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ARIA The ANIMATION 1~3話

最近めっきり涼しくなってきましたね。夏ももう終わりなのかな?
そう思ったら、途端に夏っぽいアニメが観たくなって、ふと思い浮かんだのがこの作品。
ちなみに初見です。

---

1話 その 素敵な奇跡を…

世界観と主人公の紹介回。

惑星「アリア」の都市「ネオ・ヴェネツィア」で、ゴンドラ屋「ARIAカンパニー」で一人前のウンディーネを目指す少女、水無灯里が主人公。
地球(なぜかマン・ホームと呼ばれていた)から、一人でやってきたらしい。

観光に来たアイちゃんの「きらい」を「好き」に変えてしまうのが、今回のお話。
「取調べですか?」のジト目のアイちゃんがかわゆす。

なんとなくまったり落ち着いてしまう、不思議な雰囲気。
「カレイドスター」とほとんど同じスタッフが作っているせいなのかもしれない。

自分の好きなことで、人を笑顔にできる。
その出会いは、確かにすてきな奇跡かもしれない。

藍華「恥ずかしいセリフ禁止~~っっ!!」

2話 その 特別な日に…

アクア・アルタと呼ばれる高潮で、街がお休みになった日。
ゴンドラ屋「姫屋」の跡取り娘である藍華と、その先輩である晃の師弟関係のお話。

いつも厳しいけれど、それは愛だということを、わかっていても認められない藍華ちゃんのツンデレさ。
ありがちな話をすっきりきれいにまとめてきた。完成度高し。
水の表現がとてもきれいなせいかもしれない。

ところで、藍華ちゃんは中華系の設定なのかな。
チャイナ服には、ツインテよりお団子のほうが似合うと思います!

いつもの景色がいつもと違って見えると、いつもは見えない大切ななにかが見えてくるような気がします……。


藍華「恥ずかしいセリフ禁止っ!!」
アリシア「あらあら、うふふ」

3話 その 透明な少女と…

この人も同じ……自分の気持ちに嘘ついて、愛想笑いなんかして……。


ゴンドラを操ることは上手だけれど、ウンディーネとしての仕事の楽しさがわからない少女、アリスのお話。

楽しくもないのに笑えない。
自分を殺して、人の機嫌を取るためだけになんて、笑えるわけがない。

そう思うアリスは、暁に絡まれながらも街を案内する灯里を見て、気がつく。
人の気持ちに寄りそうのと、流れに逆らわずにゴンドラを進めることは、きっと似ているのだと。

空があって、水があって、小さな船が浮かんでいて、その上にはちっぽけな私と、一緒に乗ってくれているあなた。
無理に近づこうとしなくとも、肩の力さえ抜けば、もう気持ちは一緒なんだ――
アリスはきっと、風になれたとき、そう気がついたんだと思う。

彼女の悩みは決して特別なものじゃない。
そんな風に自然に笑えたなら、それはどんなにすてきなことだろう。私も本当にそう思う。
この作品は、台詞だけじゃなく、絵だけじゃなく、作品そのものの持つ空気感で、こういう伝えづらいことを私たちに共有させられるんだなぁ。
この回の完成度はすごいよ。エンディングのROUND TABLEがまったくもって神曲だもん。

流れに逆らわないで、上手に水を掴んで、ゆっくりゆったり進んでいく。
誰かをゴンドラに乗せて、心を開いて、心を軽くして、一緒に風になれたら……きっと――

――空も飛べるかもね。


アリス「……ちょっと恥ずかしかったですか?」
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[視聴中] アニメ
ARIA

ARIA The ANIMATION 4~6話

4話 その 届かない手紙は…

不思議な女の子から預かった、不思議な手紙を届けようとする話。

どんな動物も、寿命を越えて長生きすると、人間のような行動を取る妖怪――経立となるらしい。
猫なんてその最たるもので、すぐ化け猫とかになっちゃう。
今回は、アクア開拓時代――およそ150年前の飼い猫が人の姿を取り、灯里に飼い主のビデオレターを届けるようにお願いしてきたようだった。

