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響け!ユーフォニアム OVA+まとめ

番外編(OVA) かけだすモナカ

オーディションに落ちた10人の、主に葉月視点のエピソード。
塚本にフラれたその後と、コンクール出場メンバーじゃないからこそできること。
葉月ファンにはたまらない25分。
そして、夏紀ファンにもたまらない5分間です。

勢いでコクって後悔しかけてたけど、きちんと立ち直って前を向く葉月ちゃんはとっても強い女の子。
好きな人の幸せを、本当の意味で願うことって、実はとても難しいと思うのです。
夏紀センパイが葉月ちゃんをどうしようもなく愛おしく感じてしまうのも無理からぬこと。
だから、タクシー呼べば……とか思ってしまう私みたいな人間には、もう青春は戻ってこないのです!

とりあえず、コンクール当日「今日頑張ってよ! ねっ☆」でピースから指十字を作ってくれる葉月ちゃんは最強にカワイイ!

まとめ

京アニが送る、吹奏楽部系・正統派スポコンアニメ。
1期では府大会までの様子。

この作品の魅力は、大所帯の部活での王道ストーリーを余すことなく描ききっている点。
バラバラだった部がひとつにまとまる様子。
「スローガン」だった全国大会出場が、「目標」に変わる様子。
オーディションという人間関係をかき乱すイベント。
そして、主人公たちが楽器を手にするその理由。

私のお気に入りは、麗奈と久美子の「愛の告白」。
麗奈のそれは、きれいな風景をバックにした「ちょっといいシーン」くらいのものだった。
けれど、応える久美子のそれは、ちょっと他所では見られない情感あふれるシーンだった。

それと同じ理由で、オーディションに落ちた香織先輩絡みの優子のシーンもとても好き。
麗奈をイジメたそーにもしてたけど、根っからの善人なのか、結局最後までフェアに立ち回る。
そのせいで、優子ちゃんがこのアニメ1、2を争うお気に入りキャラになってしまいました!
なんてったってツンデレだしね!?

ちなみに、枠を争っているもう一人は、主人公・黄前久美子。
主人公がお気に入りってなかなかない気がするけれど、久美子ちゃんの「性格悪い」とこが、私もとても好きなのです。

評価は、★4・傑作評価。
情熱とか信念とか、そういう強い意志を持っているキャラクターが好きな私に、このアニメのスポコンっぷりが高評価。
ちなみに、ユーフォニアムという楽器の存在自体を知らなかった私でも十二分に楽しめたので、音楽のことをなにも知らなくてもまったく問題ありません!
逆に、吹奏楽経験者の感想も聞いてみたいところです。
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響け!ユーフォニアム

響け!ユーフォニアム 12、13話

第12回 わたしのユーフォニアム

ユーフォニアムと真摯に向き合う久美子の回。
はじめての挫折と、それをバネに前を向こうとする心。
このアニメで一番スポコンらしい回。

「久美子、最近アツいよね」
「え?」
「前はどっちかって言うと、クールっていうか、冷めてるところあったのに」
「そうかな?」


全国に行く合奏のために指示された課題をクリアするために、熱中症になるほど練習に集中していた久美子。
そこまで情熱を注ぐのは「特別な女の子」の演奏を聞いてしまったせい。

「ねぇ、麗奈……」
「ん?」
「私、上手くなりたい。麗奈みたいに。私、麗奈みたいに特別になりたい」


特別な女の子の演奏を聞き、そんな彼女に憧れてしまった久美子。
地道に努力を積み重ね、少しずつ上達して、これなら発表会までにはモノにできるかもしれない――そう思っていた。
しかし滝先生は、ある日ばっさりと久美子を切り捨てるのだ。
久美子の努力では及ばないと思ったのか、コンクール直前の今は、その努力を全体的なレベルの向上に充ててほしいと思ったからか。
とにかく、それは惰性で吹いてきた過去7年間には経験したことのない、はっきりとした挫折だった。

上手くなりたい……上手くなりたい、上手くなりたい上手くなりたい上手くなりたい!
誰にも負けたくない! 誰にも、誰にも……!!
「悔しい……! 悔しくて、死にそう……」
――そのとき、私は知った。その辛さを。あのとき、麗奈がどんな思いでいたかを、私は知ったのだ。


