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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 1~3話

ラノベ原作は避けてたんだけど、ゴーインなガチ推しにあって見てみることにした俺ガイル

1話 こうして彼らのまちがった青春が始まる。

由比ヶ浜結衣の手作りクッキーを作るお手伝いをする話。
主人公・比企谷八幡が、雪ノ下雪乃のいる奉仕部に入り、孤独体質を更生される――というのが目下のストーリーらしい。
どっちがより多く他人に奉仕できるかの勝負になっていた。

ま、たしかに手作りプレゼントは、そのクオリティは大して問題じゃないよね。
誰からそれをもらった、っていうことが重要なんだからね。
少なくともクッキーがマズかったから告白に失敗して、美味かったから成功するとかありえない。
ただ、だからといって料理下手でもいいや~って現状に甘んじるのもなにか違う。ふむぅ。
とりあえずピンク髪はおっぱいかわいい!

2話 きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。

クマage回。
由比ヶ浜結衣のキョロ充脱出第一歩と、材木座義輝の厨二病から作家病へのステップアップ。

結衣ちゃんってば時々いるギャルヒロインかと思ってたら、キョロ充ヒロインだった。これ斬新かも。かわいい
いきなり語り始めちゃうのはどうかなーとも思ったけど、そういう壁を乗り越えてこそのキョロ充脱出なのかもしれない。
ところで、こういう子がR18に出演したときは、もうかなりのポテンシャルを発揮するに違いないよ!(Googleを開きながら)

しかしスクールカーストがなかなかのリアルさだったなぁ。

おいおいスゲー大変そうじゃん。封建社会かよ。


最近ちょこちょこいろんなものを書いて上げてる私からすると、材木座の気持ちがなかなかよくわかる。
ヒッキーも雪乃もちゃんと読んであげてえらいなあ!
でも、いずれにせよなにかを表現したいっていう情熱はすばらしいことだよ。それに傾向しているのはなおいい

3話 たまにラブコメの神様はいいことをする。

男の娘・戸塚彩加の登場回と、クラスのリア充とテニスで勝負する話。

えーウソなにこのきもちー、これが男じゃなかったらソッコーで告白してソッコーでフラれるところだったぁー


ところで、男の娘ってどうなんでしょうね?
いくらかわいくても男の子のおちんちんはぺろぺろしたくないよ……。
でもかわいい女の子のおちんちんならぺろぺろしたい! ふしぎ!

テニス勝負のくだりはともかく、ヒッキーのストイックなぼっちさはすごい。
自虐ネタをあそこまで使いこなせるなんて、逆に憧れる。

ところで、「はい二人組作って~」で「二人組を作らなくて済む」方法はなかなか参考になるのだけれど、「なんでアイツ一人でやってんの? 的周囲の目が気になる具合」はどう回避したらいいんですかね?
そういうことを気にしているうちは、一人で受け止めて切り抜けられるホンモノのぼっちにはなれないのかなぁ。
ぼっち道もつらい……。
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アニメ [★★★★☆]
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 4~6話

4話 つまり、彼は友達が少ない。

つまり、ゼロじゃない。

妹・比企谷小町の登場と、葉山隼人のグループに関わるチェーンメール事案。

たしかにああいうのには覚えがあるなぁ、中心人物がいなくなると、取り巻き同士はなんかビミョーっていう。
葉山と仲良くしたいだけで、戸部やら大和やらと仲良くしたいわけじゃないんだよね。
じゃあそこから葉山を抜いただけで仲良くなれるのか? というと、それもどうかなーとも思う。
でも少なくとも事態は収拾するし、それで収拾つかないようなら、そいつは友達作りに向いてない。
それと、ユイちゃんはアホの子かわいい。

さて、そのユイちゃんには「気になる人」がいるらしいんだけど、一体誰なんでしょうね?
つーか、そもそも1話のクッキーは誰のために作ってたんだ?
そういえば、ユイちゃんってば最初からヒッキーのこと知ってたよね??
なにこれ、もしかしてフラグ立ってんの!?
毎朝私のためにお味噌汁作ってください!!

5話 またしても、彼は元来た道へ引き返す。

ふええ……完全にハメられたよお……。
ミスリードってこういうことか……やるじゃん……。

川崎紗希の不良化事案と、入学式に比企谷が交通事故にあった原因の犬の飼い主について。
川崎さんのお話も悪くなかったけど、それよりユイちゃんだよ!