手紙に残された手がかりが後出しすぎて、謎解きものとしての完成度は微妙。
けれど、ビデオレターそのものは、ぶっちゃけ泣きそうだった。
夕焼け空と、真夏のハレーションの色彩設計もすばらしかったし。

今話でも1話でも言っていたけれど、数多くの人の想いが積み重なって、まるで奇跡みたいにこの世界はここにある。
その裏では、名前も残っていないような一人一人に、こんなドラマがあったのだ。
世界の成り立ちを裏付け、世界観を補強するような、すてきなエピソードだった。

手紙は、本当に時間と場所を越えて、心を届けてくれるのね。


藍華「恥ずかしいセリフきーんしっ!」

5話 その あるはずのない島へ…

「あれ、灯里? リボンが……」
「泳いでる間に失くしたのかな?
 あ……前にもこんなことあったなぁ……。いつだっけ?
 家族でプールに行ったときだっけ。お気に入りのリボン、片方だけ失くしちゃって、探したけど見つからなくて……それで、どうしたんだっけな?
 あ、そうだ。お母さんが新しいのを買ってくれるって……そっか、それで探すのやめちゃったんだ。
 なんか不思議な感じ……。ずっとずっと忘れていたことなのに、今ごろ思い出すなんて……」
「残ったもう片方のリボン、どうしたんだっけな?」


水着回。ただしまったく色気なし。
楽しい夏の一幕の裏に、ずいぶんと深いテーマが沈む、すばらしい回だった。
言葉にしづらいものをここまで伝えられるなんて、なかなかできないよ。
私まで胸がいっぱいになってしまったもの。

ふと戻ってきたリボンは、なくしたはずだった懐かしいなにか。
子供の頃は信じていたはずなのに、いつの間にか信じられなくなっていたなにか。
でも、それは失くしたわけじゃない。ふとしたきっかけで思い出すこともある。
だって、それは忘れてしまっただけで、捨てたわけじゃないのだから。

……なんか、すてき。


藍華「次、恥ずかしいセリフが来そうな気がするわ……とりあえず禁止」
灯里「ぇぇぇ」

6話 その 守りたいものに…

アテナ先輩に影ながら支えられていたアリスの話。
左手キャンペーンが唐突すぎて、アリスがまるでアホの子だった。
でも、アリスのいろんな髪型が見れたのはGood!

さり気ない思いやりって、見えないところにちょっこりと隠れてる。
だから、普段は全然知らずに過ごしていて、でも気がつくと、思いやりをくれた人の顔がほんのり見える。


藍華「激しく見えまくるとき、人はそれを 「でっかいお世話」 と言う」
灯里「ええええ~~っ」
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[視聴中] アニメ
ARIA

ARIA The ANIMATION 7~9話

7話 その 素敵なお仕事を…

2話の続き、先輩としての晃と、生徒としての灯里たち。
実際にお客さんを乗せたお仕事の詳しくは、今回が初めてかも。

ただ船を漕いで街を案内するだけのカンタンな仕事のように見えて、その裏には色々な努力があり、苦労がある。
どんな仕事でもそうなんだろうけれど、それを正確に想像することはなかなか難しい。
色々な障害にぶつかりながらも、いつかは暗闇を抜け、成長していくのだ。

……とは言え、私はヴェネツィアに行ったことはないし、ゴンドラに乗ったこともないのだ。
いまいちピンと来ないエピソードだったかもしれない。
晃さんはとってもいい先輩だったけどね!

8-1話 その 憂鬱な社長ったら…

大掃除のお手伝いができず、なんとなく居場所がなくて、そのまま家出しようとするアリア社長の話。
子供が家出を決意するときってあんな感じなのかな?
でもやっぱり我が家が一番。アリシアさんはとっても優しいしね!

というか、アリア社長は猫じゃなかったのか?
なんかシチュー作ってたし、風呂敷におにぎり包んでたし、タイピングできてたし、どういうことなの……。

8-2話 その イケてるヒーローってば…

ヒーローに憧れて、女の子の落としたお人形を届けようとするアリア社長の話。
8話は閑話的な扱いなのだろうか、アリア社長の日常回。
「はひっ(汗)」な灯里がかわいい。

9話 その 星のような妖精は…

でっかいメランコリックな藍華が、灯里とアリスを連れ、伝説のウンディーネ・グランドマザーに教えを請いに行く話――という建前の、お風呂回。
ついでに浴衣もあるよ!