私はだいたい、挫折するとすぐ嫌になって投げ出してしまう性質の人間だ。
けれど、久美子はその挫折をバネに、さらに闘志を燃やしている。
その情熱はいったいどこからくるのだろう――そんな私の疑問に、彼女は端的に答えてくれた。
結局、人間の器とはこういうことなんだろうなぁと私は思うのだ。

「音大行くつもりないのに吹部続けて、なにか意味あるの?」
「ある! 意味あるよ! だって、私ユーフォ好きだもん!」


第13回 さよならコンクール

1期最終話。府大会本番。

もはや語るべきことは多くはない。
ひりつくような緊張感と、大舞台を前にした高揚感。
ステージに上がる55人も、そうでない10人も、みんな心は一つだ。
楽譜にまであふれた思いは、まるで青春そのものでした!

全国に行けたらいいな――
中学生の頃からそう思ってた。だけどそれは口先だけの約束みたいなもので、本当に実現させようなんて一度も思ったことなかった。
だって、期待すれば恥をかく、叶いもしない夢を見るのは馬鹿げたことだって思ってたから。
だけど、願いは口にしないと叶わない。
――絶対、全国に行く。

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響け!ユーフォニアム

響け!ユーフォニアム 10、11話

第10回 まっすぐトランペット

受かった黄前久美子と落ちた中川夏紀、ソロに指名された高坂麗奈と今年も吹けなかった中世古香織。

『アンタがいなければ、コンクールで吹けたのに!』


久美子は、中学のときも先輩が落ちたオーディションに受かっていた。
その時、人間の醜くもストレートな感情をぶつけられてしまった。
リアリストな久美子だから、先輩の気持ちも理解できて、けれどオーディションは「上手い人間が選ばれる」ものだということも正しく理解していた。
わからなかったのは、その先輩との関係の繋げかた。

今回の夏紀との顛末は、もう120%で夏紀がステキな女の子すぎました。
自分の実力も、相手の実力も理解していて、その結果に納得もしている。
そして、戸惑っている後輩の気持ちも汲んで、自分から歩み寄ることができる。
たしかに、演奏の技量は久美子より劣っているかもしれない。
けれど、確かに間違いなく彼女は先輩なのでした!

結果に納得できなかったのは、香織のほう。
自分の実力も、麗奈の実力も理解していて、それでも納得できないほど強い想いを秘めている彼女。
優子はそれを知っているからこそ、香織の表に立ち、滝先生へと噛み付くのだ。

「香織先輩、諦めないでください! 最後のコンクールなんですよ!? 諦めないで……!
 香織先輩の――香織先輩の夢は、絶対に叶うべきなんです!!」


---

「久美子……。私、間違ってると思う?」
「……ううん、思わない」
「ほんとに?」
「うん」


「ソロを譲る気は?」
「――ない。ねじ伏せる。そのくらいできなきゃ、特別にはなれない」
「……麗奈だね」



第11回 おかえりオーディション

トランペットソロ、再オーディション。神回。
前回はオーディションに落ちた夏紀がステキな女の子だった話をしたけれど、今回は優子が150%でステキな女の子だった話をします!

「私、どうしても――どうしても香織先輩にソロを吹いてほしいの。だから――お願い!」
「っ……わざと負けろって言うんですか……?」
「あなたには来年もある、再来年もある! 滝先生だったらもっと部はよくなる。
 香織先輩は最後なの。今年が最後なの! だから――」


プライドを捨てた優子のまさかの懇願に、さすがの麗奈も動揺せざるを得なかった。
上から脅されたのなら、はねのけてねじ伏せる覚悟も強さも持っていた。
けれど、情に訴えかけられ、頭を下げられるとは思いもしていなかったからだ。

「久美子は、もし私が負けたら……嫌?」


自分の歩もうとしている道は本当に正しいのか。
ふと不安が口をついてしまった麗奈に、しかし久美子は言うのだ。

「……嫌だ。嫌だ!」
「どうして?」
「麗奈は特別になるんでしょ!?」
「……そうね」
「麗奈は他の人とは違う。麗奈は誰とも違う! 他人に流されちゃだめだよ、そんなの馬鹿げてるでしょ!?」


