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黄昏のシンセミア 沙智子ルート

積みゲーの中から夏にぴったりなものを発掘して崩していくキャンペーン、第四弾は「黄昏のシンセミア」。
ヒロインたちが中毒患者のようにひたすらジャコスに行きたがるゲームです。
ちなみにキャンペーン第一弾は「なつくる」、第二弾は「ころげて」、第三弾は「グリグリ」でした。
そろそろだいぶ涼しくなってきたし、今年の夏はあとできて1作か2作かなぁ……。

夏休み、大学生の主人公が田舎の村に帰郷し、そこで起こる色々な事件(怪奇現象?)に巻き込まれていくお話。
神社が大きな舞台の一つであること、羽衣伝説をはじめとした郷土学的伝奇モノであること、そしてメインヒロインが実妹であること。
この3点が、私のモチベーションです。

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まず攻略したのは、サブヒロインなツンデレ中学生、高見沙智子。
同じく中学生な翔子ちゃんから攻略しようかな~と思っていたら、こうなっていました。

CVは、青葉りんご。
有名な声優だけど、意外とお世話になっていない。主題歌担当のほうが多いかもしれない。
士蓮冬音(はるまで、くるる。)、桜井かなで(DEARDROPS)、山本眞弥子(花と乙女に祝福を)、忍坂つぐみ(1/2summer)くらいかな。
テンプレ釘宮系ツンデレボイスはなかなかよろしいですね。

沙智子ルートは「中学生のカノジョのつくりかた」のお話。なにこれうらやましい

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なにか事件が起こり、身を挺してヒロインを助けることで、主人公は好感度をぐいぐい上げていく。
翔子ともそうだったよね、腐った熊事件。
沙智子とは、川に引きずり込まれる事件でフラグが立つ。
その後は、川の化物の正体を探りつつ、母親の遺品である青い石を探しつつ、タイムカプセルを探しつつ、距離を縮めていく。

サブヒロイン扱いで、シナリオ自体が短いので仕方がないのかもしれないが、付き合い始めてからHシーンまでが短すぎてわろた。
「恋人になったらキスとかそれ以上のこともするんだぞ。この夏休みに焦らなくたっていい。これからゆっくりお互いのことを知っていこう」とか、ちょっとオトナでイケメンなこと言っておきながら、沙智子に押し切られて恋人になっちゃって、あまつさえその日のうちにヤッちゃうんだもんなあ!

主人公に母親の記憶が薄いのはなにかの伏線だと思うけど、母親からの手紙を見つけて、再びその事実に胸を痛める主人公への、沙智子ちゃんの包容力はすごかった。
まさに、悲しんでいる主人公を愛していた。
人は誰しも生きていること自体で罪を犯している。
こういうシチュエーションでその罪が浮き彫りになったとき、その自分を愛してくれる存在っていうのは、生きていること自体を赦してくれる存在であり、それはもうほとんど神様みたいなもの。
この包容力を中学生のロリっ娘が持っているんだから、まぁ素晴らしいったらないですね!
私も中学生のカノジョがほしいです!

1H1CGのシンプルなサブシナリオだったけれど、まぁイイカンジにギャルゲーしてたと思います。
できれば、中学生の彼女を作った兄を見る妹がほしかった。
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ゲーム [★★☆☆☆]
黄昏のシンセミア

黄昏のシンセミア いろはルート

シンセミア、メインヒロインの一人目は、幼馴染な巫女さん、春日いろはを攻略。
本名は五朗八って書いてイロハって読むらしい。変換できた。びっくり

声優は、もう一声聞けばわかる、青山ゆかり。
青山ゆかりは嫌いじゃないけど、印象の濃いキャラが多すぎて、いささかお腹いっぱい。
声を聞きながら、他の女の子のことを思い出しちゃうし!
月陽炎でも巫女さんを演じていたよね。あのときはツンデレだったけど

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いろはルートでは、夏休みのバイトの主眼を神社の夏祭りのお手伝いに置き、神社に出入りするかたわら、腐った怪物の情報を地道に集めていく。
スポットが当たるのは、神社を切り盛りしている努力家のいろはと、その根っこにある行方不明の両親について。

