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DEARDROPS 共通ルート

バンドものに手を出したくなったので、積んでいた「DEARDROPS」を手に取った。
不朽の名作「キラ☆キラ」を作ったOVERDRIVEの作品だよ。

世界的なバイオリニストだった主人公が挫折して、そこからロックバンドを組む話。
クラシックとロックというふたつの世界観がどう融和してくるのか、少し期待して始めてみる。

まずはメインヒロイン風幼馴染みの、桜井かなでちゃんから。
ソースはわからないけど、シナリオライターのオススメ攻略順が
  「 かなで → 弥生 → りむ → 律穂 」
だというのを信じて。

---

共通ルートは、バイオリンを辞めた主人公が「巻き込まれた」形で手に取ったエレキギターに傾倒していく話。

クラシックしか知らなかった主人公は、たまたまやったライブであまり満足の行く結果が出せずに終わる。
「バイオリンがダメなら次はギターかよ」「そんな中途半端な気持ちでロックをやるな」
聞こえてくるそんな声に、主人公は音楽へと向き合う心を折ってしまいそうになる。

「今おまえが何かにぶち当たったり、行き場をなくしたり、ひとりで抱え込めないようなフラストレーションを溜めこんでいるんだとしたら……」
「おまえは今、ロックをやるべきだ」
「ロックってのは、今のおまえみたいな人間がはじめた音楽だからな。だからおまえみたいな人間は、ロックをやる資格がある」
「おまえは今、自分が最悪の場所に、サイアクの状況にいると思っているだろう? なぜ自分がこんな目にあうのかと」
「そのことに意味を持たせたけりゃ戦って勝ち取ってみろ。その武器になるのがロックだ。負け犬で終わりたくなければ、とにかく戦うんだ」
「わかるだろう? 人生ってのは、常に戦っていなけりゃダメなんだ」
「生きていることにずっと意味を持たせたけりゃそれしかねえ」


ベーシストの権田さんはそう言う。
そして、主人公は本気でロックバンドを組むことを決意する。
弥生は学校の友達と組んだバンドでの音楽性の違い、りむは再婚する両親について、そして律穂はハイエナの鮫島を絡めた主人公のギターの本気度を測るエピソード。
そしてバンド「DEARDROPS」を組んだところで、ストップモーション・アニメ風オープニング。
一風変わっていてまぁまぁなOPかな。

どこまでが共通ルートなのかよくわからないけど、学園祭でゲリラライブをやって、ライブハウスで合宿して、ビーチフェスでライブをするところくらいまでかな?
割とベタな展開だけど、それなりに楽しかった。
学園祭のときだけ強制スクロールがあった。とても良かったと思います。

---

キャラ的には、うん、ちかちゃん可愛いよね。
攻略キャラではない。小学四年生だからかな? 残念だよね。

テキスト的にはCV民安ともえの大場弥生ちゃんがお気に入り。
すぐ乗せられるアホキャラは見ていて楽しいです。

シナリオ的にはCV五十嵐裕美(という噂)の芳谷律穂ちゃんが気になるところ。
だれも演ったことないような、ただ一面の広いところにお客さんを集めて歌ってみたい。
彼女のその夢を想像するだけで楽しくなってしまうね。
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ゲーム [★★☆☆☆]
DEARDROPS

DEARDROPS かなでルート

最初に手を付けたのは、青葉りんごが声優だという噂のメインヒロイン風幼馴染み、桜井かなでちゃん。
4人のヒロインのなかでは一番おっぱいが大きく、そしてDEARDROPSには所属しない女の子。

かなでルートは、「歌が好き」だけど、自己主張をせず自分より他人のことを優先して考える女の子が、本当にやりたいことを何のためにやるのか見つけていく話。
それと同時に、主人公がバイオリンを辞めることになった話についても。