これは8話での麗奈の告白に対する久美子の返事であり、このアニメで最もきれいなシーン。
二人が友達以上の存在となり、傍観者に徹していた久美子が初めて舞台に上がることを決意するシーンでもある。

「……そばにいてくれる?」
「うん」
「裏切らない?」
「もしも裏切ったら殺していい」
「本気で殺すよ」
「麗奈ならしかねないもん。それがわかった上で言ってる。だってこれは――愛の告白だから」


---

さて、麗奈を目の敵にしていた優子だけれど、彼女はただ上手な下級生を妬んでいたわけではない。
香織が自分を犠牲にしてまで部のために尽くしてきたのを見てきたから、その努力が実を結ぶことを願っていたのだ。

久美子が信じたように、能力がある人間が選ばれるのが正しい世界なのかもしれない。
しかしそれを言うなら、重ねた努力が報われる世界だって正しいに違いない。
麗奈が自分の正義を貫いたように、優子も自分の正義を貫こうとしていたのだ。

私たちが優子の涙に心を揺さぶられるのは、それが他人のために流されたものだから。
たとえ成し得なかったとしても、好きな人のためになにかができる彼女は、とってもステキな女の子なのです!
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響け!ユーフォニアム

響け!ユーフォニアム 7~9話

第7回 なきむしサクソフォン

部活を辞める斎藤葵と、それを引き止められなかったことを思い悩む部長・小笠原晴香の回。
葵が辞めた表向きの理由は、受験勉強に専念するため。
もちろんそれも真実なのだが、彼女たちの心の中には、去年の事件がしこりのように残っていた。

「今の部は、去年までとは違うでしょ? サンフェスのときに思った。滝先生だけじゃなく、みんな本気だって。コンクール金賞獲るつもりで頑張ってるって。
 私、そこまでできない。私、のうのうと全国目指すなんてできない。去年あの子たち辞めるの止められなかったのに、そんなことできない!」


その後ろめたさは、(明日香を除いて)上級生全員が持っているもの。
豆腐メンタルと評される晴香も、当然そのことを気にしていて、その上で、部をまとめられない自分の不甲斐なさを責めてしまうのだった。

「やっぱり、私が部長なんて無理だったんだ……。明日香が部長だったら……そしたらこんなことにはならなかったのに……」


久美子への八つ当たりはどうかなーと思わないではないけれど、でも、私は晴香みたいな女の子って全然嫌いじゃない。
少なくとも、自分の弱さをひた隠しにする明日香より、自分の弱さを理解して、それでも他人に真摯であろうとする晴香を信頼したい。
その点では、私は秀一と同じく晴香派ということですね。

単に断れなかっただけなのかもしれない。
それでも、「あんな状態」の部を引き受けようと決意したのは、たしかに晴香の強さに違いない。
香織の励ましはとっても的確で、優子が慕うのもわかろうというものです!

第8回 おまつりトライアングル

神回への布石。葉月ファンにとっては神回。
久美子が気になる秀一と、秀一が好きな葉月と、言われて秀一を意識しはじめた久美子。
その三角関係に気がついて愕然とする久美子。かわいい

葉月の告白はさすがにいきなりすぎて、私も面食らってしまった。
変化球の投げ方すら覚えようとしない、直球勝負一球入魂な葉月の恋愛スタイルは、とても瑞々しくてまぶしいくらい。
もっとやりようがあっただろ……とか思ってしまう私たちには、もう青春は戻ってこないのです!
だからこそ、エンディングでの葉月の号泣に、こんなにも心動かされてしまうのですねぇ。

「ねぇ葉月ちゃん。今日、めちゃくちゃ可愛いですよ!」


そして、青春全開なのは麗奈も同じ。

「私、興味ない人とは無理に仲良くなろうとは思わない。誰かと同じで安心するなんて馬鹿げてる。
 当たり前に出来上がってる人の流れに抵抗したいの。全部は難しいけど――でも、わかるでしょ? そういう意味不明な気持ち」


麗奈は久美子の中に、他の奴らとは違う、なにか「普通じゃないモノ」を嗅ぎ取っていた。

「私、久美子のそういうところ気になってたの。前から。
 好き――っていうか、親切ないい子の顔して、でも本当はどこか冷めてて――だから、いい子ちゃんの皮、ペリペリってめくりたいなって」
「それは、どういう……」
「わかんないかなぁ、私の愛が」
「高坂さん、ねじれてるよ」