なんだか無性に焦っちゃうときってあるよね。
誕生日が近くなってきたときとか、季節の変り目とか、夜明け前とか。
私は本当にこのままでいいのかな? いや、いいわけがない。でも、なにをどうすれば……?
根が生真面目な藍華が、でっかい夢を目の前にしたとき、そんな焦燥感に駆られるのもわかる。

けれど、なんでも楽しんでしまうことさえできたなら、苦しいことも悲しいこともきっと乗り越えられる。
それは灯里がいつもやっていることで、藍華が忘れかけていたこと。

とっても簡単なことなのに、みんな忘れがちなのね。

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[視聴中] アニメ
ARIA

ARIA The ANIMATION 10、11話

10話 その ほかほかな休日は…

お風呂回その2。
初冬の休日、温泉に行くお話。
でもバスタオルは取ってくれないから、基本的に色気はないよ!

楽しかった夏が終わり、秋が過ぎゆくと、冬はすぐそこ。
なぜか灯里に懐いてしまった雪虫は、灯里が嫌いだと思っていた冬を告げる、季節そのもの。
けれど、ニガテだった寒さのなかにだって、色々なステキがあった。
それを知った灯里の目に、世界はますますステキに映っていくのだろう。

にしても、灯里はよくもまぁあそこまで淀みなく恥ずかしいセリフが出てくるものだよなぁ。
藍華ちゃんじゃなくったって禁止しちゃいそうだよ!

11話 その オレンジの日々を…

冬のある日、アリシア・晃・アテナの思い出話を聞く回。
在りし日の三人は、まるで今の灯里たちのように毎日三人で練習を重ねていて、けれど独り立ちした今となっては、三人揃って話をする時間すら慈しむようなものとなってしまっていた。

「いつか……いつの日にか、私たちにもそういう日が来るんですね」
「一人前のウンディーネになったら、今のように灯里先輩や藍華先輩と毎日練習で顔を合わせることもできなくなるんですね」


今、なんということもなく過ごしている今日が、いつかは明日にならない日がやって来る。
それは否応なしにやってくる現実ではない。自分たちが選び取って進もうとしている未来の、ひとつの真実なのだ。

それに気がついた灯里は、だんだんと小さくなっていく藍華とアリスの背中を不安げに見つめて――
そして、いつか堪えきれず、思わず背中を追いかけていく。

きらきら輝いて まぶしいのは 君がいるから――


神回。というか、挿入歌のチョイスと入れ方が神がかっている。
ただの回想回かと思っていたら、灯里の代わりに思わず泣きそうになった。どういうことなの

今という時間のかけがえのなさ。
それに気づいたのが、あんまり友達の多そうじゃないアリスだってのが、またいい。

「今楽しいと思うことは、今が一番楽しめるのよ」


藍華「恥ずかしいセリフ禁止ぃいいっっ!!!」
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[視聴中] アニメ
ARIA

ARIA The ANIMATION 12、13話+まとめ

12話 その やわらかな願いは…

灯里の不思議体験、アクアで一番古い橋の向こうは過去に繋がっていました、回。
4話の続きでもある。

人がマトモに住めるような星ではなくなった地球から、新天地を求めた人々がたどり着いた星、火星。
赤い岩石だらけの星に「アクア」と名付けるのが、火星を開拓していった人々の願いの強さそのもの。
灯里が見た、初めて水路に水が流れるあの瞬間は、願いが奇跡を起こした瞬間でもあった。
奇跡を目の当たりにしたとき――ついでに「シンフォニー」と合わせられると――なぜか私まで涙ぐみそうだった。

奇跡が起こっているのは、決してアニメの中だけではない。
ツイッターの教えて真姫ちゃんBOT曰く、生命が生まれる確率は、バラバラにした時計を50mプールにブチ込み、プールの水をぐるぐるとかき回したとき、水の流れだけで時計が組み上がる確率と等しいらしい。
私がこうしてここにいて、ARIAを観て感想文を書き、それをどこかにいる誰かが読むことも、また同じなのだ。
そう思うと、家に帰って思わずアリシアさんに抱きついてしまう灯里の気持ちもわかるようだった。

