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死に逝く君、館に芽吹く憎悪 その1(ノーマルエンド)

2016年7月発売枠・その2は、バグシステムより「死に逝く君、館に芽吹く憎悪」をチョイス。
今どき(CLOCKUP以外で)こういうゲームって珍しい気がする。
だって、公式ジャンルが「血と涙と暴力と拷問と虐殺と愛と感動のADV」だもの!

姉妹ブランドに「ぱれっと」とか「スミレ」とかがいるのが関係しているのかどうかはわからないけど、絵柄はあまあまな萌え絵タッチ。
なのに、サンプルCGの血糊率が8割越え。
これってギャップ萌えになりませんか!?
(ちなみにゴスロリ度も9割越えです!)

---

「人類の上位種族」の登場によって為す術なく壊滅させられた人間社会。
その最中、自暴自棄になった主人公・美亜は、上位種族の男に一矢報いようとし、しかし返り討ちにあう。
男の不興を買った美亜は、ただ殺されるのではない、「万死に値する罪」を背負わされてしまうのだ。

美亜が助かる道はただ一つ。
不老不死にすら思える上位種族の男を、その手で殺すことのみだった。

---

ということで、死んでも生き返る魔法っぽいのをかけられた主人公が、1万回殺されちゃうゲームです。
ループを繰り返すうちに、いろんなサブヒロインが出てきて、いろんな死にざまを見せてくれちゃいます!
でも、生き返るのは主人公だけっていう。

現在の進捗度は、エンディングを3つ回収したあたり。
永遠生ちゃんと一緒に生きたまま食べられちゃうバッドエンドと、焼肉にされちゃうバッドエンド。
それと、愛夢ちゃんに殺されたフリして、館から逃がしてもらうノーマルエンド。

こっから先の展開は、なんとなく予想がつく。
なんだか本当に「愛と感動のADV」になりそうな予想が!
まぁ予想でモノを言っても仕方がないので、シナリオ関係のお話は次回以降の記事で。

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私のお気に入りは、ロリ貧乳な夏花ちゃん絡みのエピソード。
自分が人殺しするのが怖いからって、主人公を銃で脅して包丁で殺させようとするとかね、ぐう畜具合がたまらないです。
友情を裏切っておきながら自己正当化しちゃうよーな、生き汚い女の子がとても好き。
ルサルカ(Dies irae)とおんなじ魅力を感じちゃいますって!
最後は臓物ぶちまけて死ぬあたりも似てるかも!

でも、心々乃には萌えないんだよなぁ。パンク少女が趣味じゃなかったから?
それとも、迎合するばっかりの心々乃からは「信念」が感じられなかったからかな。

そんなサブヒロインたちと比べると、美亜の主人公っぷりが際立ってくる。
美亜ちゃんマジヒーローだよ、カッコイイもん!
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ゲーム [★★★☆☆]
死に逝く君、館に芽吹く憎悪

死に逝く君、館に芽吹く憎悪 その2(トゥルーエンド、他)

「……そういえばこれって」
「人間の肉だが……それも忘れていたのかね?」
「今、思い出した……」
「昔の君は吐いていたものだがね……」
「気持ち悪いとは思うけど、吐き気がするほどじゃないかな。
 味に慣れたっていうか、私ももう狂ってるのかもね」


私もあぶなく狂いそうになりはじめたあたりで、全クリです。

ハッピーエンドの展開は、ほぼ予想通り。
けど、「さよなら」のシーンには、なぜだかしんみりしてしまいました。
うーん、本当にどうしてなんだろう。
美亜ちゃんの女の子らしい情の厚さに、私までほだされてしまったから?
あるいは、男の求婚シーンが思っていた以上にすてきだったからかもしれない。

逆に、メイドさんとの顛末は、もうちょっと詳しくやってほしかった。ちょっと不完全燃焼。
娘萌え、あると思うんです。
詳しくはこの記事の最後あたりを参照してください!

---

さて、もう一つのエンディングについて。
普通にクレジットが流れて、ノーマルエンドみたいに「決して諦めず、頑張って生きていこう」なエピローグで終わるものだと思っていた。

「きっと、希望はあるよね……」

なのに、夏花の死体を見つけて。

「希望は……あるよね……」

心々乃の死体を見つけて。

「希望は……あるはず……だから……」

永遠生の死体を見つけて。

「希望、は……」
「……………………」
「わああああああああああああああああああああああああッッ!!」


私は美亜にかなり好意的だった。
優しくて、情に厚くて、勇敢で、泣き言を言わない。
どれだけ辛い目に遭っても決して諦めないすてきな主人公だったからこそ、彼女はここまでたどり着けたのだ。
そんな彼女が見られて、私も本当に嬉しかった。

だから、彼女の心を覆いつくす絶望も、やり場のない怒りも、共感できた。
もちろん、力を失った上位種族の女を拷問したくなる気持ちだってわかったし、女が苦しむほど気持ちが晴れていくようだった。

たしかに、こんなのいけないと思う私もいた。
けど、一万回殺された美亜には、たぶんそれをする権利があって、それは誰にも止められないのだ。

そのうち、美亜なんかより、私のほうがよっぽど女が死なないか心配するようになっていた。
だって、殺しちゃったらそれでおしまいだもん、そんなのツマンナイでしょ?