だから、麗奈は久美子にだけ告白するのだ。

「私、特別になりたいの。他の奴らと同じになりたくない。
 だから私はトランペットをやってる。特別になるために」
「……トランペットやったら、特別になれるの?」
「なれる。もっと練習してもっと上手くなれば、もっと特別になれる。
 自分が特別だと思ってるだけの奴じゃない、本物の特別になる」


自分は特別な存在に違いない――幼いころには珍しくない、根拠のない思い込みだ。
しかし、その幻想を現実にするために、麗奈は地道な努力を積み重ねていた。
それは他人には価値のない、けれど自分を自分たらしめているもっとも重要なもの。
そんなブレない信念を持った彼女だから、私も久美子も見とれてしまうのだ。

第9回 おねがいオーディション

葉月の失恋のその後と、コンクールにむけてのオーディション回。

自分が無責任に背中を押したから――と自分を責める緑を、なぜか振られた葉月が慰めるという。
当事者の一端である久美子は、傍観者に徹していた。
それでは、私たちの気持ちを代弁してくれた頼もしい明日香先輩のお言葉をどうぞ。

「――どうでもいい。正直、超どうでもいい。超超超超どうでもいい」
「正直すぎますよ」


そして、やってくるオーディションの日。
それぞれの想いを胸に、その音色を審査される。

その結果、ユーフォは明日香と久美子が受かり、夏紀は落ちる。
そしてトランペットのソロは、香織ではなく麗奈が指名されるのだった。

みんな吹きたいんだ――
コンクールに出たいんだ――
そんな当たり前なことを、私はやっと理解した。

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響け!ユーフォニアム

響け!ユーフォニアム 4~6話

第4回 うたうよソルフェージュ

パートリーダー会議の結果、一週間後の合奏までは先生の指導に従うことを決めた吹奏楽部。
滝先生も、現状の「生徒の自主性」に任せていては一向に上達しないことを理解し、精力的に指導に取り組むようになる。
しかしその内情は「体育会系よりも厳しい」ものだった。
そうして皆は知ることになるのだ、「この顧問、マジで全国目指してるんだ……」と。

吹奏楽のことを全然知らない私のような視聴者にも、それぞれの楽器がどんな練習をしているのかを教えてくれる回。
麗奈の滝先生への感情の一片が見える回でもあり、久美子から麗奈へと一歩近づく回でもある。

「言わずにはいられなかった」麗奈と、「言わないと後悔すると思った」久美子という対比には、それぞれの人間性の違いがよく出ている。
久美子みたいな打算的でリアリストな女の子が主人公って、ちょっと珍しい気がする。
(ギャルゲーの男主人公になら多そうなんだけれど!)

第5回 ただいまフェスティバル

高校生になったら胸が大きくなると信じていたのに、去年と胸囲が変わっていなかったことに愕然とする久美子の回。かわいい
サンライズフェスティバルに向け、マーチングの練習をする回でもある。

あの海兵隊の合奏以来、この部の空気は明らかに変わった。
「やってもどうせ同じだ」から、「頑張れば良くなる」に変化したのだ。
人は単純だ。見返りがあるとわかれば頑張るようになり、頑張って良くなれば更に頑張ろうとする。


そんなふうに分析しちゃう久美子は、やっぱりちょっとニヒルなリアリスト。
だから去年も、そして今だって、少し頑張ったからっていきなり全国に行けるようになるだなんてこれっぽっちも思っていないのだ。
そんな久美子を、麗奈も、そして私も、とても気に入っている。

「黄前さんらしいね」


サンフェスで北宇治高校が吹いたのは、YMOのライディーン。
もともとカッコいい曲なのに、それをブラスバンドにアレンジしちゃうとか、相当にアツいセンス。
ちなみに、映画版の総集編ではパーカスソロを含むフルバージョンを見ることができます!
こんなノリノリの曲を必死な顔で吹いているみんな、本当に頑張って練習したんですね。お疲れ様でした!