灯里「あの……恥ずかしいセリフ禁止――って誰かにツッコまれたこと、ありませんか?」

13話 その まっしろな朝を…

1期最終話、大晦日・24月31日。
1話以来、声の出演だったアイちゃんの登場回でもある。

ヴェネツィアだけあって、新年の祝いかたはイタリア流。
みんなで集まって、お祭り騒ぎ。
だから今までの登場人物たちが総出でやってくる。

初日の出は、新しいすてきなことのはじまり。
これ以上なくすてきだった一年が終わり、また新しいすてきなことを描き込むための、真っ白なキャンバスなのだ。

内容は比較的無難なものだったけれど、最終話にふさわしい爽やかさだった。
アイちゃんはやっぱりかわゆすなぁ

---

総評

ちょっとだけ未来で、ちょっとだけ古い世界に暮らす女の子たちの、日常系アニメ。

「いま、私たちがここにいること」
そのすばらしさを説くような、しんみりと切なく、でもほっと温かいエピソードがたくさんあった。

何度か書いたけれど、言葉だけでは伝えきれないようなものを私たちに共有させられるそのセンスは特筆に値する。
これは誰にでもできることじゃない。
ARIAが名作だと言われる由縁は、このあたりにあるのだろう。

私のお気に入りは、11話での、シンフォニーをバックに「また明日ね!」を全力で伝える灯里のエピソード。
私もあのくらい明日を大切に生きられたなら、もっと毎日がすてきになっていくのかもしれない。
そんなことを考えさせられてしまうようだった。

次いで、3話の、灯里たちと仲良くなり、笑顔を見つけるアリスのエピソード。
あとは、5話の、なくしたリボンと、なくした子供心を重ね合わせる灯里のエピソードかな。
挙げればキリがないけれど、このあたりはどんな作品と比べても勝るとも劣らない、すばらしい出来だった。

そういえば、灯里を主とした登場人物たちの「恥ずかしいセリフ」も特筆に値するね。
よくもまぁあそこまですらすらと……と、逆に感心してしまうほど。
隣の女の子がいきなりあんなことを言い出したら、私まで禁止したくなってしまうかも。
これもこの作品の味なんだろうけれど。

これからは、地球の現状や灯里の出自などといった設定を絡めたエピソードが増えてくるのかな。
なかなかにしんみりしてしまいそうで、今から期待しています。

1期を見終えた現段階での私の評価は★4つ、秀作認定。
ふと毎日に疲れたあなたにぜひ。

素敵なひとときをご一緒しましょう?

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[視聴中] アニメ
ARIA

ARIA The NATURAL 1~3話

引き続き、ARIAの2期を視聴。
2期は2クール26話もののよう。がんばる!

---

1話 その カーニバルの出逢いは…

ネオ・ヴェネツィアで最も大きなイベント・カーニバルで、猫の王様に出会う話。
アイちゃん正ヒロイン昇格! かと思いきや、今話だけらしい。ざんねん

猫が集会を開くことは知っていたけれど、その集会を猫の王様が取り仕切っているのは知らなかった。
その正体は、アイルランドの昔話に出てくる妖精猫、ケット・シーというらしい。

誰かと誰かが出会うのも、小さな奇跡。
けれど、こんな奇跡だって、この世界がここにあることに比べたら、ほんのちっぽけなもの。
なら、こんなことだって本当にあるのかも。
そんな風に思えてくるのが、この作品のあったかいところなのかもしれない。

藍華「恥ずかしいセリフ禁止っ!!」
灯里「ええ~~っ」

2話 その 宝物をさがして…

灯里たち三人が宝探しをする話。
オチはベタだけど、最初は斜に構えていたのにだんだんとハマっていく藍華ちゃんがかわゆい。

今だったら、ささっとツイッターに写真をアップしておしまい――なものを、こうやって共有させるなんて、とってもすてき。
色んな人の想いでできあがっている世界は、とっても優しい。