シナリオ的には、少し微妙だったかなぁ。そこまで面白くなかった。
DEARDROPSとかなでのどちらかだけがメジャーデビューできるとか、主人公が恩師の前でバイオリンを弾く機会があるとか、ベタな展開。
かなでの耳が聞こえなくなるエピソードだけはちょっと意外だったけど。

話がバンドからかなでに移ってしまったからかな?
てっきりかなでもDEARDROPSに入ってツインボーカルになるのかと思っていたのだけど、全然違ったね。
でも、過去を精算して未来へ向かう、その姿勢はなかなか清々しかった。
かなでと翔一がきちんとリンクしていたからかな。
翔一がかなでに恋心を抱いていたのかどうかは結局よくわからなかったけど。
歌に惹かれていたのはよくわかったけどね。

---

かなでシナリオで一番良かったのは、引っ込み思案で人前で歌うなんてとんでもない!なかなでに、主人公が言った台詞。

「自分を変えるのって……難しいよねぇ」
――自分を変えることができれば、世界が変わるぞ
――世界を変えるのは難しいよな。たぶん一握りの選ばれた人にしかできないことだろ?
――でも、誰にでも自分を変えることはできる。もちろん難しいけど、でも自分のことなんだから。世界を変えるよりはずっと簡単だ
――そして、自分を変えれば世界が変わるんだ


これは「キラ☆キラ」で屋代彰が言ってた「音楽が世界を変える」の一例ってことなんだろう。
かなでは、少しだけ勇気を出して人前で歌うことで、自分が伝えたかったことを歌えるようになる。
それを聞いた人はみんな笑顔になる。
これも、小さいことだけど、たしかに世界が良い方向に変わったんだね。
そしてかなでの笑顔が曇ったときは、それを翔一が晴らしてやる。
うん、なかなか良い形だよね!

ただ気になったのは、いったいかなでは大学ノート10冊分も、どんなことを伝えたかったのだろう?
お母さんの夢を叶えたって言ってたけど、お母さんはなにを伝えたかったんだろう?
どんなことを歌えば、みんなを笑顔にすることが出来るんだろう?
このあたりをきっちりしてくれれば、もっと良かったような気がする。

しかしまぁずいぶん長いシナリオだった。
翔一のバイオリンのことまできっちり拾ってきたから、仕方ないのかもしれないけどね。
ライブシーンが結局ラストのかなで1回しかなかったのかな。
うーん、ちょっと物足りなかったかも。
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ゲーム [★★☆☆☆]
DEARDROPS

DEARDROPS 弥生ルート

2キャラ目は「I'm Guitar Princess」なギタリスト、大場弥生ちゃん。
二枚目の立ち絵が可愛いよね! WAの後輩みたい。

声優は民安ともえ。聞いただけでわかった。
民安ともえは声質もだけど、発声の仕方が独特な声優だよね。
個性的な声優って、どうしても他のキャラのことを思い出してしまうよね。
グリカジの入巣蒔菜が抜けなくて困った。

ピンク髪は淫乱かと思いきや、そうでもなかった。
女王様を目指す常識人(アホ)なヘタレキャラ。テキスト的に面白い子。
ゲリラライブ後に警察に捕まったとき、お巡りさんを殴ろうとしたところはウケた。

みんなから「普通」と言われており、それが個別ルートのテーマのひとつでもある。
弥生ルートは、高校三年生らしく将来の進路を考えている最中の、彼女の分身でもあるギターを巡る話。

大学に行くべきか、ギターで食べていくか、どちらも選べず消極的に勉強をする弥生。
けれど、その鬱憤を晴らそうとしたところで、酔って転倒してギターを壊してしまう。
代わりのギターを弾くけれど、そのたびに弥生は自分の愚かさを責めてしまい、バンド活動にも身が入らない。
そして、自分にはギターを持つ資格なんてない、もう死にたいとまで言いはじめる。

10万以上(予想)かけてなんとか直すも、おばあさんのバッグを奪ったひったくりを追いかけようとして、ギターを盗られてしまう。
そして吹っ切れたように受験勉強に精を出し始める。