第6回 きらきらチューバ

その曲は、たしかにダイナミックで、でも失敗したら目も当てられなくなりそうで……。
私は思った。やっぱり滝先生は本気で全国を狙っていると。


サンフェスが終わり、夏の府大会の曲も決まる。
レギュラーメンバーは、慣例では上級生から順に決まっていくのだが、滝先生はオーディションによる選考を決定する。

ほんの少し漂いはじめた緊張感のなか、皆は練習に励む。
そんな中、葉月は初めての壁にぶつかっていた。

「なんか、思い出しちゃって……。うまく吹けないのって、周りが思ってるよりずっと辛いと思うんです。なにかきっかけがつかめないと、嫌になっちゃうんじゃないかなって……」


ピアノを除いたほとんどの楽器、特に低音のものは合奏を前提に演奏される。
けれど、葉月はまだその合奏を経験しておらず、音楽の楽しさを知らないままだった。
それに気がついた久美子と緑は、葉月と3人で合奏をするのだった。

「……どうだった?」
「なんだろ……すごく――音楽だった!」


情熱的で天真爛漫な葉月回。
個人的にはもう少し髪が長いほうが好みなのですが、それでも葉月ファンってかなり多そうです!
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響け!ユーフォニアム 1~3話

流し見したけどもう一周したくなったアニメシリーズ



第1回 ようこそハイスクール

高校1年、春。
主人公・黄前久美子が、北宇治高校・吹奏楽部に入部することを決意するまで。

わざわざ同じ中学の子が少ないこの学校を選んだのは、憧れのセーラー服の高校がここだけだったのと、いろんなことを一度リセットしたかったから。


久美子の脳裏には、中学最後のコンクールのことがこびりついていた。
練習して、努力して、本番では思ったような演奏ができて、その結果に満足もしていた。
けれど、高坂麗奈だけは、その上を目指していた。
それを知ってしまった瞬間、今までの自分の努力も、演奏も、吹奏楽部の仲間たちでさえ、色褪せて見えてしまったのだ。

後ろめたく感じるのは、麗奈に余計な一言を漏らしてしまったからではない。
音楽を、吹奏楽を、そしてなにより自分自身を裏切っていたように思えてしまったから。
だから彼女は、いろんなことを一度リセットして、それから新しい一歩を踏み出したいと思ったのだ。

結局、彼女は吹奏楽部に入ることを決める。
けれど、それは吹奏楽に前向きになったからではない。
もちろん、葉月と緑に、いつか音楽そのものを楽しんでいた自分を見たせいもあるかもしれない。
しかし、一番大きかったのは、自分に期待している友達までをも裏切りたくないと思ったからだろう。

久美子はどこか冷めていて打算で動くような、クールなリアリストに見える。
それは家での(まるで不機嫌にすら見える)ローテンションな素の表情からもわかる。
そんな久美子を、どうしてだろうか、私はとても気に入っている。

第2回 よろしくユーフォニアム

楽器分けで、再び「ユーフォによろしく」してしまった久美子。
緑はコンバスを、そして葉月はチューバと運命の出会いを果たす。
今年度の目標「全国大会出場」を多数決で決めた結果、幼馴染の先輩・斎藤葵のフラグが立つ回でもある。

「でも、今日みたいに聞かれたら、全国大会目指すっていう方に手を挙げるでしょ?」
「そりゃあ……ねえ」
「だからややこしくなるんだよ。大人はズルいよ」


2期まで観ればわかることなのだが、たしかに大人はズルいのである。
滝先生は「全国大会出場という目標を生徒が自主的に決断するように誘導した」のだ。

「それ言ったら、どっちにも手を挙げなかった誰かさんが一番ずるいんじゃない?」


本当はもっと上を目指したいけど、それを麗奈に知られたらどう思われるかわからない……。
そんな久美子の葛藤がとても身近なものに感じられる私も、小心者な日和見主義者なのでした!