ユイちゃんは、自分のせいでヒッキーがぼっちになったと思っていた。
彼女は優しい子だから、ヒッキーを気にかけようと思った。それはたぶん間違いじゃない。
でも、今も気になるのは、本当に優しさのせいだけなのか?
多分違う。違うと思いたい。でも、それすらも勘違いなのか?

俺に優しい人間は他の人にも優しくて、そのことをつい忘れてしまいそうになる。
真実は残酷だというのなら、きっと嘘は優しいのだろう。
だから優しさは嘘だ。
だから、いつまでも、優しい女の子は嫌いだ。


なにかに期待するのはいつも苦しい。
希望がこんなに辛いのなら、私は甘い絶望にひたっていたい。

6話 ようやく彼と彼女の始まりが終わる。

「なんでそんな風に思うの? 同情とか、気を使うとか……そんな風に思ったこと、一度もないよ?」


ユイちゃんの純粋さに心が洗われる回。
あるいは、己の心の腐り具合に幻滅する回。
それと、雪乃の姉・春乃の登場と、結衣の誕生日プレゼント選び。
ああ、ユイちゃんは天使なのか。それとも、これも勘違いなのか!

始まりが間違っていたのなら、一度きちんと終わりにして、それから再び始めればいい。
雪乃には、終わりにできないことがきっとたくさんあるんだろうな。
いや、生きていて起こる色々なことって、リセットできることのほうが少ないよね。
リセットできないからデリートして、それでもなんだかもやもやするんだ。

それと、ここまでツインテールが似合わない二次元ヒロインもなかなかいないと思いました。
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アニメ [★★★★☆]
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 7~9話

7話 ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。

奉仕部+リア充グループで、小学生の林間学校のサポートボランティアをする話、前編。
ハブられてる小学生・鶴見留美にどう手助けをするか?
特に深い理由もなく無視されて、でも自分もしたことがあるから、軽々に助けを求められない。

もし自分が高校生の立場だったらどうするだろう?
とりあえず「目立たないようにそっと話しかける」ことは学習しました!
とにかく、本人がみんなと仲良くしたいと思えるかどうかが問題な気がするよ。
ここのみんなとそういう気になれないなら、BL女子でもないけれど、ここじゃないどこかで見つければいいんじゃないのかなぁ。
ただ、小学生にとって学校の比重はとても大きいだろうから、そこが辛いとみんな辛くなってしまいそうだな。
……おおすごいぞ、なにも思いつかない。
「仲良くする」じゃなくて「うまくやる」でなあなあにする……くらいか?

8話 いずれ彼ら彼女らは真実を知る。

問題――世界は変わりません。自分は変えられます。さて、どう変わりますか。
答え――新世界の神になる。


夏合宿、後編。水着回でもあるよ!

一般人は二方美人くらいだから、八方美人なユイちゃんより交友関係が四分の一!
下らないのに、無駄に説得力があってわろた。

人間関係に悩むなら、その人間関係自体を壊してしまえばいい。
なるほど、その発想はなかった!
誰かを貶めないと仲良くなれないような偽物の友情なら、壊すのもカンタン。
それでもみんなを助けようとした留美ちゃんの思いは、ふぅむ……本物なのかもしれない。

留美ちゃんに手を差し伸べようという発想自体が、「自分を変える」ことを強要していたのかもしれない。
最低な人間だからこそ、どん底に落ちた人間に寄り添える。たしかにそれはすばらしい素質だ。
それでも結局、彼女も、彼も、みんな救われないまま。

――報われないわね。


9話 三度、彼は元来た道へ引き返す。

花火大会、結衣との浴衣デート回。
デートとか言うから、なんか期待してるっぽくなっちゃってよくないのか。
でも女の子に花火に誘われて、二人きりで行くときにその子が浴衣着てきてたら、勘違いしたって無罪だよ無罪!

というか、ヒッキーのコミュ力高すぎない?
ちょっと返しに困る会話の投げ返しが秀逸すぎる。イケメンかよ
帰りに送っちゃうあたりも。イケメンかよ!

その帰り道、ユイちゃんの言い分はよくわかる。
八幡は、犬を助けるとか、奉仕部に入ることになったとか、そういうもろもろの偶然が積み重なって、たまたま結衣と花火に行くことになっていると言う。
けれど結衣は「この出会いは必然だった」と言うのだ。ロマンティック!