しかし翔一や他のバンド仲間たちは、盗まれたギターはきっと誰かに使われているに違いないと考え、ネットや口コミで情報を集め続け、名古屋で似たギターを見たという情報を手に入れる。
ひとりで名古屋に行こうとした翔一は、駅前で偶然弥生に会う。
そして、弥生は翌日の大学入試を放棄して、名古屋までギターを探しに行くのだった。

「私の最近の運命は、ずいぶん皮肉よね」
「壊しちゃったのは私のせいだけど、直ってきたと思ったらすぐ盗まれちゃってさ。なんかギターに避けられてるみたい」
――弥生ちゃんが避けられてるなんてないでしょ。そんなにギターを愛してるのに
「でも最近、私、自信持てないよ」
「ギターが好きだから、将来は絶対ギターを仕事にするんだって思ってたけど、改めて将来のこと考えたら決心がつかなかった」
「あーやだやだ。私ってトコトン平凡よね」
「こんな私に嫌気が差して、あのギターも私から逃げ出したのかもしれないよね」
――でもさ、今って間違いなく、弥生ちゃんがヒロインじゃない?
――英雄って端から見るとカッコイイのかもしれないけど、本人はすごく大変だろうね。案外、自分の運命ってヤツを恨めしく思ってるかも
「それじゃ私といっしょじゃん」
――弥生ちゃんの望んだ非凡な人生だ。もっと楽しんだらどう?
「私が望んだ……のかな?」
――俺はそう思うけど。ここが大場弥生の見せ所だよ
「楽しめ……か。それもいいかもね」


---

シナリオは、弥生ちゃんがギターという楽器を愛でる話。
エレキギターはカッコ良くて好きな私はそれなりに楽しめたな。
テキストが面白い弥生ちゃんにはお似合いの、軽めのシナリオだったと思う。

自分のギターについてすごく親身になってくれる翔一に弥生が惚れるのはわからなくもないが、翔一が弥生を好きになる理由がよくわからなかった。
こういうゲームって「プレイしてるオマエラが弥生が好きだからルート入ったんでしょ? だったら好きになる理由をゲーム内で語る必要ないよね?」みたいなことをシナリオライターが考えたりしてるのかな?

あと、ラブホ入って一日目は手出ししない翔一は紳士だったと思うが、付き合い始めた途端に女の子に自分でスカートめくってパンツ下ろさせるのは、正直どうかと思うよ。
その場でフラれてもおかしくないレベル。
たぶん恥ずかしいと感じちゃう……な設定なんだろうけど、恥ずかしすぎるでしょ。処女だよ?

ところで、弥生ちゃんの使ってるESPのナビゲーターは、新品で買うと30万もするギターらしい。
どうしてフェンダーのテレキャスじゃなく、ナビゲーターなんだ? すごいオタクっぽいぞ! あ、ヘンタイ設定だった

  「I'm Guitar Princess & Your Priness!!」
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ゲーム [★★☆☆☆]
DEARDROPS

DEARDROPS りむルート

3キャラ目は猫系ロリ巨乳ドラマー、珠野りむちゃん。
ネコミミ風にぴょんと立った髪が可愛い。
公式設定ではあれは寝癖らしいが、いったいどんなカットを注文したらああいうことになるんだろうね。
声優は五十嵐裕美だという噂。うん、知らない。

基本的にギャップ萌えを狙ってきているキャラみたいだね。
ゴツいイメージなドラム担当がチビで天然な女の子、とか、ロリなのに巨乳、とか。
ロリ巨乳を推すなら、もっとぐいぐい来て欲しかったかも。
たしかにパイズリシーンはあったけどもさ。