第3回 はじめてアンサンブル

滝先生の真意の見えない指導と、それに不満を持つ上級生たち。
60人以上が所属する集団をまとめなければいけない部長の苦悩、生徒間の温度差による政治模様などと同時に、去年起こったらしい2年生が多く辞めた事件も輪郭を表してくる。
初めての合奏は、私の素人耳に聞いても、なかなか先行き怪しいカンジでした……。

「私はやるなら一生懸命やりたい。せっかく放課後遊ばないで頑張るんだもん」
「それは緑も同じです! ですけど、それぞれの心の持ち方じゃないでしょうか……」
「でも吹奏楽って個人競技じゃないよね。みんなが同じ方向向いて、みんなで頑張らなきゃ意味がなくて……。今みたいに、やる気のない人たちにイライラしながら頑張るのって、私は……なんか……」


やる気のないユーフォの2年生・中川夏紀や、練習をサボって遊んでいたホルン隊の描写も入り、葉月の想いにはとても共感できる。
しかし、ふと振り返ってみれば、今の葉月が去年の麗奈であり、今の「やる気のない部員」が去年の久美子なのだ。
(去年の久美子も決してやる気がなかったわけではないが、麗奈と向いている方向が違ったという点では同じことだ)
麗奈の悔しさの一片を知ってしまった久美子には、なにも言うことができなかった。

そこに響いてくる麗奈のトランペット。
麗奈は変わらず麗奈だった。
だから久美子は今度こそ彼女を、そして自分を裏切らないことを決意するのだった。

「これ……?」
「『新世界より』。ドヴォルザークがアメリカにいるときに、故郷のボヘミアを想って作った曲なんだって。まだなにもない新しい世界で」

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響け!ユーフォニアム

Erewhon サエルート

エレホン、3ルート目には、意外にもルートがあったサエを攻略。
過去の記事で、十子は「日常」・稀世良は「非日常」を具現化した存在だと書いたけれど、その延長線で言うなら、サエはエレホンの「闇」を具現化した存在。
そりゃあね、来るか来ないかわからない来訪神のために生娘を二人も用意しておくような価値観を持つ世界なのだから、その世界の底には当然のようにドロドロとした闇が蠢いているわけだ。
(なんてったってCLOCKUP作品だからね、そこいらのヌルい抜きゲーとは違うのだ)

主人公は側仕えのサエと触れ合ううちに惹かれていくのだが、それは彼女が「汚濁の肉袋」「最底辺の奴隷」と言われる存在だったから。
村人はサエを虐げて当然の存在だと認識しており、サエ自身も自分は虐げられて当然の存在なんだと思い込んでいた。
主人公は、そんなサエを救いたい、これを当然だと思う価値観は間違っている、そういった義憤にかられていく。

ストーリー的には、十子を偽装的に嫁と選び、十子にサエを救う方法を相談しつつ、サエとラブラブエッチしちゃうお話。
女性が虐げられがちな村の価値観に疑問を抱いていた十子は、主人公の相談に献身的に乗ってくれる。
そして、祭りの前に被差別層の女性たちとみんなで村から逃げ出す計画を立てる。

---

「ああ、御廻様……そんなに怖がらないで下さいまし……大丈夫ですから……」
「私が責任をもって……お二人を正しい道に戻しましょう……」
「どうか、お心を安らかにしてくださいませ……」
「もう二度と……不埒なことなど考えられないように……なりますから……ね?」


ということで、サエルートは稀世良に躾られちゃうルートとなっております。
悪巧みがバレた主人公と十子は、ドSな本性をあらわにした稀世良ちゃんに、それはもう好き勝手にやられてしまうという。

今回は十子をかわいそうとか言ってられないくらい、主人公もかわいそうなことになっていた。
稀世良をめちゃくちゃにしたいとか言ってたバチがあたったのか、とうとう稀世良にお尻をめちゃくちゃに犯されてしまったしね!
(こういうプレイがあるエロゲーって、実は希少な可能性!?)

まぁでもやっぱり十子嬢が一番かわいそうなことには変わりなく。
今回も輪姦されまくった上、主人公とサエを稀世良の魔の手から逃がすために、自分の命と引き換えにするという。
この子は間違いなくヤラれキャラなのだった……。

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サエのCVは、瀬名ゆず希。
声質は嫌いじゃないけれど、Hシーンの演技がもう一声。
特にフェラボイスね。ヒマリさんと小波すずさんの気合いを見習っていただきたい。

ちなみに「汚濁の肉袋」なサエ嬢は、当然のごとく処女ではないのだけれど、NTR要素はないのでご心配なく。
(過去に犯されたことがある的な描写も皆無)
そして、おめかししたときのサエ嬢は、このゲーム1の美少女まである。
それなのに、局部はまるで使い込まれているかのような黒ずんだ描写。
このあたりのこだわりが、まさにCLOCKUPなのです!
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Erewhon

