる和葉シナリオは、早くに両親をなくした彼女の出自にスポットが当たる。
テーマは、家族愛なカンジ。

とは言え、「そうだよね、家族っていいものだよね!」と言ってくれるような、最初から「家族モノ」に親和性がある読者ならともかく、私のようなCLANNADに☆2評価とかつけちゃうよーな読者を引き込むには、完成度に欠ける。
というか、なんで私がヒロインの弟にドヤ顔で恋愛を語らなきゃいけないワケ?
マジでどーでもいいんですけど???

そして、ルートに入ってからの「Hシーン」と「個別シナリオ」がまったく分けられているのが、チグハグな印象。
エッチしおわってからの、唐突な実の両親の展開ね。

「次も当選したいから、票田となる富裕層に受ける政策をしよう」←わかる
「富裕層が蔑視している貧困層と、そのスクツなスラム街を潰そう」←わかる
「スラム街潰しはマフィアに依頼して、報酬として跡地をマフィアたちの治外法権区域にしよう」←???!?!!?!

こういった悪役の設定をはじめとした物語の土台に、真実味が感じられないというか、ご都合主義っぽいというか。
今までなんの伏線もなかったところで、いきなり「実はこういうことがあって、それって実はこうだったんです!」とか言われても、私だって「へえ、そうだったんだ」としか言えないよ?
せめて、ハルが魔法で花を結晶化しちゃうところには伏線がほしかった。

ただ、ストーリーの山場自体は、なかなかにテンション上がった。
ギャルゲーシナリオという観点からも、全然悪くない出来です。

ちなみに、Hシーンもなかなかよろしかったと思いますですよ、ハイ。
でも、おっぱいはちょっと大きすぎるかなって。
和葉は貧乳キャラでも全然よかったと思うの。ねぇ、そう思わない?
category
ゲーム [★★☆☆☆]
空のつくりかた

空のつくりかた -under the same sky, over the rainbow- ハルルート

どうにもテンションが上がらなくて、分岐できる個別ルート2つはスキップしました。
だって、さすがに時間かかりすぎだよね?
ということで、ラストのメインヒロイン、ハル=クリスを攻略。

CVは、羽鳥いち。
この1~2年でメインヒロインを張るようになった新しい声優さんっぽい?
天真爛漫な残念系ヒロインによく似合う、明るくて元気な演技でした。

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ハルルートは、主人公の厄介な幼馴染・ハーヴィとのいさかいで、つり橋効果な恋に落ちた結果、入ることができる。

個別ルートのメインは、(飛ばしてしまった)ノアルートと同じ「シルク・デー」という世界の変革の日について。
世界の「変革」のためには、ハルの魔力が必要。
つまり、ハルが生贄になるということのようです。
(このあたりの舞台設定についてはあまり理解できてません。たぶんノアルートをちゃんとやる必要があるっぽい?)

死を意識する二人の恋と、彼女が我が身を顧みずに蒔いてきた幸せの種が芽吹いた結果としてのエンディングは、まぁ順当なところ。
ハルのお母さんが救ったリーザルを、もう一度ハルが救う展開になるのかなーっと思っていたけれど、そんなこともなく。
ただし、それは幸せの花が新しい幸せの種になるように、リーザルに救われたハルが今度は身を賭して誰かを救うことになる未来があるわけで。
どっちのほうがよかったとか、そういう話じゃないのかもしれない。

ただし、「空のつくりかた」というタイトルになるはずの山場のインパクトは、やや薄い。
このあたり、このゲームの抱える問題を象徴している気がする。

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それにしても、ハルちゃん意外とおっぱい大きいのね?
どスケベなのはぜんぜん意外じゃなかったけどね!
突然のナース服は、まったく意味が分からなかったけど、これはこれでよいものでした。

次回、いちおうまとめ記事。
category
ゲーム [★★☆☆☆]
空のつくりかた

空のつくりかた -under the same sky, over the rainbow- まとめ

※この総評記事は、「和葉」「ハル」ルートのみプレイ後のものとなります。

シナリオ

選ばれし者系・探偵な主人公が、街のボスな吸血鬼やマフィアたちと渡り合いながらヒロインたちの問題を解決していく、サスペンス風味なシナリオ。

このシナリオの問題点は、「伏線の薄さ」にある。
この問題が一番わかりやすいのが、仰々しい副題までついた「空のつくりかた」というタイトルについて。
舞台となっているのは、一年を通して曇り空な、青空の見えない街。
メインシナリオとも言えるハルルートの山場を経て、街には青空が広がるようになる。

しかし、「雲が晴れたときのカタルシス」が、「青空ってきれいだよね~」しかないのだ。
私なら、物語序盤に青空にまつわる昔話などを伏線としておいて、同時にそれを回収するような構成にする。
(たとえば、青空に浮かぶ月に祈りをささげると願いが叶う伝説があるとか、晴れた日にホウキに乗って飛んできた魔女が街を救った伝説があるとか?)

平たく言えば、別に街が雲に覆われている必要なんかなかったし、別にハッピーエンドになったからって青空が広がる必要もなかったのだ。
こういった場当たり的なストーリー構成は随所に見られ、このシナリオの完成度を著しく引き下げているような気がする。

主人公が探偵だと言うのに、謎解きミステリー要素がほとんどないのも残念。
このあたりは、カルタグラシリーズを見習っていただきたい。

テキスト

平凡ではあるけれど、おおむね読みやすい。
各章ごとに「次回予告」が入るのは、新しい試み。
これはとてもよいと思います!

キャラクター・グラフィック

上々。
COSMIC CUTEのゲームは、いつもキャラクターがかわいい。

ただし、オズニアさんとイチャイチャできるサブルートがなかったのは減点ですねえ(真顔)

Hシーン

実用。
一枚絵もエロいし、セリフもエロい。
エッチなセリフが好きな人にはなかなかハマったんじゃないでしょーか!

音楽・システム

OPムービーが、この作品で一番完成度が高い。
これはベストOP集に間違いなく入る出来。
(OP詐欺という噂も……?)

次点が、インターフェースのデザイン。
曇り空が多い暗めの背景に、色鮮やかな虹色の配色は、とてもポップでキャッチーですね!
私はこういうのとても好きです。

BGMも私好みなセンス。
HシーンのBGMがとてもよいとか、なかなか珍しいゲームになっていました。

総評

2016年10月発売枠、その1。
ローファンタジーなシナリオゲー風味のキャラゲー。
可愛いヒロインたちとの日常シーンが好物なひとにはオススメです。
あんまりシナリオを重視すると、ちょっと肩透かしを食うかも。

私の評価は★2つ、普通のギャルゲーでした。
このブランドから次回作が出たときは……しばらく様子を見てからにしようと思います。
category
ゲーム [★★☆☆☆]
空のつくりかた