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恋人(おやこ)でできること まとめ

最近、娘萌え属性に目覚めている気がする!

「dies irae」の玲愛と神父さまを見ていて、ふと思い至ってしまったのです。
振り返れば、「last of us」のためだけに購入されたPS4。
思ってみれば、映画「ペーパー・ムーン」も大好きだし、成年コミックでは「少女とギャングと青い夜」も殿堂入りだし、さらに考えれば、私の書いてるエロゲシナリオのメインヒロインなミコトちゃんも、娘属性持ちな気さえする。

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ということで、実娘といちゃいちゃしちゃうゲーム「恋人(おやこ)でできること」。
ジャンルはロープライスな抜きゲー。

主人公は小学校高学年の娘、妻、ゼロ歳児の息子の四人家族。
妻が生まれたばかりの息子ばかり構っていたせいで、愛に飢えていた娘。
そんな彼女に迫られる形で、主人公は肉体関係を結んでしまう――
というのが、ゲーム開始時の設定。

娘ちゃんは「身体を求められる=必要とされている=愛されている」というアヤウイ思考を端々に覗かせはするものの、エッチそのものにも近親相姦にも嫌悪感は薄く、お父さん好き好き大好き! と、かなりあっけらかんとエッチに応じてくれる。
対照的に、主人公は娘に対する気持ちが家族としての愛なのか、男女としての愛なのか、あるいは単なる肉欲なのかわからず、さらに近親相姦への葛藤もありき、かなり悩みまくっている――
といった主人公の気持ちに応じて、エンディングも3種類。

一つは、娘に対する気持ちが「肉欲」だというもの。
実娘をセフレ扱いとか、なかなか新しい。
どうもお尻でエッチしちゃうと頭のネジが飛んでしまうらしいね?
禁断の関係を誰かに見られることにハマってしまった娘ちゃんが、主に露出方面でディープなセックスにハマっていくエンディング。

もう一つが、娘に対する気持ちが「家族としての愛情」だというもの。
自分たちが行っている性行為が、一般家庭で言うところの父娘のコミュニケーションであり、単なるストレス解消なんだと言う。マジか。
娘がクラスメイトとの淡い恋模様を描いているのを微笑ましく見守るお父さん――なエンディングなんですが、ここから先がちょっと気になるところ。
ほら、エッチなマンガとかだとね? よくありますよね。エッチしながら恋愛相談聞いちゃうー的な、ね?

ラストが、娘に対する気持ちが「男女としての愛情」だというもの。
このエンディングがトゥルーに相当するはずなのだが、いささか以上に衝撃的。
たしかにウケが悪いのは認めるけれど、一応フォローのつもりで考察してみました。

実の父娘であることさえ除けば(あとは年の差も)、二人は相思相愛の理想のカップルだと言っても過言ではない。
実は妻が不倫していたーとか、妻が溺愛していた長男が間男との子供だったーとかキツめのシリアス展開もあるのだが、離婚して二人暮らしとなった父娘の生活は、まるで新婚夫婦のようで順風満帆にすら見えた。
だというのに、どうしてあんなエンディングなのだろうか?

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娘ちゃんは、ずっと自分が被害者だと思っていた。
母からの愛を奪われた被害者で、だから父にはたくさん愛されて当然なんだと。
それが娘ちゃんのインセスト・タブーに対する意識の低さを招いていた。

しかし、娘ちゃんがあれほど嫌っていたお母さんも、最初は心からお父さんを愛していたのだ。
けれど娘ちゃんが生まれたことで、お母さんは100%の愛を受け取ることができなくなってしまう。
お父さんを誰よりも愛していたからこそ、お母さんはその現実を受け入れることができず、娘ちゃんをまっとうに愛することができないまま、お父さんへの愛を捨て、100%愛してくれる(気がした)他の男に走ってしまったのだ。
娘ちゃんはそれを理解して――そして、同時にもう一つ致命的なことに気が付いてしまった。
私がお母さんからお父さんの愛を――そして、お父さんからお母さんの愛を奪った加害者でもあったんだと。

幸せになればなるほど、落ちる絶望の淵は深くなる。
お父さんとの愛の結晶を授かり、人生の絶頂を迎えた娘ちゃんは、だからこれ以上生きていくことができなかった。
夫婦になるということは、すなわちお母さんと同じ道を歩むことを意味するのだから。
いつか必ず自分の気持ちを、二人の愛の結晶を、そして大好きなお父さんを裏切ってしまう。
そうだ、奪った私は、奪われるのだ――

娘ちゃんにとって、それは血に刻まれた呪いのようなもの。
なぜなら、お母さんよりも強く、生まれてくるはずの子供よりも深くお父さんを愛していたから。
ゆえに、今この瞬間の幸せを永遠にしたかった娘ちゃんが、お父さんと「恋人でできること」はそれしかなかったのだ。

「お父さんの恋人になれて、嬉しいよ、私。お父さんの娘で良かったって思ってる」


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もし、父娘じゃなかったなら。もし、これほど深く愛さなかったなら。
二人の想いが強くなればなるほど破綻せざるを得ない関係は、近親相姦に対するアンチテーゼのようにすら思える。
それでも惹かれてしまう私たちは、飛んで火に入る虫ケラくらいの価値しかない愚かな存在なのです。
評価は★3、良作とします。
いちおう、ただの抜きゲーで星3つはかなり高評価だからね!
普通は記事にもしないし評価もしないからね!

ちなみに、「シスター・プリンセス」を皮切りに2000年前後から巻き起こったイモート・センセーショナルですが、そこで妹萌え属性を付与されたかつての若人たちがオトナになる頃(たぶん2020年くらい?)からは、それが娘萌え属性にすり代わって燃え上がっていくらしいですよ!? 娘萌えは次代の最先端なんです!
つまり、こんなマイナーゲームに長々と記事を書いてる私が結局なにを言いたいのかと言うと、エロゲー批評空間で「実娘」タグのついてるゲームが15本しかないという現状はどうにかしなくちゃいけないんじゃないですか? ということです!
category
ゲーム [★★★☆☆]
恋人でできること