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ワールド・エレクション 伊織ルート

3月も終わり新年度を迎えようかという今日このごろですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私事ですが、このたび「今年の抱負」を決めました。
ってゆーかギャルゲーレビューブログやってんだから、最低でも毎月1本は新作ゲームやんなきゃマズくねえ? ってことです。
目標は「今月の新作」のうちにクリアすること。
つまり、発売から1ヶ月以内には終わらせよう! ということです。

ということで、2016年2月発売枠にはWhirlpoolの10週年記念作品「ワールド・エレクション」を選びました。
Minoriと迷ったのだけれど、たまには何も考えずに女の子をかわいいかわいいするだけのゲームもいいかな、みたいなね。
ちなみに1月発売枠では、凍京ネクロをプレイ予定です。

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世界設定は、超能力要素がスパイスな、日常系学園モノ。
「人間」「悪魔」「天使」「獣人」「機械人」が共生する世界で、各々5人のヒロインたちとのドタバタラブコメ。
自称一般人だけど、実は人類最強の超能力者な主人公が、不本意ながら生徒会選挙に立候補することになってしまうストーリーです。
……あれ、クルルってそうだよね、機械人枠なヒロインでいいんだよね? ええー……。

ということで、まず攻略したのは、ヒト科イモウト目ヒロイン・獅子堂伊織ちゃん。
CVは、上原あおいこと雪都さお梨。
沢渡七凪(あえて無視するキミとの未来)、小日向ひなた(らぶらぼ)、乙音ニコル(カルマルカ*サークル)、藪野ちゆる(よめはぴ)、草薙一葉(1/2 summer)あたりでお世話になっている声優さん。
表面はしっかり者な妹だけど、中身は不安定に揺れ動く多感な年頃な妹ちゃんを、きちんと演じてくれました。

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伊織ルートは「兄を選挙に煽ってしまった妹心について」と「伊織の能力」の二本立て。
テーマとしては「自分が自分であること」というアイデンティティに関することの模様。

主人公の「能力」は伊織が覚醒させていて、そのことを伊織は悔やみ続けていた。
強すぎる力は人を孤独にするものだからね。

自分ではなんとか能力を受け入れて、けれど周囲には受け入れてもらえずに苦しんでいた主人公を見続けていた伊織は、ずっと後悔し続けていた。
だから主人公に学園を辞めさせようとしていたのだね。

しかし、選挙を通じて周囲に受け入れられていく主人公を見て、伊織は気がつく。
「誰にもわかってもらえない兄を、世界でたった一人わかってあげられる自分」でいたかったこと。
兄の願いを、最初から諦めていたこと。
兄の能力から、逃げていただけだったこと。
自分の気持ちに、気がつかないフリをしていたこと。
自分の能力を、なかったことにしようとしていたこと。
今まで逃げ続けていたそれぞれにきちんと向き合い、受け入れ、一つ一つ自分のものにできたとき、彼女は「たしかな自分」を見つけることができるのだった。

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伊織ルートは、まぁこんなもんかなぁ……な、凡作☆2つくらいの出来。
気持ちを打ち明けてから結ばれるまでがずいぶん早かったですね。
デレデレ甘えん坊な妹ちゃんはとってもかわいかったですね!

ところで、伊織が義妹である必要ってなくなかった? 実妹でいいじゃんね?
属性としての魅力値は、どう考えても「実妹>>義妹」だと思うのですよ。

義妹のメリットは、恋人関係になるハードルが低く、周囲の理解が得やすいこと。
血が繋がってないから近親相姦にならないし、結婚だってできるもんね。

でも伊織ルートのシナリオでは、付き合ってることは隠してたし、もちろん他ヒロインのリアクションもなし。
ほら、それならもう実妹でいいじゃないですか! ねえ?
二人の愛の力で常識の壁を壊しちゃう、みたいなね?

「ごめんね、お兄ちゃん……」
「なんで謝るんだ……」
「私がお兄ちゃんの気を引いたんだもん……構ってって、お兄ちゃんの背中を引っ張って……」
「そんなこと二度と言うな、どうしてわからないんだよ」
「……怒らないで」

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ゲーム [★★☆☆☆]
ワールド・エレクション

ワールド・エレクション パーフィルルート

ワールド・エレクション、2ルート目には未来の大天使パフエルこと、見習いロリ天使・パーフィルを攻略。
一人称「わたくし」なちょっとアヤしいお嬢様言葉で毒を吐くロリっ娘です。
ちなみに、私はパフの髪型が大好きです。クセっ毛風にウェーブをかけたボブカット最高なんです!

CVは、秋野花。
桐原一葉(古色迷宮輪舞曲)、クロハ(1/2 summer)あたりでお世話になっているっぽい。
今回の花さんは、かなりのロリ寄り。頭が痛くなるくらい耳にキンキンくる。でもそれがいい

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パフルートは「愛の天使になるために」なお話。
ただしキャラ萌えがメインで、筋の通ったテーマはないみたい。
(堕天使に)切り替えていくパフ子にはわろた。
むしろあのまま悪堕ちルートが欲しかった。せめてもうちょっと引っ張ってほしかった!