個別シナリオ自体は、一発ネタみたいな感じだった。
再婚した両親が新婚旅行に行くから、りむは翔一のところに泊まりに来る。
そこでりむがカゼをひき、翔一が看病する。
りむが治った頃に翔一がカゼをひく。
看病したりされたり、天然で上手に看病できないことを悩んだりしてるうちに、りむは翔一が好きになる。
でも弥生の「バンド内恋愛禁止!」の言葉を真に受け、りむはいきなりDEARDROPSを辞める。
まぁ弥生がしつこかったから、辞める!って言い出した途端にオチまで読めてしまったけどさ。

その後はHシーンをはさみ、のっぴきならない事情で待ち合わせをすっぽかした翔一に、りむは自分を捨てて(と思っている)いなくなった実の父親を重ね合わせ、男性不信に陥る。
それをプロポーズと併せた結婚式で「絶対に離れない」と誓う。

「“アイシテル”ってどういうことかなぁ?」
「スガショーは、誰かに“アイシテル”って言ったことあるか?」
「アイシテルなんて言っても、どうせそのときだけのことだろ? 人はどうせいつか別れちゃうんだから」
「どうせ別れるなら、最初から1人でいればいいのにな」


---

ちょっと肩すかしなシナリオだったかなぁ。
シナリオを作りづらいキャラクターだったとは確かに思うけどさ。
りむは茶々を入れるのが面白いキャラだから、一対一になるとちょっとびみょーだしね。
あ、メイドコスのCGは可愛かった。
あ、お風呂で後ろからおっぱい揉まれてるCGはやばかった。なにあれ可愛すぎる

レオさんとりむの髪色が同じなのは何かの伏線かと思ってたけど、全然そんなことなかったのには驚いた。
実の父親について掘り下げていくのかと思ってたのに。
まぁ掘り下げても面白いシナリオになるかはビミョーだけどさ、でもそうあるべきなんじゃないのかな。
それしないなら、もっとバンド活動してほしいなーとか思うんだけどね。
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ゲーム [★★☆☆☆]
DEARDROPS

DEARDROPS 律穂ルート

ラスト4キャラ目は、メインヒロイン風クーデレ、芳谷律穂ちゃんを攻略。
いや、デレはないか。ん、待てよ? クールとも違う気がするなぁ。
声優は鹿野優以という人らしい。知らない。

律穂ルートのシナリオは、「律穂が歌に専念するために高校を辞める」「デビュー寸前で権田さん行方不明に」「翔一、過去と向き合うためにバイオリンを再び手に取る」の三本立てかな。
かなでルート並に長かった。ダラけた印象は拭えなかったかも。

律穂シナリオは、律穂の音楽に対する姿勢をちょっと語って、それだけで十分だった。
というか、この子には振り返るべき過去なんてないんだからね。
なでしこフェス前の合宿初日、弥生に「生き急いでる」とまで言われるほど音楽に熱を上げる律穂。
彼女は翔一にバイオリンに一番熱中してた時期の練習を聞き、翔一は「寝食以外はバイオリンのことしか考えてなかった」と答える。

――でもほんの一時期だよ。それに特別なことじゃない。楽器をやってれば、誰にでもそういう時期があるよ
「知ってる。あたしは今がそういう時期なの」
「でも、あたしが歌い始めたのなんてここ何年かなのよ。みんなみたいにキャリアがないの」
「過去を比べられたら誰にも敵わない。未来だってあるのかどうかそんなもんわからないし。あたしにあるのはとにかく“今”だけなのよ」
「だからせめて、今この瞬間だけは、誰にも負けたくない。この一瞬だけなら、自分次第で誰にも負けない“今”にできる」
「だから今を無駄にしたくないの」


そして、夏休みが終わって、音楽に専念するために学園を辞めてしまう。
それは歌が歌いたいからという理由でもあるけれども、背水の陣を地で行く選択でもある。
弥生には「辛いことから逃げて楽しいことだけしようとしてるだけ」とも言われる。