さて、春乃さんがだいぶ雪乃の問題を浮き彫りにしてきてくれているんですが、どうしたものでしょうね。
雪乃の乗ってた車が結衣の犬を轢きかけて、それを庇った八幡が足を折った。
そのことを雪乃はずっと黙っていた。
雪乃は自分が悪いと思っているから、それが終わらせられないのか?
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アニメ [★★★★☆]
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 10~12話

10話 依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。

雪乃と八幡が実行委員になった文化祭、前編。
なんだかよくわからないうちに出来てしまった距離感に戸惑う結衣と、それと私。

雪乃はずいぶん春乃さんにコンプレックスがあるらしい。
そして、春乃さんの態度にもなにか含みを感じる。
複雑な家庭環境っぽいけど、全部自分で抱え込んでしまうのもそのせいなのだろうか?
そして、どうしてそんな彼女が奉仕部なんかにいるのだろうか?
とりあえず、全部ゆきのんに丸投げな関西弁にはイライラしました!

11話 そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。

「私、ちょっと怒ってるからね。ヒッキーにも怒ってるから。困ってたら助けるって言ったのに」


文化祭、中編。
一人でみんな背負い込む自分を変えようとする雪乃と、待つことにした結衣。

敵に立ち向かうことで、集団は団結する。
それは必要悪であり、その集団に馴染めない人間を犠牲にしている。
社会の持つ根本的な矛盾を、ずいぶん身近に示してくれるね。
文化祭のスローガンを決める会議は、なかなかに見ものだった。

「私ね、ゆきのんのことは待つことにしたの。ゆきのんは多分、話そう、近づこうってしてるから、だから待つの。
 でも、待っててもどうしようもない人は待たない。
 待たないで、こっちから行くの」


多分、入学式の事故のことは、雪乃にとってすごくナイーブななにかを含んでいるのだろう。
心を開いてくれるまで待つ、ってのも、立派に正しい選択肢だ。
そして、開こうとしない人にはこっちから行っちゃうユイちゃんマジ天使。
なに、次回デート予告ですか?

そして、「またあした」って手を振ってくれるゆきのんもぐうかわ。
ユイちゃんに見せたら発狂しちゃうよ!

12話 それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。

文化祭、後編。
集団にいづらくなった委員長・相模南を引き戻す八幡のえげつないやりかた。

南は「駄目な自分を受け入れてくれる居場所」が欲しかった。
甘えてるだけで、悲劇のヒロインぶってるだけで、そこが傷を舐め合うぬるま湯のような場所だとしても、それが「雪乃が受けた依頼」なのだから、やらざるを得ない。

集団は敵を見つけた時に団結する。
それなら、自分が敵になればいい。
八幡のやり方は不器用で、でも自分自身を貫いていて、とってもカッコイイ。女の子なら一瞬で恋に落ちてるよ!
こういうのこそ、本物の「自己犠牲」って言うような気がするよ。
そして、平塚先生のお説教がマジでじーんと来る。

「比企谷、誰かを助けることは、君自身が傷ついていい理由にはならないよ。
 たとえ君が痛みに慣れているのだとしてもだ。
 君が傷つくのを見て痛ましく思う人間がいることに、そろそろ気付くべきだ」


先生も、雪乃も、葉山も、それからたぶん結衣も、八幡のことをわかっている。
そういうのってとってもあったかいね。

「でも、今はあなたを知っている」


ところで、委員長としての栄光と挫折って言うけれども、南が実際にしくじったのは、表立っては「スピーチで上がっちゃった」ってだけ。
ざまぁwwwって思うには十分だけれども、挫折としてはちょっと弱いかな? と思わなくもない。
まぁ「助け合い」とは言いつつも、南が結局自分一人じゃなにも成せない現実に直面するには十分なのかな。
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 番外編+OVA+まとめ

番外編 だから、彼らの祭りは終わらない。

体育祭、材木座義輝回。
生徒会長・城廻めぐりによって奉仕部に持ち込まれる「体育祭を盛り上げたい」という依頼について。

特にこれといって見どころがあるわけじゃないけど、全体的にテンポがよくて見てて飽きないし、なんだかみんな仲良しで微笑ましい。
ラブコメじゃないけど、青春であることには間違いない。
あっ、八幡がめぐり先輩に詰め寄られてるのを見て、拗ねた顔しちゃってるユイちゃんには、ラブコメの神様が降りてる。どうしたのあれ!
そして、材木座の無駄に暑苦しい演説が面白い。