Erewhon 稀世良ルート

「私……貴方の前でどれだけでも淫らになりたい……貴方を喜ばせる……肉人形になりたいのです……」
「それが私の望みです……私の大切なかみさま……」


エレホン、攻略したのは、謎めいた美少女・永見稀世良。
前回の十子ルートにおいて、主人公が十子に惹かれていた理由は、十子に自分がいた「日常」のような安心感を感じていたから。
その対極にあるエレホンの「非日常性」を具現化した存在が、稀世良だ。

初対面から主人公への好感度全振りで、未だ幼さの残る身体のすべてを主人公に捧げようとする。
処女はもちろん、アナルも、SMめいた痛みを与えるプレイも、レイプじみた自分勝手な欲望のはけ口にしたって、稀世良はすべてを受け入れてくれる。
一見すれば男の理想そのものの少女のようにも見える。

しかし、稀世良が開くのはその身体のみで、心の奥底に秘めているものを明らかにしようとはしない。
いや、明らかにしていると稀世良は言うのだけれど、それを信じることができないのだ。
主人公がどんな欲望を抱いて、どう稀世良で発散しようとも、それはすべて稀世良の手のひらの上で踊らされているにすぎないのかもしれない……。

「私は……お兄様を……導く役割があります……」
「私は……お兄様に力を与えるのです……お兄様の心を揺さぶって……身体を揺さぶって……」
「お兄様は……蛹の中にいるのです……繭の中にいるのです……お兄様はかき回されて……かき回されて……」
「そのうつろなる心と体に……御稜威を鎮めて……御廻様となり……」
「その御心は私の導きで解放されて……かみさまになるのです……本当の……本物の……私のかみさまに……」


その稀世良の底知れなさに、主人公も、私も、どこかで怯えていた。
だから私は稀世良をめちゃくちゃにして、心を取り繕う余裕などない状況にしてやろうと思っていたのだ。

けれど、やっぱり稀世良のほうが一枚上手だったようで、主人公のほうが余裕のない状況にされてしまう。
突然の顔の見えない悪意にさらされ、主人公が弱気になったところで、その心にゆっくりと染み込ませるような声で、稀世良は言うのだ。

「大丈夫です……」
「お兄様が害されることは今後二度とありません」
「永見の血をもって、そして私の魂をかけて誓います」
「私がついております」
「私がお守りします」

「ですから、もう二度と外に出られてはいけませんよ」
「ね、お兄様……?」


---

ということで、稀世良を攻略しようとしたら、やっぱり攻略されちゃったルートでした。
鬼役は予定通りの十子嬢で、今回もぐっちゃぐっちゃに輪姦されておりました。かわいそうに……。

CVは、小波すず。
新人声優さんなのか、誰かの別名義なのか?
わからないけれど、演技自体は普通でした。
まぁCLOCKUP作品での普通って、相当な熱演で相当な演技力なのだけれども!

しかし、両ヒロインルートを終わらせたところで、シナリオ既読率は46%。
そして「グロテクス表現緩和」モードを使うようなシーンがまだ出てこない。
次こそ稀世良をめちゃくちゃにしてやろうと思います!
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あの晴れわたる空より高く まとめ

シナリオ

ジャンル「青春ロケットADV」の通り、高校生が部活でロケットを打ち上げる青春モノ。

まず、このシナリオのいいところは、目的がハッキリしている点。
「ビャッコの廃部阻止」という絶対の目標があり、そのためにはライバルを倒して優勝しなければならない。
これは非常にわかりやすくて、プレイ中の安心感がスゴイ。

「ロケット作り」にスポットを当てた、オタクくさいロケット工学の話をしてくれたのも好印象。
図説つきでわかりやすい。夏帆っちは講師としても有能でした!
(わからなければあたしが教えてあげるのに……)
モノづくりに青春をかけるギャルゲーと言えば、空つながりで「ころげて」が最初に思い浮かぶけれど、あのゲームに足りていなかったのはコレ。