「だって、あんた達が人間にやってきたことはもっともっと酷かったんだから……」
「あんた達の罪は……万死に値するんだから…………」


ヒロインが悪落ちして、主人公である私たちが苦しんだり興奮したりする作品は、そんなに珍しくない。
けど、主人公が、私たちまで道連れに悪落ちする作品って、そんなのあった?
やっぱり美亜ちゃんはどこまでもすてきなヒーローなのでした。

次回、総評。
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ゲーム [★★★☆☆]
死に逝く君、館に芽吹く憎悪

死に逝く君、館に芽吹く憎悪 その3(まとめ)

シナリオ・テキスト

企画・脚本は、和泉万夜。
実力派と言われているだけあって、ストーリーもテキストもさすがの安定感。
特に、ヒロインたちの心の動きと、その描写は秀逸。
悪落ち美亜ちゃんがMVP、ぐう畜夏花ちゃんが銀賞でした。

ただ、「上位種族」関係の設定に、煮詰め方の甘さというか、安っぽさを感じる。
彼らの弱点は、上位種族同士での接触を行うことで発生するのだという。
なら、どうやって子孫を残すのか? とか、気になるところ。
あとは言葉の問題とか。上位種族の人たちがことわざとか使ってると、なんだか違和感あるよ?
まぁこんなのは些細なことで、減点対象ってほどでもないんだけど、でもこういうところを大事にしてくれると、もっと物語に深みが出たかなーって。

グラフィック

シナリオ面がよかっただけに、グラフィック面がやや劣るのが残念。
画力はともかく、差分の少なさが気になるところ。
たとえば、毎日1回ずつ殴られる回数を増やされる拷問を受けるときの「殴られるCG」が左頬の1カットだけなあたりとか。
いくら演出を工夫したって、チープさは拭えない。

臓物ぶちまけちゃうCGもちょこちょこあったけど、こちらについては、実物を見たこともないのに絵にケチつけるのもなんなので、何も言わずにおきますね!
ただ、飛び降りしたときの脳ミソはみ出ちゃってるCGがとてもよかったことだけは、コメントしておきます。

Hシーン

一応各ヒロイン1回ずつはエッチしたかな?
あとは全部拷問でしたね。それをHシーンと呼ぶのかどうかは、よくわかりません。

拷問の内容は、「苦痛を与えること」ではなく「殺すこと」が目的なのが特徴的かも。
なので、女の子を痛めつけたいだけの人には、ちょっと不満かも。
でも、女の子を殺してみたかったり、女の子が死んじゃってる一枚絵を集めている人にはオススメですよ!

金属バットで殴るだけとか、ちょっとよくわからないプレイがあるのはご愛敬?
残念だったのは、四肢欠損系の切断プレイがなかった点。
上位種族にとって人間は、遊んでよし食べてよしの一石二鳥な存在だったわけだよね?
なら、毎日少しずつ食べる分だけ切っちゃうプレイとか、ピッタリだと思うんだけどな!
それを本人にも食べさせてみたりとか、ほら、夏花ちゃんあたりにやりたくなりません? ねえ!

声優

主人公・美亜役の、サトウユキが熱演。
この人がいなかったら、成立しなかったと言ってもいいくらい。
普通にしてても結構かわいい声してるのに、悲鳴・慟哭・断末魔なんかの絶叫系演技がすばらしいんです。
喘ぎ声はあんまり好みじゃないけど、今回和姦系のシーンが2回かな? くらいしかなかったので、ぜんぜん気になりませんでした。

音楽

デンカレOPのキャッチ―さは十分。
あのムービーがなかったら、私もやっていない。
お金の使いどころがわかっているよね。

BGMは、雰囲気によく合っていた。
曲の良し悪しより、BGMに一番求められてるのってそれだと思うんです。

システム

必要十分。
最近のゲームはバックログジャンプがデフォになりつつあって、嬉しい限り。

総評

2016年7月発売枠。
ゴスロリ主人公が一万回拷問されて殺されちゃう系ゲーム。

鬼畜、リョナ系のプレイが好きならオススメ。
シーン自体も楽しく見られるし、シナリオもぜんぜん悪くないし、ヒロインたちもかわいい。
そして美亜ちゃんは最高の主人公なんです!

もうちょっと予算があれば、もっといい作品になったのになぁと、惜しい気持ちになります。
私の評価は、傑作にはちょっと届かない、★3つ・良作評価。

似たような雰囲気のゲームをお探しなら、「Maggot baits」なんかのCLOCKUPのダーク系なのをどうぞ。
それとも……蟲、愛でちゃう?
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ゲーム [★★★☆☆]
死に逝く君、館に芽吹く憎悪
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