藍華「恥ずかしいせりふ、禁止ぃ……」

3話 その 流星群の夜に…

灯里・藍華・アルの三人で流星群の観測会を開く話。
おねむのアリスはお休み。なんでだ
スポットが当たるのは、藍華のほのかな恋心。

「なんかちょっぴりわかるかも、隕石の気持ち」
「アクアに見入ったら最後、勝手に引き寄せられて、勝手に燃え尽きちゃう。なんかバッカみたいよね」
「……アル君のせい。ぜんぶアル君のせいよ」


そうしたいわけじゃないのに、アルが気になってしまう自分の心と、ふと振り返ったときの自分の空回り具合を流れ星に喩える藍華ちゃんは、なかなかに恥ずかしくてよかったと思います!

「そうだ藍華さん、言い忘れてたんですけど――」
「稀にですが、流れ星になった隕石は、燃え尽きることなく、アクアまでたどり着くこともあるんですよ」


藍華「あ――はっ恥ずかしいセリフ禁止いっっ!!」
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[視聴中] アニメ
ARIA

ARIA The NATURAL 4~6話

4話 その ネオ・ヴェネツィア色の心は…

一日郵便屋さんな灯里ちゃんのお話。
内容は、1期4話の延長線上。手紙の持つレトロな温かさがテーマ。

これだけ船が日常的な交通手段になっているのなら、レンタルボート的なものはないのか?
……なんていう無粋なツッコミはおいといて。

わざわざ紙とペンで思いをしたためるなんて、そんな面倒なことをする機会は滅多になくなってしまった。
けれど、そんな手間をかけようとすることこそが、その人の思いの強さのあらわれ。
そうして書かれた手紙は、手で触れることのできる心そのものなのだ。

「ネオ・ヴェネツィアも手紙と似てますよね」
「この街を作った人の心には、いつでも手で触れることができますから」


5-1話 その 雨の日の素敵は…
5-2話 その 春にみつけたものは…


春の日のお休み、灯里とアリシアさんの春探し、狐の嫁入りと、一人ぼっちの桜のお話。

ふとした寄り道、回り道の先で、すてきなものに出会う灯里。
なんということもないエピソードなのに、なんだかほっこりしてしまうのが、このアニメの不思議な魅力なのかも。

でも、お狐さまがなにしたかったのかよくわからないのは困る。
本当にあぶらげ食べたかっただけなの?
……というか、最近灯里がマトモにお仕事しているところあんまり見ない。大丈夫なのかな?

6話 その 鏡にうつる笑顔は…

天才少女の憂鬱。アリス回。
ちなみに私は、寝間着のときの三つ編みアリスちゃんがお気に入り。

なんだか上手く周りに馴染めず、みんなが自分を嫌っている――そう感じてしまう。
コミュ障な私には、とてもありがちなことです。
そうして周囲に壁を作るアリスに、アテナ先輩は言う。

「鏡が自分の姿を映すように、人もまた、自分の心を映すのよ。笑ってごらん?」
「そしたら、アリスちゃんの前にいる人も、きっと笑い返してくれるわ」


いつも灯里や藍華に引っぱられて笑顔になっているアリスには、それはよくわかる話。
なら、今度は自分から一歩を踏み出してもいいじゃない。
こうして、アリスはまた一歩オトナに近づていくのだった。
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[視聴中] アニメ
ARIA

ARIA The NATURAL 7~9話

7話 その 猫たちの王国へ…

「いつも通っている道に、ふと知らない入口があったとしたら――どうする?」


猫の集会へ参加していると思しきアリア社長を追いかけ、迷宮に迷い込む灯里と藍華の話。
2期1話の延長線上なストーリー。

ずっと一本道なはずなのに、なぜか同じところに戻ってきてしまう。
それは、灯里と藍華が猫たちに拒絶されているのか――それとも?