というか、メインヒロインルートに入った途端、衝撃の展開がいくつか。
銀子さんが降りてきた天女その人であり、主人公の血族である皆神家は、天女の子孫なんだとか。
腐った化物は、天女の残した不老不死の薬のせいで生まれたとか。

シナリオそのものは凡作。
というか、オープニング流れてからの日常シーンが長すぎて、だれる。
事件を究明しようとするのはもちろんナイスなのだけれど、新しい情報やら出来事やらが少なくって……。
その割に、ヒロインの内面を深く掘り下げたりするわけでもないし、両親の手帳についてのいろはのリアクションも収録されてないし、いろはが頑張っていた舞も本番にはならなかったし、完成度はイマイチ。

とりあえず、神社のメインの建物を「本堂」というのはやめていただきたい。それじゃお寺だよ!
神社の場合は「本殿」だからね? しっかりして!

シーンは、アフター含め、3H5CG。
1回のエッチで1度しかイカない主人公には親近感を覚えざるをえない。
が、そのくせに早漏なのは困ったもの。
えっ、もうイクの!? まって、ちょっと待ってよ! ってなる。ふぅ……。

割とマジメ系クズ要素のある主人公だけれど、竹ぼうきを構えるいろはの一枚絵はものすごくカッコいい。
やっぱり巫女装束には竹ぼうきですよね! 間違いない
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ゲーム [★★☆☆☆]
黄昏のシンセミア

黄昏のシンセミア 銀子ルート

メインヒロインの2人目は、ミステリアスなお姉さん、銀子を攻略。
あけすけな性格と、下ネタにも強そうな第一印象から、完全に年上キャラだと思っていたのだけれど、ルートに入るにつれて実はものすごくウブなところが見えてきて、そのギャップがたまらないヒロイン。

年上のお姉さんに、ロリ系アニメチックな芹園みやボイスが当たっているのも、ギャップ萌え。
仁燈春海(はるまで、くるる。)、三ツ廣サチ(車輪の国、向日葵の少女)、小笠原千花(真剣で私に恋しなさい!)あたりでお世話になっている声優さん。
これはナイスキャスティングだったと言わざるを得ない。

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いろはルートでは、銀子さんを「天女その人」と書いていたが、違ったらしい。
彼女は地上に降りてきた天女の妹で、姉が残していった不老不死の薬の後始末をしていたのだとか。

とにかく、主人公をはじめとした村の人々と、銀子との間では、違う時間が流れている。
別れが辛くなるから距離を置こうとする銀子に、主人公は自分の恋心を自覚していく――といったお話が、銀子ルート。

山場は、主人公とさくやが母親を亡くした水難事件を起こしたミズチが再び現れる事件。
翔子が可愛がっていた狐のごんたが山童になってしまうのとリンクさせていたのは、なかなかに悪くない。
のだけれど、結局なにがどうなったのかわからないままに終わってしまったのが、消化不良感。
やっぱりシナリオとしては凡作かなぁ。
設定も題材も興味深いのに、楽しくないのはどうして?
天女と地上人の恋とか、もっと美味しく料理できそうなのに……。

というか、いろはルートにはなかった「お祭りで神楽を踊るいろは」CGが、こちらで実装されていたのが謎。
どう考えたっていろはのお話でやっておくべきだったんじゃ……?
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ゲーム [★★☆☆☆]
黄昏のシンセミア

黄昏のシンセミア 翔子ルート

シンセミア、メインヒロインの3人目に、中学生ヒロイン・岩永翔子を攻略。
中学生らしいピュアハート全開な、癒し系少女。
すごくジャコスに行きたがる。

CVは、夏野こおりこと田口宏子。
周防天音(グリザイア)、春日野穹(ヨスガノソラ)、宮村みやこ(ef)、柴門水澄(ウィッチズガーデン)、古宮エリス(七つのふしぎの終わるとき)、琥珀(死神の接吻は別離の味)、日向夏咲(車輪の国、向日葵の少女)などなど、たくさんお世話になっている声優さん。
でも、なんか聞き覚えあるかな~? と思うだけで、クレジットを見るまで気がつかない。
これが演技の幅です。青山ゆかりは見習うこと。

翔子ルートは、少女が大人になる段階が、悪い側面から具現化していくお話。

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……のはずなんだけれど、本当に主人公はわかっていたのだろうか?