ところで、「棒倒し」なる競技について私は知らなかったのだけれど、これは一般的なものなのだろうか?
私の学校が体育祭じゃなくて球技大会だったからかな。

OVA こちらとしても彼と彼女の行く末に幸多からんことを願わざるを得ない。

小町的にポイント高い回。
四人のヒロインのお嫁さんっぽいところをちょっとずつ見せてくれる、小町の嫁度コンテスト!

どっからドレス出てきた!? とか、男キャラが一人ずつ減ってくのはなんで!? とか、いろいろ言いたいこともあるけれど、ヒロインの魅力を全面に出しちゃう回としては全然悪くない。
それはさておき、私の気持ちはヒッキーに代弁していただきましょう!

「最終的にこれはもうアレだな。結婚しなくても、妹がいればいいんじゃないの。
 メーカーは本体とか円盤同梱するなら、妹同梱しろよ。絶対売れるぞ」


だけど、その妹もいつかお嫁に行ってしまう現実をどう受け止めたらいいんですか!?
なるほど、結婚は人生の墓場だ……。



まとめ

私の、よく言えば几帳面、悪く言えば重箱の隅をつつきたがる性格を見越して、「キャラの心理描写が緻密」としてオススメしてきた友人には、よくやったと言わざるをえない。
全体の雰囲気としては、氷菓に似ている気がする。
主人公が理論派あざとく賢いところ。

その主人公が切り込むのは、人間関係。
主人公の洞察は、斜めから深いところまでざっくり切り込まれていて、どうにもスカッとする。
掛け合いのテンポもいい。
メインヒロインの雪乃ちゃんにはそこまで魅力を感じないけれど、結衣ちゃんみたいな女の子はとっても好きです。
妹は世界一かわいい。

欠点は、12+2話じゃ、八幡とヒロインがどうこうなったりしない点。
おかげで二期が楽しみだけどね!
学園的日常ラブコメアニメ枠としては、かなりの秀作、★4評価です。
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アニメ [★★★★☆]
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 1、2話

1期を観た流れで、当然2期を見はじめる俺ガイル。
制作がブレインズ・ベースからfeel.に変わっている。
キャラデザにちょっと違和感があるのはそのせい? 妙にトガっているというか?

1話 何故、彼らが奉仕部に来たのか誰も知らない。

葉山グループのロン毛・戸部翔が、BL女子・海老名姫菜に告白するのをお手伝いするお話。
京都への修学旅行・前編でもある。

戸部はBL女子のどこが好きになったのだろうか?
ああいうチャラ男なら、もっと違うタイプが好みそうな気がしたけど。ふぅむ。
それより、戸部のいいところを探そうとしたときの、八幡のツッコミが神々しい。

「えっと……明るい、とか……?」
「明るいだけで好かれるなら、ハゲ大人気だろ」


それよか、どうでもいいけど、ユイちゃんの距離感どうしたの?
あんなんされたら、最終日告白コースまっしぐらだよ?
八幡の精神力がすごい。あるいは戸塚彩加の存在感がすごい。

2話 彼と彼女の告白は誰にも届かない。

戸部翔から海老名姫菜への告白、修学旅行・後編。

「戸部がフラれないように」「グループの関係性を維持」「姫菜がグループにいられるように」、この三点を同時に解決するには、やっぱり戸部が告白したんじゃムリだ。
だから、八幡が告白してこっぴどくフラれることで、戸部に告白を思いとどまらせるしかない。
自分を当て馬にして、自分の心を犠牲にして、いつかのように、いつものように。

「けど、うん、けっこうビックリだった。一瞬本気かと思っちゃったもん」
「んなわけないだろ」
「だよね! あは、あははっ、あはは……」


結衣には、きっと表裏なんかない。
勘違いしそうになる、八幡とのあの近さも、結衣にとっては自然な心の距離。
好きなものをそばに置いて、好きな人のそばにいて。
素直な気持ちを大事にしたくて、でも思うようにできなくて、それを救ったのが八幡だったはず。

