美少女万華鏡 第1話 ―呪われし伝説の少女― まとめ

ちょっと動く系抜きゲー、美少女万華鏡の第一話「呪われし伝説の少女」をクリア。
ロリコン教師が教え子に入れ込むが、彼女は吸血鬼だった、というお話。
まぁ世界観とかシナリオとかはどうでも良い感じ。抜きゲーですので。

一話のヒロイン篝ノ霧枝の声優は真中海。風音の別名義だという噂だけど本当だろうか。
聞いていたらそんな気もしてくるから不思議だ。

Hシーンのスタンスは、人間を歯牙にも掛けない吸血鬼が、エッチにハマってだんだんデレてくる感じ。
このゲームの特徴は、まず絵がキレイ。
原画師がクラ☆クラを描いているひとだね。
やったことないけど、有名なゲームだよね? たぶん。
ただ、キレイ過ぎてなんだか抜きづらいかもしれない。なんだろう。
この感触は「七つのふしぎの終わるとき」も感じたかもしれない。

そして、そのキレイな絵がフラッシュっぽく動く。ぬるぬる動く。
全15回のHシーンのだいたい1/3くらいかな、動くのは。

あと、やたらめったら淫語が多い。めっちゃ多い。
なんだろう、ここまで多いと逆にアレだよね。
いや、ないよりはいいんですけどね? なんだろうこの感じ。
デフレーションとはこのことなのだろうか。ひとつひとつの淫語の価値が下がっているとでも言ったらいいのかな。
きっと好きな人は好きなんだろうけどなぁ。

クオリティはものすごく高いのだけれど、私にはどれも擦るだけで命中しなかった感じのするゲーム。
でもこれで三千円はすごいなぁ。
ハマる人は枯れてしまったんじゃないだろうか。

オープニングは存在しないけれど、エンディングがすごい。
なぜだかものすごく手が掛かっている。フルアニメーションだし。
夏に第二話が出るらしい。これもきっとプレイするよ。
現状では★2評価を付けておきます。
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ゲーム [★★★★☆]
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美少女万華鏡 第2話 ―忘れな草と永遠の少女― まとめ

美少女万華鏡の第二話、「忘れな草と永遠の少女」をクリア。
幼馴染みの巨乳の女の子といちゃいちゃするお話。
抜きゲーだから、シナリオは正直どうでもいいんだけど、あえて言えば、1話の吸血鬼のお話より少しだけ面白かったかも。

ヒロインの沢渡雫の声を当てているのは、御苑生メイ。
「ユーフォリア」女教師の葵菜月、「プリーズ・レイプ・ミー」人妻の天海紗代でお世話になった人のようだった。
声質はあまあまとろけるボイス。
私は好きでも嫌いでもないけど、エロゲーヒロインとしてはよかったと思います。

絵の綺麗さは相変わらず素晴らしい。
そして、清純派幼馴染みのくせにエッチになるとものすごく淫語が増えてくるのも、前作どおり。
サブヒロインとのHシーンが1度だけあって、そこではとうとうアヘ顔が実装されていた。

とりあえず、抜きゲーとしての完成度はかなり高いんではないでしょうか。
緻密な絵のせいかもしれないけど、これなら巨乳もアリかなぁって思わせられるレベル。
恋愛0キロメートルくらいになってくると、巨乳もギャグにしか見えなくなってくるからね。
まぁでもそれより3話ヒロインの蓮華のほうがよっぽど期待できます。
二次元は貧乳が最高なのです。

しかしあれだね、これだけシーンが多いとぜんぜん進まないね。
3週間くらいかかった気がするよ!
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ゲーム [★★★★☆]
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美少女万華鏡 第2.5話 ―かつて少女だった君へ― まとめ

ωstarの力作抜きゲー、美少女万華鏡シリーズのスピンオフ作品第一弾が、この「かつて少女だった君へ」。
ヒロインは、こけし少女・蓮華の住む旅館の仲居さん。
無駄にサブタイトルのセンスがいい。