「あたしは信じたい。あのとき、あたしたちみんながこの同じピックを持ってたって知ったときに感じた気持ち……」
「やっとあたしはなにか大事なものを見つけたんだって。あたしたちのこの出会いはただの偶然じゃないって。きっとなにか大切なことが始まったんだって」
「だからそのことを証明するために、今は音楽に打ち込みたい。それだけが今、あたしの中で一番大事なこと」


うぅん、アツいね。ロックだね。
ゼロかイチか、彼女のなかにはそれしかない。
後ろなんか振り返らない。そんな突き抜け方も、青春のほとばしりなんだろう。
他の人は愚かだって言うだろうけど、生きてるって本当はそういうことなのかもしれないよね。

---

あとは権田さんの過去の話と、翔一の過去の話。
正直、そこまで楽しくはなかった。
面白いは面白かったけど、これはシナリオライターとの音楽性の違いかもしれない。
あ、レオの前座で演奏したとこは盛り上がったね! ちかちゃんかわゆすなぁ。

ご都合主義が鼻についたせいかな。
まぁエロゲーなんてそんなもんなんだけどさ、それを上塗りするナニカが足りなかった。
ラストの飛行場のシーンとかもそうだよね。
エンディングへの入り方はすごくスムーズで良かったと思うんだけど。
何が足りないのかな? 勢いかな。女の子の可愛さかな? あぁそれはあるかも。
律穂はイイコなんだけど、萌えないんだよね。なんでだろう。

でも弥生には萌える。
バンドが解散になるときの弥生の慟哭は、すごく弥生の肩を持ちたくなった。
律穂の言い分も分かるんだけどさ。真っ直ぐなところが律穂らしいんだけどさ。
やっぱデレがないから律穂には萌えないのかな。

バンド名「DEARDROPS」とピックの話とか、もう少しドラマチックにして欲しかったな。
やっぱ勢いが足りないんだなぁ。
青春ってやっぱ勢いだよなぁ。
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ゲーム [★★☆☆☆]
DEARDROPS

DEARDROPS まとめ

--- シナリオ ---

青春恋愛ロックンロールADV。
「武道館でライブがやれるエロゲー会社にしたい」とか言う人が代表のブランド、OVERDRIVEが目指してる形が良くわかる作品。
でも青春っぽさは狙ってるほどでてないかも。
やっぱり全編通して勢いが足りないな。

音楽が人をどう変えられるかってことはよく考えられてると思う。
翔一のバイオリンもそうだし、弥生ルートのときの弥生のギターもそうだし、よく言えば音楽についての一部分を掘り下げて、悪く言えば音楽オタクっぽい雰囲気に仕上がっている。
ただ、どうも世界観の裏打ちが足りないというか、上滑りしてる感が拭えない。
オーケストラがどういうものなのか、クラシックがどういうものなのか、もう少しわかりやすく伝えてほしかったな。
興味ある人にはすんなり入ってくるのだろうけどさ。

シナリオ別評価
弥生 > 律穂 > かなで ≧ りむ

律穂ルートとかなでルートに力を入れてきてるのはわかる。
けど長い。だらける。
題材は悪くないと思うんだよ。ライターのせいじゃないのかなぁこれって。
あとはキャラクターの魅力が足りないのか?

弥生ルートはシンプルに短く、弥生が可愛い。だから高評価。
ギターの話が個人的に好きだったせいもある。

--- キャラクター ---

オススメ攻略順
かなで → 弥生 or りむ → 律穂

あんまり順番に拘らなくてもいい気はするけど、かなでは最初か最後のどっちかにした方が良いと思う。
このゲーム単体で言えば、かなでを最後に持ってきたほうが良さそうだけど、ファンディスク的には律穂ルートがトゥルーみたいだから、律穂が最後のほうが良いかも。

しかしどうにも萌えが足りないよね。
ちかちゃん攻略できたら……うん、とっても良いと思う。
すごい罵ってくれそうだしね。ロリコン!とかめっちゃ言ってくれそう。こわい

権田さんのキャラはとても良い。
キラ☆キラの鹿之助ルート並にきちんと別枠にすれば良かったと思うよ。
律穂とまぜこぜになってるからメリハリがなくなってダラけてしまったんじゃないかな?