嘘の告白なんて、最低だ。
借金のカタに体を売るのと同じだ。
もちろん、そのやり方しか選択できない状況だって、世の中にはある。それを選ぶ人すべてを責めるつもりなんかない。
なのに、そんな彼が、自らを傷つけるようなことを、なんでもないことのような顔でやっているのを見ていると……。

「人の気持ち、もっと考えてよ! なんでいろんなことがわかるのに、それがわからないの!? ああいうの、やだ……」


ユイちゃんの涙はぐっとくる。
優しい女の子が、大切な人の痛みのために流す涙は、とてもきれいだ。

たぶん、八幡も、姫菜も、互いに互いのことが本当にどうでもよかったのだろう。
だからこんな依頼ができて、こんな依頼を受けられた。
それをできる腐った自分が、嫌いなんだろう。

八幡が失いたくなかったのはなんだ?
依頼を確実にこなしてきた、奉仕部での信頼――だろうか。
うーん、名エピソードだったなぁ。
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 3~5話

3話 静かに、雪ノ下雪乃は決意する。

生徒会長選挙に立候補させられた一色いろはを落選させる依頼、前編。

他に候補者がいない現状、放っておけば無投票でいろはが当選してしまう。
雪乃は「対立候補を立てる」といい、八幡は「応援演説の内容で、不信任決議を受ける」という。
誰も言及してなかったけど、八幡のやり方では、当然八幡が応援演説をして、全校生徒の前でひんしゅくを買うことになるのだろう。
けれど、雪乃はそのやりかたを認めようとはしない。

今回、雪乃も、小町も、みんな八幡に冷たい。
結衣だけはおたおたしてるけど、でも前回ほど近くはない。
1期12話の、平塚先生の台詞が、やっぱりすべてだ。

「君が傷つくのを見て痛ましく思う人間がいることに、そろそろ気付くべきだ」


自分なんか。どうせ俺なんて。
八幡のやり方は、そんな思考の上に成り立っているように見える。

「君のやり方では、本当に助けたい誰かに出会ったとき、助けることができないよ」


4話 そして、由比ヶ浜結衣は宣言する。

サイゼリアが上がったり下がったりする回。
いろはすの本性が垣間見えたり。字幕にはわろた

八幡の行動は、本当に色んな所に波風を立てている。
中学の頃に告白してフラれた子とデートに行くのも相当な精神力だけど、葉山のイケメンぷりが輪をかけていた。
自分を犠牲にして、八幡の鬱憤を晴らした葉山に、しかし八幡は。

自己犠牲なんて呼ばせない。言葉にはならずとも、俺にはたしかな信念があったのだ。
誰かとたった一つ共有していて、今はもうなくしてしまった信念が。


これは、過去に何かあった的なフラグなんでしょうか?
とにかく、八幡は八幡の、雪乃は雪乃のやり方を貫こうとする。
それを見た結衣は、ならば――と、なぜか生徒会長に立候補することを決意していた。

今まではサポートやらムードメーカーやらの役回りだった結衣は、しかし今回の一件で、自分の無力さを感じ、自分が前に出ることで二人の役に立とうと考えたのだろう。
たしかに結衣が活躍すれば、八幡が自分を下げることもなく、雪乃が姉の当て擦りに反発することもなく、丸く収まるような気もする。
でもユイちゃんかぁ……。求心力なさそー……。

5話 その部屋には、紅茶の香りはもうしない。

生徒会長選挙、後編。
雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣を生徒会長にせず、奉仕部を存続させる方法。

いきなり妹とイチャコラしはじめて、私の精神がヤバイ。妹ってすごい。
いつのセーブデータまで戻れば、妹ができるようになりますか!?

問題を与えられなければ、理由を見つけることができなければ、動き出せない人間がいる。


だから、小町に理由を与えられた八幡は、ようやく動き出すことができた。
やり方には問題があったけど、問題にする人間がいなければ問題にはならないのだ。

ユイちゃんとのいちゃいちゃは、感謝というよりも、労りか、慰めか。
罪悪感――結衣も小町も言っていた。
八幡本人にそのつもりがなかったとしても、周囲からしたら、八幡のやり方は自己犠牲に他ならないのだろう。
嬉しいのに悲しくて、嫌なのにそばにいたくなる。
結衣ちゃんのヒロインっぷりがハンパないですね!
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 6~8話

6話 つつがなく、会議は踊り、されど進まず。

一色いろはが、フレッシュでルーキーなマインド的な部分でイノベーションを起こしてゆくべくロジカルシンキングを繰り広げるミーティングに巻き込まれる話。
なに、こいつら自分でなに言ってるかわかってんの?