「恋」はともかく「愛」って(キリスト教義に疎い日本人である私には特に)難しいもの。
なんとなく「恋のすごいバージョン、みたいな?」な理解しかないよ。
せっかくの愛の天使なのだから、パフ子には「愛とはなにか」を語ってほしかった。
そしたらパフ子が目指すべきなにかが、もっと共感を持って描けたと思うんだよね。
結局、互いの100%を心で受け入れることを愛だと言って、それを望むだけでパフ子は覚醒しちゃったからね。なんだかちょっと薄っぺらい気がしなくもない。
とは言え、紛争地帯に介入しちゃうリアル全開な天使っぷりを発揮しちゃうエピローグは全然悪くなかったよ!
戦場でイチャつきすぎじゃないのかな? と思わないでもなかったけどね。

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義妹な伊織ちゃんもそうだったけど、ルートに入ってからのデレ具合がヤバい。
いや、パフ子は共通ルートからそうだったか。

どーしてもハッピーエンドを迎えなくちゃいけない宿命を課せられた彼女たちにこういうことを言うのも酷かもしれないけど、パフ子はもっとダメな子でよかったと思うんだ。
純情ロリびっち路線でもよかったけどね、それより、もっとべったべたに主人公に依存する「ぼくだけの天使」になってほしかったかな、なんてね。

ということで、私のお気に入りは、共通ルート・お悩み相談室にて、ソフィアから「主人公が好き」な恋愛相談を持ちかけられて自爆してしまったパフ子のお話。
我が身かわいさから使命を果たせなかったことに自己嫌悪し、引きこもっていたパフ子は、部屋から連れ出しにきた主人公の手も拒絶しようとする。
拗ねてるところを構ってもらえるのが嬉しいって感覚は、私にもわかる。突き放すようなこと言いながらも本当は慰めてほしい、みたいなね。
パフの魅力は、最初は「放っておいて!」とか言うくせに、ちょっと引いただけで本心を見せてしまうか弱い素直さにある。
構ってほしくて、甘えさせてほしくてしょうがないんですね。もー可愛らしいったら!

「冷たくしないでっ!
 わかってますわ。わたくしが無力なのは、わたくしのせいに決まっているでしょう」

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ゲーム [★★☆☆☆]
ワールド・エレクション

ワールド・エレクション ソフィアルート

ワールド・エレクション、3ルート目は悪魔界のプリンセス、ソフィアを攻略。
立ち絵から伝わってくる通りの余裕たっぷりの王者の器を持つ、ちょっとアブナイ悪魔の女の子。

ところで、ソフィアちゃんの垂れ角はめっちゃ掴みたくなる感じに生えてくれてますよね。
おしゃぶりしてくれてる時とかにね、ぐいぐいってしたい。したくない?

さて、ソフィアのCVは、風音。
このチョイスはどうだろう……。他の声優さんでもよかったような……?
いや、ソフィアのしゃべり方があんまり好きくないのは私のせいで、風音のせいではないか。

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ソフィアルートは、「愛は世界を変える」なお話。

悪魔の世界の政治情勢がよくわからないのですが、たぶん保守派と革新派がいて、旧魔王の娘であるところのソフィアは保守派の旗印なのだろう。だから革新派の目の敵にされている――と。
そういうわけで、蛇悪魔のテロのターゲットにされてしまったんだと思います。
こういうお話はもう少し詳しくやっても……いや、それはそれで退屈だからいいか……。
とにかく、誰かを想う心は弱みにもなるけれど、それ以上に揺るぎない強さをももたらす――と、そんなお話に仕上がっていたようです。

オーラスのモノリス破壊作戦は、エヴァの「瞬間、心、重ねて」を思い出すお話。
シンジとアスカがユニゾンでイスラフェルを倒しちゃうアレね。
感想書く前になぜかもう一度見てました。

ルート序盤のソフィアの求めているものと主人公の求めているものの違いからのすれ違いは、笑えるよーなムカつくよーな切なくなるよーな、不思議な感じ。
ソフィアの立場に立てば、たしかに主人公の煮え切らなさはまったく理解できないものだろう。
けど、そんな曖昧にも思える態度を取っても、きちんと主人公を思ってくれるソフィアちゃんは健気かわいい!
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ゲーム [★★☆☆☆]
ワールド・エレクション

ワールド・エレクション ファウラルート

ワールド・エレクション、4ルート目には、オオカミっ娘なファウラを攻略。
抑えきれないケモノの本能がほとばしる、姉御肌の女の子です。

CVは、萌花ちょこ。
御桜稟(サクラノ詩)、姫城あげは(この大空に、翼をひろげて)あたりでお世話になってる声優さん。
私はこの人の演技は好きでも嫌いでもないようです。全然印象にない

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ファウラちゃんのお話は、頼りになる獣人のリーダーな彼女と、主人公の子種が欲しくてたまらないメスな彼女のギャップに萌えるルート。
ということで、つまりはエッチばっかりしています。
ファウラちゃんのケモノらしくシンプルで一直線な感情は、見ていてすがすがしさすら覚えそうでした。