絵的にはうんまぁって感じ。このブランド、原画師がビミョーだよね。
女の子のファッションセンスがなさすぎるのは泣けてくる。
冬服の律穂・弥生・りむが並ぶと悲しくてしょうがない。
弥生ちゃん、もっとオシャレしようよ!
あと、みんな青と紫の服ばっかり着てるのは原画師の好みなのか?

--- 音楽 ---

ボーカル曲そのものは、悪くないと思う。
パンク+バイオリンなのは斬新だね。オープニング曲とか結構好きだよ。
律穂の声よりきらりの声のほうが私は好きだけど。

でも、シナリオ上でちょっと出し惜しみしがちな気もする。ライブシーンが少なかったよ。
エンディング曲をシナリオ上で使っちゃダメなのかな?
歌詞の関係で難しいのかなぁ。
でもライブシーンは多い方が楽しいのに。

そういえば、強制オートモードが実装されてるライブがいくつかあった。
けど、なんか違う。台詞が多すぎてライブに集中できないのかも。
台詞を読ませるんじゃなくて、ライブを楽しませてくれるような演出にしてほしかったなぁ。

BGMはふつう。

--- その他 ---

声優
特に違和感なし。
うん、ちかちゃん可愛いよ!

Hシーン
CG4枚分。
弥生だけは1回しかシーンがないからCGをたくさん使った贅沢な仕上がり。
髪を下ろした弥生ちゃんが見れます。
内容的には、これで抜ける人がいるのかちょっと疑問かもしれないという感じ。

システム
可もなく不可もなく。
ライブシーン強制オートモード導入は評価。
欲を言えば次の選択肢までスキップが欲しかった。

--- 評価 ---

このゲームをやるなら「キラ☆キラ」をやるべき。間違いない。
どっちもやるんだ!って決めてるならこっちからで良いよ。先にやっとかないと後悔する。

キャラ同士の絡みはそれなりに面白かった。キャラは立ってるからね。
それが萌えに繋がらないのが悔しいけど。弥生以外ね。

主人公の存在感も薄かったかなぁ。
悪夢の話とかちょっと上滑りしてた感否めないし。
どうにも伏線の回収が甘い気がするよ。
こういうことがありました!っていうのだけぽっと出されるから、へー。で終わってしまう。
ドイツでの事件しかり、ピックのことしかり、権田さんの過去しかり。

そう言う意味ではちょっと残念なゲームだった。
音楽に対する姿勢は良いんだけど、それを上手くシナリオに反映できてない感じだね。
ただ、PSP版の公式を見る限り、シナリオ改変+追加が行われてるみたい。
そっちはもしかしたらこういう不満が上手く解消されてるかもしれないね。
PC版の評価は★2です。

機会があれば「キラ☆キラ」と「DEARDROPS」共通のファンディスク「d2b vs DEARDROPS -Cross the Future -」をやってみようかと思うのだけれど、シナリオはDEARDROPSのひとが書いてるからな……出来が心配だ。
キラ☆キラの魅力の7割はシナリオライターの瀬戸口廉也の功績だからなぁ。
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ゲーム [★★☆☆☆]
DEARDROPS

d2b vs DEARDROPS - Cross the Future - まとめ

「キラ☆キラ」と「DEARDROPS」のコラボレーションファンディスク、「d2b vs DEARDROPS - Cross the Future -」をプレイ。
シナリオは「DEARDROPS」を書いた那倉怜司、原画は「キラ☆キラ カーテンコール」と「DEARDROPS」を描いた藤丸。
内容は、きらりルート2の第二文芸部と律穂ルートのDEARDROPSが出会ったら、というアフターストーリー。
ちなみにカーテンコール2部とは違う未来のようだ。