翔子が「呪い」に侵食されていき、彼女の悪い心がミズチという化物の形を取って現れてくる。
それは、恋仲になった主人公への独占欲であったり、自分と主人公の世界に害意を持って接する人間に対して害意を返すことであったり。
呪いの力を使えるようになったのは、たしかに天女の遺物のせい。
だから、それを処理しようとする銀子のスタンスもわかるし、恋人を守ろうとする主人公のスタンスもわかる。
けれど、翔子にとって重要なことは、本当に「呪いに侵食されたこと」なのだろうか?

好きな人が他の女の子と仲良くしてるのを見て、嫌だなあと思う心は、誰だって持っている。
好きな人を守るためなら、嫌いな人を傷つけてもいいと思う心だって、誰だって持っている。
そういう心を向き合い、なだめすかして折り合いをつけるのが、大人になるということなんじゃないだろうか?
翔子の問題は、その「夢見る少女じゃいられない」彼女自身の心とどう付き合っていくのか、そこにあったように、私は思う。

翔子には、それがたぶんわかっていた。
だから結果として、感情をコントロールできるようになるまで、主人公と距離を置く――というエンディングになる。
わかっていないのは、主人公だ。
呪いさえどうにかすれば、少女がいつまでも少女のままでいられるなんて、そんなの幻想だ。
翔子にとってのハッピーエンドは、誰かを呪ってしまうような心を持ちながらも、それを受け入れられる優しい人になることだったんじゃないかな。
呪いがなくったって、生きている限り嫉妬や憎悪から完全に無縁でいられるわけがないんだから。

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シナリオの方向性には不満があるものの、展開自体は悪くない。
今のところ、一番評価できるのではないかな。
特に2Hの逆レイプはすばらしい。これこそエロゲーヒロインだよね!

いろはエンドも銀子エンドも、誰もが納得できるハッピーエンドだった。
なのに、翔子エンドだけは、どこか毛色が違う。
この先のトゥルーに向けて、期待できるなにかがある気がします。
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ゲーム [★★☆☆☆]
黄昏のシンセミア

黄昏のシンセミア さくやルート

シンセミア、個別ルートのラストは、クーデレ系実妹の皆神さくやを攻略。
立ち絵からは想像できない隠れ巨乳キャラ。
妹は貧乳が正義だとは思う心は揺るがないが、「くっ、我が妹ながら無駄にエロいな」とセクハラできるのは楽しい。

CVは、平山紗弥こと成瀬未亜。
ウィッチズガーデンのSD原画を担当した人らしい。えっ?

さくやの話は、近親姦にスポットを当てた、正統派実妹ルート。

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「好きって、それは兄として? それとも男として?」と問われたとき、「兄でなく赤の他人だったら、仲良くなることはおろか知り合ってもいないはず。だからその二つをわけて考えることはできない」と言い切ってしまう兄妹関係は、なかなか興味深い。

メインは、実妹との近親姦というタブーを犯してでも成就させたい想いについて。
初エッチ前後のドキドキ感はよかったし、その後のクール成分を損なわない妹のデレ具合もよかった。
しかし、シナリオ全体を見渡すと、どこにスポットを当てたいのかわかりづらいという、このゲーム特有のまわりくどさが発揮されていた。

妹と二人で化物とエンカウントしてしまうイベントは、素直に盛り上がれる。
けれど結局、その事件は、このルートにおいては「妹との距離感を縮める」という吊り橋効果にしかなっていない。
プロローグの翔子とのイベントもそうだったけど、この手法多すぎね。
その後、その化物の正体について調査しかけたり、幼少期の水難事故の記憶をちょっと取り戻しかけたりはするのだけれど、そのへんは全部ほっぽりだして妹とのエッチに邁進していくのだから、やはりシナリオの完成度については疑問符を付けざるを得ない。