アイちゃんは、猫たちは灯里たちのことを知りたかったんじゃないか、なんて言っていた。
同じところをぐるぐると回っている間にこっそり観察していたのかな。
それとも、お茶目な妖精のかわいいイタズラなのか。

いつも同じ毎日を過ごしている私たちも、ふと脇道に逸れることができたなら、不思議な世界が広がっているのかもしれない。

藍華「恥ずかしいセリフ禁止。」
灯里「ぇー」

8話 その ボッコロの日に…

アクア・アルタのネオ・ヴェネツィアは、男性が愛する女性に一輪のバラを贈る、ボッコロの日でもある。
そんなちょっと浮かれ気分な街で、暁がアリシアにたくさんのバラを贈ろうとする話。

本当の気持ちを伝えるのって、とっても大変。
でも、それが伝えられたのなら、どんな小さかろうと――どんなに古かろうと嬉しいもの。
それをちゃんとわかっている灯里は、やっぱりすてきな女の子だった。

しかしまぁ、今回は灯里の恥ずかしいセリフを止める役がいないせいで、えらいことになっていた。
ぺらぺら喋りまくってないで、暁のぶちまけたバラを拾ってあげたらいいのに!

灯里・アリス「恥ずかしがるの禁止!」
藍華「ええーっっ!?」

9話 その 素顔の星たちは…

灯里の隠れたステキ探検回。
お仕事してる灯里が、久々に見られる回でもある。

知らないことがあるということは、これから知ることができるということ。
怖かった真っ暗闇にも、隠れたステキがあったように、灯里はこれからもいろんなステキを見つけていくのだろう。
心に灯した炎を消しさえしなければ――なんて。

このまったりさ加減が、ARIAの醍醐味な気がする。
まったりしすぎて書くことが足らないのはちょっと困るけど。
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[視聴中] アニメ
ARIA

ARIA The NATURAL 10、11話

10話 その あたたかな街と人々と…

灯里の友達作りの秘訣!紹介回。
1期5話と少しだけ似た雰囲気。

灯里の尾行シーン自体は大したことない。
強いて言うなら、女の子走りをするアリスがとてもかわいい。

結局、灯里の人懐っこさの裏にあるものはなんだったのだろうか?
灯里と接するみんなが、彼女の純真さの向こうに、かつて自分が持っていたはずのそれを重ねて見てしまうから、だろうか。
灯里の「すてきなものを見つける目」を、共有したいと思ってしまうせいかもしれない。

「灯里を追いかけて、忘れていた自分の想い出と出会うなんて……」
  「想像もしていませんでした」
「なんて言うかさ、灯里っていうフィルターを通すと、見えなかったものが見えてくるのよ」
  「なんでもなかったものが、きらきらと輝き出す……」


藍華・アリス『恥ずかしいセリフ禁止』
藍華・アリス「うふふふ」「あははっ」

11話 その 大切な輝きに…

暁の兄からの指名を受けた灯里が、ネオ・ヴェネツィアン・グラスの運搬を担う話。
軽いエピソードのようで、実は作者の持つ世界観の根幹に関わるような、重要なものがテーマになっている回。

アクアのネオ・ヴェネツィアは、所詮はかつてのヴェネツィアのニセモノだ――
その、まるでもっともらしいその言葉に、心を痛める人たちがいた。
けれど、灯里は言う。

「あなたが嘘物だって言われて傷つくのは、あなたの想いが本物で、大切なものだからですよ」


「この気持ちって、『好き』なのかな……?」
誰かのことを考えながら、そんな風に悩んだ経験は、きっと誰しもにあるんじゃなかろうか。
自分の気持ちが「愛」とか「恋」とか呼んでいいような本物なのか、それとも伝えるだけの価値なんてない偽物なのか、推し量っているのだ。

でも、灯里に言わせれば――

「私には、本物か偽物かなんて、全然問題じゃないんです」


自分の気持ちはたしかにそこにあって、誰になんと言われようと、それだけは変わることはない。
それは、彼女が自分の想いにたしかな自信を持つことができる、強い人間だからではない。
自分が想っているものを、本当に大切にしたいからなのだ。

「本物」だとか「偽物」だとか、そんなありふれた言葉に持たされた意味に縛られてはいけない。
だって、気持ちがあることだけは、嘘じゃないのだから。
そんな「言葉の持つ意味」と「自分の心の持つ意味」の違いが、このエピソードのテーマになっている。