シナリオ的には、「人の役に立つ」という目的を達成する過程においての主人公とファウラの方向性の違い、みたいなものにスポットが当たっていたような気がする。
けれど、特に目立ったテーマも山場もなかったと思う。
キャラ萌えな抜きルートですね。
残念な点は、私に姉御属性がなかったところかな。

ラストは、ほわほわな破壊神さんを攻略します!
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ゲーム [★★☆☆☆]
ワールド・エレクション

ワールド・エレクション クルルルート

ワールド・エレクション、ラストはメインヒロインな破壊神・クルルを攻略してクリア。
クルルのCVは、沢澤砂羽。桐谷華の別名義だという噂。
言われてみればたしかに! という感じ。
クルルの魅力はあのほんわかした声、みたいなところがあるからね。
例えばこれがラノベだったら、クルルがあれほどかわいかっただろうか?(反語)

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クルルルートは、クルルの正体みたいなところにスポットが当たる。
五界が統合していたこの世界観において、クルルは世界を侵略する第六界の使者だったのだ! みたいなお話だったかな?
なんだかエヴァの人類補完計画っぽい? とかずっと思っていました。

惜しむらくは、クルルのアイデンティティでもあり、OPの引きでも使われてる「世界の壊しかた」が伏線じゃなかったところ。
だって、クルルは主人公と出会わなかったら補完計画を完遂できてたわけでしょう? やりかたわかってるじゃん!

まぁクルルの破壊神トークが、このゲームの魅力の8割を占めてる、みたいなところがあるからね。
そんなクルルの登場率が高い彼女のルートは、なかなか楽しかったです。
だからこそ、それを伏線にしてほしかったんだけど。

ちなみに、このゲームの魅力、残りの2割はパフの「おバカ」ですね。
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ゲーム [★★☆☆☆]
ワールド・エレクション

ワールド・エレクション まとめ

シナリオ

主人公最強系キャラ萌えゲー。
そんなのにシナリオとか重視されても、メーカー側だって困っちゃいますよ!

だいたいこういう能力バトルモノにおけるコピー能力って、小物が使っていたりする気がするんだけど、それで人類最強はOKなのか?
まぁそもそも人類自体が弱いっぽいからいいのかな。
それでも、いろんな女の子と仲良くならなきゃいけないギャルゲー主人公において、コピー能力ってのはすごくいい設定だね。
ルートに入るたびにいろんな使い方ができるんだから。

しかしまぁこの「選挙」ってよく題材になるよね?
主人公がヒロインの好感度を上げようとする過程が自然に描けるからなのかな?

キャラクター

「クルル ≧ パーフィル > 伊織 > 他」の順にお気に入り。

やっぱりほわほわな破壊神さんが一番。
だけど、ルートに入ったときのかわいらしさは、パフが頭一つ出ている。
あと、自称妹フェチの私としては、やっぱり伊織ちゃんは外したくない。
まぁ義妹の悪いとこが出てたけどね。背徳感ゼロっていう

「ボイスお気に入り登録機能」があるのだけれど、私はパフ子のセリフ登録数が一番多くなりました。
というか、「~~しないで」系が好きっぽいですね、私。

グラフィック・Hシーン

原画師が複数いるらしいのだが、誰かの書く絵が妙に「乳首がでかい」。
私にとっては「まぁたしかにちょっと大き目だったよね~」レベルだったのだけれど、人によっては「トラウマになるかと思った」だそうで。
公式のグラフィックサンプルにはないCGでキテるのがあったりしたので、それだけは注意。

それ以外のグラフィックのクオリティは上々。
まぁおっぱいがね、全体的に大きすぎる気はしたけどね。
今更そんなことをぐちぐちいうほどアマチュアな貧乳スキーじゃないのでね、私もね。

エッチの傾向は、やたらとキスが多い。いっつもチュッチュしてる。
大体ヒロインが主人公にべったり惚れてるので、妙に尽くしてくれる感じのシーンが多い。
パフ子にはお世話になりました!

声優

全体的にレベル高い。
クルルとパフ子が飛び抜けてる。
桐谷華(クルル)はもともと好きだったけど、秋野花(パフ)もこれからお気に入り声優になりそうです!

音楽

OP曲の「れみぜら!」は、私的アニゲーソングのベストアルバムには入らないものの、良曲メドレーになら普通にランクインする。
カッティングの小気味いいロックナンバーは、聞いてて楽しくなるよね。

BGMも全体悪くなかった。

総評

2016年2月発売枠、Whirlpool10周年記念作品・ワールド・エレクション。
女の子といちゃいちゃしたい人向けの、正統派キャラ萌えゲーでした。
全体的に手がかかっていることがうかがえる、いいクオリティだったと思います。

なにも考えずにプレイできるこういう作品も、たまには悪くない。
私の評価は★2つ、凡作とします。
category
ゲーム [★★☆☆☆]
ワールド・エレクション