バイオリンを弾きにドイツに旅立った翔一と海外で活躍していたきらりが出会い、そのせいで第二文芸部とDEARDROPSが横浜BLITZでライブをすることになる。
その中で、きらりが歌う意味、鹿之助がベースを辞めた理由、律穂が歌う意味、翔一が帰ってきた理由が交錯していく。

キラ☆キラでの音楽とDEARDROPSでの音楽は、だいぶ意味合いが違って描かれているように見える。
キラ☆キラでは、音楽には世界を変える力があると描かれていた。
瀬戸口廉也はきっと本気ではそう思っていなかっただろうけれど、きらりはそう信じている。
――アンタはなんのために歌ってるの?
「この世界から悲しい人をなくすため」
「悲しい思いなんてしなくても、幸せになったっていいじゃない? 神様はとってもイジワルだなって」
「だからね、あたしは決めたの。神様が人間を幸せにする前に、あたしがみんなを幸せにしちゃえばいいんだって」
「あたしの歌でね」


対して、DEARDROPSでは、音楽は自分を変える力だと描かれている。
「あたしが歌う理由……その答えがハッキリわかった気がする」
「それは……歌だけが、あたしをこの世界に繋ぐ唯一のものだって感じているから」
「音楽だけが、あたしとあたし以外の大切なものとを、結びつけてくれる。だから……あたしは歌うんだ」


那倉怜司は本気で音楽を「自分が生きるための武器」だと思っているんだろうと思う。
決して「神に抗うための武器」じゃない。
だから那倉怜司の描くきらりは、世界のためじゃなく鹿之助のために歌う女の子になる。
鹿之助も、自分を犠牲にしてまできらりを幸せにするんじゃなくて、自分が幸せになることできらりも幸せにしようとする。
そして、きらりと律穂はライバルとして互いを認めることができるようになる。

私には、どちらが正しいのかはよくわからない。
私は音楽についてそこまで深く考えたことはなかったし、歌もヘタクソだし。
でも、どちらかと言えば「世界のため」よりも「自分のため」に歌われた歌のほうが好きかもしれない。
  『100万人のために唄われたラブソングなんかに 僕はカンタンに想いを重ねたりはしない』

――だって、不条理じゃない。誰も悪くないのに、どうして不幸が生まれるの? なぜ人が苦しむの?
――そういうことに、怒らなかったの?
「だって、怒ったって仕方ないじゃないか」
「怒っても、怒りをぶつける場所なんてないんだ。威勢良く拳を振り上げたって、それを振り下ろす場所なんてないんだ」
――アンタ、やっぱり楽器を置くべきじゃなかったわね
――アンタには音楽があったのよ。やり場のない怒りなら、そこにぶつければよかったのよ
――そんな人間たちのための音楽が、ロックってものじゃなかったの?
――音楽はいいものも悪いものも受け止めてくれるはず。怒ったっていい、笑ったっていい、人を恨みさえしてもいい、呪ったっていい。なんでも自由に歌えばいい。
――それが音楽ってものでしょ?


---

ちなみにシナリオそのものは一本道、全年齢版だからHシーンも無し、プレイ時間は6時間強。
視点がコロコロ変わって読みづらいし、起きるイベントはベタだし、起伏もあまりないし、ライブシーンもエンディングにしてしまったし、そこまで楽しくはなかったかも。
ただ、上で書いたようなことが考えられて、興味深くはあった。
このシナリオライターは主義主張は立派なんだけど、それを物語に落とし込むのが下手なんだなぁ。
そう言う意味では「DEARDROPS」はすごく惜しいゲームだった。

まぁ全体的に冗長ではあったけれど、オチはキレイにまとめてきたと思う。
DL版なら安いし、プレイする価値はあったかな。ライブシーンが全然無かったのはまじで悔しい★2評価。
シナリオライター的に、カテゴリはDEARDROPS枠に入れておきます。
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