あなたがもし灯里を強い人だと思ったのなら、彼女の持つ、自分の気持ちに嘘をつかない純粋さがまぶしく見えたのだろう。
私たちは自分の気持ちをごまかして、たぶん大切だったはずの色々なものを嘘にして、ようやくここまで生き延びてこられたのだから。
私も明里のように生きられたなら――……。
そう思うと、涙ぐみたいような、どうにもやるせない気持ちになってしまうのでした。

ただまぁ……アリシアさんの言う「人の価値観は十人十色」なんていうまとめかたは、個人的にはあんまり好きじゃない。
それを言ったら、話はなにも深まらなくなってしまうものね。
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[視聴中] アニメ
ARIA

ARIA The NATURAL 12、13話

12-1話 その 逃げ水を追って…

あまりに熱すぎる夏の昼下がり、熱中症気味の灯里が幻を見る話。
2期1話、7話のケット・シー繋がりのエピソード。

猫は涼しいところを探すのが得意らしい。
そうしてアリア社長を追いかける白昼夢の最中、灯里は猫たちが涼む喫茶店へとたどり着く。

特にオチはない小話なのだけれど、それでもなんだかほっとするような、いいエピソードだと思います。
夏はアイスミルクに限りますね!

12-2話 その 夜光鈴の光は…

前話でも出てきた風鈴みたいな「夜光鈴」についてのお話。
雰囲気は1期10話の雪虫のエピソードに似てる。

夜光鈴とは、アクアの特産品である夜光石を舌に使った、夜に光る風鈴のこと。
夜光石には寿命があるようで、どうやら一夏の間に燃え尽きてしまうようだ。

燃え尽きた夜光石の結晶を見て、どうして灯里が涙したのか、私にもよくわからなかった。
でも、理解はできなくとも、なぜか共感できる。
こういう線香花火みたいなわびさびに心が動かされたとき、やっぱり私は日本人なんだなぁと実感するのでした。

13話 その でっかい自分ルールを…

自分ルールその1:影のないところを踏んだら失格
自分ルールその2:影はどんなものでも構わない
自分ルールその3:ひなたを半分踏むのは許可!


アリス回。アリスが見えないなにかと戦う話。
くだらないことにムキになっているアリスちゃんを見ている私は、きっとアテナ先輩と同じ顔をしてる。
普段はあまり自分をあらわにしない彼女が、なにかに挑んでいる姿は、なんだかほほえましいよね。

そんなアリスのミスをカバーするアテナ先輩に、しかし彼女は――

自分ルールその4:他人の手助けは禁止


  「そんなルールがあったの……」
「――いま作りました」
「これは私の戦いなんです。アテナ先輩、もうなにもしないでください!」


アリスが戦っているのは、自分自身。
まじめで強い向上心を持つ彼女は、なんとなく毎日がうまくいかないなぁと思ったとき、それを「自分の力不足」だと思ってしまうのだろう。
だから、昨日までの自分に勝つべく、戦いを挑む。
平たく言えば「背伸びしたいお年頃」なのだ。

けれどアテナ先輩は、そこまで強く言われても、やはりアリスを手助けしてしまう。
他人の助けを借りないと、自分が定めた戦いに勝つことすらできない――
アリスにとっては、それはまるで馬鹿にされたような、プライドを傷つけられたようにも感じられてしまうのだ。
だから、アテナ先輩のおせっかい焼きに「正義の味方気取りなのか」と激高するアリスに、しかしアテナ先輩は言う。

  「ううん、違うの。私は、アリスちゃんの味方気取りなの」
  「それとも……やっぱり他人だから、手助け禁止?」
「…………」
「……アテナ先輩。新しいルールです」


自分ルールその5:アテナ先輩は他人じゃないから、手助けしてもらっても構わない


自分ひとりじゃ乗り越えられない壁なら、仲間の力を借りたらいい。
だって、自分には、ここまで親身になってくれる強い味方がいるのだから――

制服にツーサイドアップのアリスちゃんも、はずんでいくアリスちゃんも、一面のひなたを見て脂汗を流すアリスちゃんも、アテナ先輩との友情に結ばれて満ち足りたほほえみをこぼすアリスちゃんも、みんなみんなかわいい。
私はまた神回を目の当たりにしてしまったのかもしれませんね!?
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