しかし、インセストタブーに真摯に向きあい、乗り越えていく姿勢は、ナンパなギャルゲーにはあまり見られないもの。
周りの人間のリアクションがかなりリアルだったしね。
なんとなく、ヨスガノソラを思い出すような、そんなシナリオでした。
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ゲーム [★★☆☆☆]
黄昏のシンセミア

黄昏のシンセミア シンセミアエンド+まとめ

シンセミアエンドをクリアして、このゲームもおしまい。
さくやルート・エピローグの続きであり、伝奇物語の種明かし。

未解決でモヤモヤしていた翔子ルートの事件といった伏線がすべて収束していく様子は、なかなか見応えがあった。
赤と青の石のくだりはイマイチぴんとこなかったけど、豹変しちゃうさくやちゃんには、淫乱翔子みたいなテンションの高ぶりがあった。
やはり天女の血筋が、さくやと主人公の絆でもあったわけだね。
結局は、血縁の呪いで運命づけられていた二人の想いを、ココロのチカラで上書きして自分のものにする――みたいなお話。
というか、翔子ちゃんは完全に巻き込まれただけ? なのか?
こっちも血筋が関係していたのだろうか?

しかし、天女の羽衣をはじめとした色々な設定を話してくれる銀子さんの台詞に、どうにも横文字が多いのが気になった。
プログラムだとかオプションだとか……。いいんだけどさ……。
江戸時代なのに遺伝子情報とか言っちゃう天女様も気になるところ。

それでも、今まで広げっぱなしだった風呂敷をちゃんと畳んできたという点では、完成度は高め。
一息にクリアしてしまったので、それなりに面白かったのでしょう、きっと。

以下、総評。



シナリオ

現代的伝奇モノ、田舎風味。

設定は立派。
きちんと練られているし、(妥当性はともかく)きっちり整合性を取って、すべての伏線を回収してグランドエンドを迎える。
そういう意味では完成度は高い。
しかし、それが物語的面白さに直結していないのが残念。

あまりテンションが上がらなかったのは、全体的にテンポが悪いせいか?
化物が出たり、事件に巻き込まれたりといったイベントの後も、日常シーンを欠かさない。
それはキャラ同士の掛け合いや、ヒロインとの日常といったリアリティを大切にしているという点では長所にもなりうる。
けれど、物語がどこへ向かって進もうとしているのか方向性が見えない中でのそれらは、個人的には評価できない。

シリアスシーンの盛り上げ方はうまい。
プロローグの化物との邂逅とか、手に汗を握ったね!

テキスト

微妙。あまりセンスが感じられない。
ギャグもないではないけれど、記憶に残るほど面白いものはなかったような……。

グラフィック

割と美麗。
シリアスシーンの一枚絵で血糊成分多めなのは評価できる。
やはり、かなりリアリティを重視した作品なんだなぁ。

音楽・ムービー

OPは平凡なスライドショーもの。
第2OPがあったのはちょっとテンション上がる。

シリアス時のBGMにちょっと違和感。
でも日常シーンお散歩時によく使われていたBGMは良曲だったと思う。

システム

シナリオ分岐が可視化された「フローチャート」は使い勝手抜群。
ほとんどセーブを使わなかった気がする。
チャプターごとに簡単なあらすじが書いてあるのも、それまでのお話を思い出すのに役立つ。嬉しい。
それ以外は必要十分。

そういえば、選択肢を選んだ時、誰のルートに向かっているのかさっぱりわからなかった。
これもリアリティの演出なんですかね?

総評

2010年萌えゲーアワード金賞作品。
確かに力作ではあると思うし、すべてにおいて平均点以上の作品ではあると思う。
しかし、全体的に優等生なだけで「ここがピカイチ!」というようなウリがないのも事実。

興味深い題材だっただけに、もっとおいしく料理してほしかった。
★2凡作評価。
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ゲーム [★★☆☆☆]
黄昏のシンセミア
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