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夏の色のノスタルジア 美羽ルート

少なくとも癒し系ではない。
甲高く、鼻にかかったようなトゲのあるザラザラした声。
耳元で一晩中ささやかれようもんなら、きっと朝には猿ぐつわを噛ませている。
でもご飯のときには猿ぐつわは外さなくちゃいけなくて、このキンキン声で「ありがと、おいしい」とか言われたら、あぁやっぱり今夜もささやいてもらおうかなあと思わざるをえない。
そんな蠱惑の声の持ち主、それが春日アンです。

あ、ちなみにロリ声限定です。
お姉さんの声になると、途端に魅力が失われます。

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ということで、春日アンが妹ボイスを当てている「夏の色のノスタルジア」。
しかし、なぜか公式HPにはサンプルボイスがない。
体験版までやってから、春日アンにささやいてもらおうと決めた。

ゲームの雰囲気は、「夏空のペルセウス」に「Angel Beats!」をちょびっと足して、「キラ☆キラ」千絵ルートで割った感じ。
そして美羽ルートは、二卵性の双子の妹と中出しエッチしまくる、最高の実妹ルート。
あ、中出しだったのは、私がコンフィグでHシーンの選択肢を「すべて中出し」に設定してたからでした……。

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だいたい妹のお話っていうのは、幼少期から自然に抱いていた家族としての好意が、異性としての好意にすり替わって結ばれる――というのが王道。
たが、この双子の妹の場合は違う。
17歳になってまで、異性としての好意がゼロ%な、純粋な兄妹としての好意だけで「私は結婚なんかしない。いつまでもお兄ちゃんと一緒にいる」と宣言してしまうのだ。
だから兄にハダカを見られてもなんとも思わないし、生理用品だって買ってきてもらう。

しかし、主人公である私たちは、もちろんそんな妹をエッチな目で見てしまう。
だって地味におっぱいおっきいし、かわいいし、スタイルいいし。
「二人で一人」でいられた子供時代とは、もう違うのだから。

一心同体だったはずの双子が、気がつけば「男」と「女」に別れつつある。
美羽はそれにひどく混乱し、兄が自分を女と見るようになるなんて絶対に嫌だ! 時間なんて止まってしまえばいいのに――そう願うのだ。

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声萌えだけでシナリオは期待していなかったのに、予想以上に面白かった。
妹が兄を男として意識するようになる過程が、「自分が女であることを意識してしまって」という描かれかたをするのが最高。
部屋に引きこもって兄のパンツやらシャツやらをくんくんしてオナニーにふける美羽、具合が悪いのかと心配して部屋に入ろうとする主人公に「カゼ感染っちゃうから入ってこないで!」から「ど、どうかな……もう、どっちでもいい気がしてきた……」とか言いはじめちゃうあたりがヤバかった。
どうせなら、妹のこっそりオナニーシーンがほしかった。すごくほしかった。お兄ちゃんの前で我慢できずにやってほしかった。

それと、ヤンデレ化できそうな要素は持っていただけに、そっち方面でも一波瀾欲しかったかも。
不満はその2点くらい。いい妹でした。
自称妹フェチな私は、結構な数の妹君と仲良くしてきたと思うけれど、この妹は新ジャンルだった。
美羽ルートのシナリオは、☆4佳作も狙えるレベル。

CGは美麗。オマンコオチンポ言ってくれるし、Hシーンも実用的。8H10CGとか、なかなかのボリュームだし。
ただ、立ち絵2種類はちょっと少ない気がした。3種類にするか、ポーズ差分がほしい。
翔子ちゃんはかわいいし攻略してみたいけど、あと2人を攻略してからじゃないとルートが開放されないようなので、ここで積みます。
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[視聴中] ゲーム
夏の色のノスタルジア

夏の色のノスタルジア 文音ルート

積むとは言ったが、リタイアしたとは言っていない。
ということで二年越しに再開した、夏の色のノスタルジア。
とは言え、4ルートすべてをクリアしてまとめ記事を書ける自信がないので、とりあえず最初に総評っぽいことを言ってしまう。

このゲーム、実は面白いんじゃねぇの?

時間が止まった世界――エデン/ラビリンス――に閉じ込められた主人公たち。
そこは現実に居場所がない人だけに許される場所。
作られた永遠を望む少女と、本当の現実を望む少女。
本当に出たいと望むのなら出られるはずなのだが、いくら探しても出口は見つからない。
彼ら彼女らの居場所は、どこにあるのか――

この舞台設定から、少女が永遠/現実を望む理由、心に秘めていた闇/希望にスポットを当てる。
この手法はどこかで見たような気がしなくもないけれど、それでもやっぱりジュブナイル向きで、とてもスマートだと思う。

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今回攻略したのは、ふんわりおっとりだけど世話焼きな年上の幼馴染・真乗寺文音嬢。
……こんな苗字だったんだ? 本編で一度でも出てきたっけな?

CVは、南里一花。一時期だけ活動していた声優さんっぽい?
演技は、普通にしてる時の声は普通にいいんだけど……ときどき不機嫌になる文音さんの声が本当に怖かった……。
迫真の演技だったとも言えるのかもしれないけど、コワイ声が素で普段のかわいい方が作ってる? とか思っちゃう私は、女性不信なんでしょうか。
ちょっと苦手でした。

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文音はまるで享楽的・狂信的とも思えるほど永遠を望み、エデンに迎合していた。
そんな彼女の「現実に居場所がない理由」「永遠を望む理由」が、文音ルートとなる。

そのシナリオ自体を評価するなら、☆3・良作レベル。
意外なところから伏線を拾い、彼女の心の闇を明らかにしていく。
コンドームのくだりはちょっとわかんなかったですけども、それでもきちんと筋の通った悪くないお話だったと思う。

けれど、この記事で取り上げるのはそこではない。
今回このルートを攻略したのは、2年前の妹ルートの記事に、文音ルートでの妹ちゃんの健気さについてのコメントをいただいたため。
その記事には「妹ちゃんがヤンデレ化してくれれば……」的なことを書いていたけれど、今回は「妹ちゃん、実はそれ以上にキテた可能性!」というお話をします。

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ヤンデレが病んでると言われるゆえんは、自分の想いの発露たる行動が「非常識な行為だと認識できない」か「わかっていても理性で抑えきれない」からだ。
けれど美羽の場合は違う。「わかっていて、けれどそれをしなければならないと理性で判断した」のだ。
そして、自分の想いの強さを兄にアピールなどせず、「その行動を隠し続けた」のだ。
その隠した理由も、「妹がオカシイと知った兄に心配をかけたくない」「妹がその行動に至った原因を兄に知られたくない」から。
決して保身などといった自分本位な理由ではないのだ。

この判断はとても冷静で賢いものではあるが――やっぱりちょっとオカシイのも事実だ。
だって、それは文音が病んでしまうほどに重いものだったはずなのだから。

けれど、美羽はそれをした。
ヤンデレ並みに病んでるけれど、それを理性で抑えきれるほどの強さ。
なるほど、妹がサイコパスってのは、やっぱり新ジャンルかも!

「ねぇ諒人……美羽は、誰よりも諒人のことを大事にしてきたんだよ?」
「本当は、ずっとずぅっと黙っているつもりだった。でも……」
「今となっては、諒人の一番大事な人は恋人みたいだから。だったらもう……」

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