いつものように万華鏡をのぞき込むことはなく、仲居さんと彼氏のひたすらラブラブな一夜が、3H10CGで展開される。
シーンそのもののクオリティは、いつも通りの淫語満載でぬるぬるなかんじ。
シナリオ自体は特筆すべき点なし。
それにしても、これで600円ちょいというのは、エロゲ業界の価格破壊な気がする。

思ってみれば、アラサーなおねえさんとその恋人のエッチシーンのあるエロゲーって、あんまりない気がする。
……そんなことないか? でも、少なくともメジャーじゃないよね。
私はあんまりおねえさん属性はないからハマらなかったけれど、そういう意味では貴重な存在かも!
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ゲーム [★★★★☆]
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美少女万華鏡 第3話 ―神が造りたもうた少女たち― まとめ

2周目加筆修正 : 2018/09/03

ちょっと動く系・美麗なエロゲー、美少女万華鏡シリーズ。
その3作目にして、とうとうヒロインが二人体制に。
しかも巨乳ツンデレと貧乳クーデレという王道のチョイス。すばらしい
そして、過去作同様、抜きゲーのつもりで始めた今作だけれど、もはや抜きゲーではなかった。

終末世界を舞台に、中二病科学者の主人公と、彼に造られたロボットのヒロインたちが織り成す物語は、シナリオ面の完成度も相当に高い。
ツンデレとクーデレという王道なヒロインの描き方も、可愛らしい魅力に溢れたもの。
さらに、「人間」と「アンドロイド」という似て非なる存在の繊細な関係も、題材を十二分に活かした描写がなされている。
どれもどこにでもある使い古された素材かもしれないが、それをここまで仕上げてくるシナリオライターは、間違いなく実力派。

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印象的だったのは、オーラスの盛り上げかた。

窮地に陥ったヒロイン二人を、主人公は命の危険も顧みずに助けに行く。
なんとかヒロインたちは無事に救い出せたものの、主人公は大怪我を負ってしまう。
その傷跡は顔まで及び、主人公を「見るもおぞましい無残な怪物」へと変えてしまっていた。

大切な「理想の少女」として造られた美しい二人に、醜く変貌した己の姿を晒すことを心苦しく思う主人公。
しかし、彼女たちは言うのだ。

「か、顔なんて、どんなだっていいわよっ!!
 私は、アンタが好きなのっ……どんなアンタでも、関係ないっ……!」
「私もです、マスター……おそばに、いさせてください……」


人間は自分の容姿になにかしらのコンプレックスを抱えているものではあるが、その感情は物語に自己を投影する際、非常に邪魔なものとなる。
平たく言えば、「結局、主人公がイケメンだからヒロインとイチャラブできてんだろ?」というやっかみだ。
(あるいはルックスで女の子を値踏みしている自分の心の醜さへの劣等感なのかもしれないが)

だから逆に、心の内側(たとえば優しさ、純粋さ、一途さといった、目には見えないもの)に魅力を感じてもらえると、私たちはとても嬉しく思う。
大きな壁にぶつかって挫折しそうなときに、支えてくれる女の子。
なにをやってもうまくいかなくて腐っているときに、励ましてくれる女の子。
私たちは――少なくとも私は、そういう存在を求めている。

その「理想の少女」を体現したのが、アリスとドロシーなのだ。

「好きよ……アンタが好き……」
「好きです、マスター……大好き、です……」
どんなに姿が変わってしまっても、彼女達は、俺を見捨てなかった……。
今の俺には、それだけで十分だった……。


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今作は、抜きゲーのクオリティは引き継ぎつつ、キャラ萌えゲーとしても完成させてきた。
EDは1ルートながら、シナリオゲーとして見ても一線級の出来。
アリスのキャラデザとCVは好みが分かれそうだけれど、ドロシーは私にとっては間違いなく理想の少女でした。

私の評価は、★4・佳作入選。
批評空間ベースでは、83点です。
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