いろはすみたいな、あざとぶりっ子キャラは、すっごく好みってワケでもない。
なのに、一日一回は「ごめんなさいムリです付き合えません他に好きな人がいるので」ってフラれたい。どうして?

今回の問題は、意識高い系な奴らとの絡みではなく、こちらの生徒会がうまくまとまっていないことの模様。
いろはが他の生徒会メンバーを邪険にしているわけでもないようだし、こういうタイプの女の子って、そういう溝を埋めていくのが上手なんじゃないんでしょうか?

それとも、本当の問題は、いろはが八方美人なことか。
誰にも嫌われたくないから、嫌なことも断れない。
それは他の生徒会メンバーのみならず、本人にもかなりのストレスな気がする。
一色いろはの闇は深い。

ところで、最近部室のシールが増えないんですが、ユイちゃんシールの在庫切れなんでしょうか

7話 されど、その部屋は終わらぬ日常を演じ続ける。

いろはの生徒会クリスマスパーティ中編。

変わらない日常。繰り返される停滞した日々。
いつもと同じ仲間と、いつもと同じように中身のない会話をして、いつも通りに笑い合う。
いつかは終りが来るだろうけど、それはきっと今日明日ではなく、もっと遠いいつかのはず――
その「日常」を壊すかもしれない出来事を前に、彼はなんと言ったのだったか?

「それで壊れるくらいなら、もともとその程度のもんなんじゃねぇの」
「そんな上っ面の関係で楽しくやろうってほうがおかしい」


そして、彼女もまた言うのだ。

「別にもう無理する必要なんてないじゃない。それで壊れてしまうのなら、それまでのものでしかない。違う?」


いつしか、八幡にとっても奉仕部での時間が、雪乃や結衣と一緒にいる時間が、大切なものに思えてきてしまったのだろう。
だから、自分に嘘をついてまで、上辺だけの自分になってまで、その日常を守りはじめていた。

それは、今までの自分の行動が、責任を取るべき結果を伴った現実になってきたからか。
一色いろはを生徒会長にしたことしかり、鶴見留美が変わらずぼっちなことしかり。

しかし、そこまでいろいろなことに気を回しすぎて、ものすごく疲れると思うんですけどもね。
もーいいや、どうにでもなあれってならないのかな。

8話 それでも、比企谷八幡は。

いろはのクリスマスパーティを下敷きにした、奉仕部の人間関係。
やたらと長台詞の多い回でもある。

自分のやりかたでは、雪乃や結衣を傷つけてしまう。
それを自覚していて、八幡は単独でいろはの依頼を引き受けることにしたのだ。
そういうイイ話をしてくれる平塚先生はマジイケメン。

というか、どの作品でも、こういう若くてカッコいい女教師役ってやたらとイイクルマやバイクに乗ってるイメージがあるんですけど、なんなんですかね?
高校教師がアストンマーチンって! だから結婚できないんだと私は言いたい。

「お互いがお互いのことを思えばこそ、手に入らないものもある。
 けれど、それは悲しむべきことじゃない。多分――誇るべきことなんだろうな」


それを手に入れようとした八幡は、すべてを二人に打ち明ける。
自分が望むこと。自分がほしいもの。願う本物。
互いが互いを100%わかりあおうとすることが許される関係性。
それは、なんだろう……親友、とかそう呼ばれる間柄なんだろうか?
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 9~11話

9話 そして、雪ノ下雪乃は。

いろはすのクリスマスパーティ……にかこつけた、ディズニーデート回。
久々に雪乃にスポットが当たる回でもある。

雪乃の心の闇は、正直よくわからない。
できすぎる親兄弟を持つといろいろ苦労するんだなぁ……くらいの理解度。
でも、己への無力感は、一度は誰しもがとらわれるもの。
それを前向きな気持ちに変えていこうとできるのは、彼女の強さに違いないね。

さて、引きでは、いろはが葉山にフラれてたっぽい。
なに、いろは生徒会長やる気なくなっちゃう? いろいろマズそうな……。
でもそれよりなにより、シーデートを匂わせてくるユイちゃんがアホほどかわいい!

10話 それぞれの、掌の中の灯が照らすものは。

ようやくいろはすのクリスマスパーティ後編、プラス新年の初詣。
クリスマス引っ張ったねー!

雪乃と結衣に助力を乞うたお陰で、パーティはダイジェストで終わっちゃうくらいの快速っぷり。流石だ。
しかし、一週間でちゃんと演劇なんかできるものなんだなぁ。ふぅむ

年始のお話では、雪ノ下家の確執が明かされそうな雰囲気。
雪乃は助けを求めていた。それはきっと今のこと。

しかし、今回はいろはす的に超ポイント高い!
フラれることがわかっていながら告白してしまったいろはの乙女っぷりがすごい。
いろは>結衣だと強硬に主張する友人の気持ちがわかった気がしました。

「あんなの見せられたら、心動いちゃいますよ。私も本物がほしくなったんです」


11話 いつでも、葉山隼人は期待に応えている。

なぜか葉山隼人回。
正月明けに、雪乃と一緒にいるところを見られたせいで「付き合っている」という噂を流されたりする。

誰よりも変化を恐れていたのは、葉山なのか。
八幡のツッコミがやたらと鋭い。
確かに、スクールカーストの最上位の女の子と仲良くしておけば、他の女の子はなかなか寄ってこなさそうではある。
というか、そもそも葉山と優美子はふんわり付き合ってるもんだとばっかり思ってたけど、全然そんなことなかったんですね。なるほど?
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 12、13話+まとめ

12話 未だ、彼の求める答えには手が届かず、本物はまちがい続ける。

バレンタインイベント、チョコ試食会と奉仕部のふんわりした三角関係。

葉山狙いないろはや優美子たちのギスギス感をなんとかしようと、生徒会主催で料理教室を開く。
このアイディアで、一見いざこざは起きず、問題は丸く収まったかのようにも見えた。

しかし、この葉山の構図は八幡の周囲にも言えること。
結衣ちゃんが八幡のデートの誘いっぽいのを「ちょっと考えるね」とか言ってしまったのと同じように、互いが互いに気を使って、けん制しあっている構図でもある。
それではここで8話より、平塚先生のちょっといい話。

「誰かを大切に思うということは、その人を傷つける覚悟をするということだよ」


彼と彼女たちに必要なのは、一歩踏み出す勇気。
本当に大切ななにかを明確にして、だから誰かを傷つけることを受け止めて、だから誰かに傷つけられることを許すことができるだけの覚悟が。
うーん、しかしいつの間にこのアニメはハーレムモノになってしまったんですかねえ?

13話 春は、降り積もる雪の下にて結われ、芽吹き始める。

最終話、2月の雪の日、水族館デート。

「……あたしらしいって、なんだろね。
 あたし、ヒッキーが思ってるほど優しくないんだけどな」


結衣ちゃんが一番大切にしたいのは、三人でいられる今の関係だった。
それがいくら停滞した日常だろうと、ぬるま湯の馴れ合いだろうと、それが一番大切だったのだ。
そのために傷つけたのは、一人を特別に思おうとする自分の気持ち。
元キョロ充ヒロインっぽい、空気に重きを置いた選択だよね。

しかし、八幡はそれを否定する。
今確かにここにある安心を捨ててまで、おそらくどこにもないだろうホンモノを求めたのだ。
そういわれるだろうことは、結衣ちゃんにもわかっていたはず。
でも、言わずにはいられなかったのだ。

「本当は、嘘でもいいのに」




まとめ

これで最終話なの? ちょっと不完全燃焼なカンジが拭えない。
まぁ原作が未完なのだから、仕方がないのかもしれないけど。
個人的には、「ホンモノ」というキーワードを、八幡の自己犠牲的なやり方では救えない「本当に助けたい誰か」と絡めて料理してほしかったかなぁ。
雪乃の家庭の確執とかも全然解決してないしね。

全体としては、1期の感想と大筋は変わらないけれど、1期のほうが疾走感があった分、評価は高め。
でも主人公のヒネ具合と洞察の鋭さと、ヒロインの純情な真っ直ぐ具合のギャップがすばらしい。
つまり、結衣ちゃんカワイイポスターほしい!

1期の評価は★4つ、2期の評価は★3つ。
学園的日常ラブコメ枠として、満足な作品でした。
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。