ストーリーの組み立て方も、基本に忠実な王道なもの。
なんらかの特技を持っているヒロインを、素人の主人公が手伝うところから個別ルートがスタートする。
壁にぶつかったところで、主人公の素人ならではの発想から、その壁を乗り越える。
いざ本番の大会でも、想定外のアクシデントが発生し、けれど主人公の機転で優勝まで持っていく。
そんな、どうすれば読み手が盛り上がるのかをきちんと考えてある、思いやりのあるシナリオでした。

とは言え、有佐ルート以外の構成がすべてコレなので、毎回だと食傷気味というウワサも。
主人公のヒラメキはだいたいカルタプロットだし、ときどき見られるご都合主義な展開も併せて、このシナリオに飽きちゃう人もいそう。
特にトゥルーのシナリオが、ちょっとベッタベタすぎました。
展開パターンのバリエーション不足は、シナリオライターが一人な弊害かも。

シナリオ別評価
  有佐 > 夏帆 > ほのか > トゥルー > 那津菜

有佐が私の一番のお気に入りヒロインなので、評価トップに置いておきます。

夏帆ルートは、シナリオ自体は面白いし問題ないのだけれど、夏帆ルートに入らないことに大きな問題を抱えている。
それは、彼女の抱える個人的な問題が、個別ルート(とグランドエンド)以外では解決できない点にある。
おそらく彼女は、私たちが彼女を孤独から救うか、あるいは「ながれぼし」に願いをかけない限り、手術をしない。
他のヒロインルートを攻略している途中で、彼女がリフトオフに失敗するのを見るたび、とても切ない気持ちになります。
(これはグリザイア松嶋みちるの構図とよく似ている。彼女も、個別ルートかグランドエンド以外の世界線では、いつ自殺してもおかしくなさそうだった……)

なので、攻略順はなるべく夏帆っちを後回しにするか、もはや夏帆っちしか攻略しないか(!)、どっちかでお願いいたします。

テキスト

上ではシナリオライターが一人なことのデメリットを書いたけれど、テキスト面では全編安定のクオリティ。
これは間違いなくメリットでした。
(複数人で書いていると、ルートごとの出来にかなりバラツキがあったりする……)

ギャグらしいギャグはなかったけれど、言葉遊びからの掛け合いはなかなか良いセンス。
いつでも冷静にボケからツッコミまでできる夏帆っちの存在がデカイ。
私のお気に入りは、那津菜ルート・主人公が中学時代の釣り部の失敗エピソードを語るシーン。

主人公「ちょっとくらい大丈夫だと思って」
有佐「どう思う?」
夏帆「どうかと思う」

ほのか「でも、失敗したらどうなるかと思っちゃった」
有佐「どうなると思う?」
夏帆「どうにもならないと思う」

グラフィック

キャラクター88CG+ロケット18CG+図説22枚。
さすが記念作品と言うべきか、クオリティは文句なし。
一人あたり20枚平均のボリュームは、普通。
図解がたくさんあるのはとても親切。

ただし、ヒロインたちが巨乳に寄りすぎじゃないかとは思う。
(この感想は毎回言っている気がするけど……)
それでも、少なくとも有佐は貧乳キャラのほうが向いていた気がしてならない。
那津センパイと合わせて、生徒会役員共のシノとアリアみたいな絡みができたのでは、と!
後輩なほのかちゃんのほうが大きい現実に悶える有佐ちゃんとか、とってもかわいいと思うんです。

Hシーン

全ヒロイン4~5H。
満足のボリュームに見えるけれど、おまけエピソードで1~2H稼いでくるパターン。

有佐が「おちんぽ」言ってくれなかったのは残念だけれど、十分に実用レベルに達している。
ところで、夏帆っちの猫コスの本番シーンがなかったのは何故?

音楽・ムービー

どこかで聞いたようなOP曲だけれど、ムービーと合わせて見ると途端に輝き出す。
ちょっと無理やり動かしている部分もあるけれど、細かい3Dモーション化がすばらしい。
特に、キャラ紹介での着替えを見られちゃった夏帆っちが振り向くシーン。尊い
夕焼けのなか全力疾走してる有佐は、ほんとに青春って感じですね!

OP曲「ロケット☆ライド」の歌詞のギミックもステキ。
人工衛星の名前が散りばめられていて、もちろんヒロインたちの苗字も含まれている。
ステキなMADを発見したので、ロケットファンの諸兄姉は是非。

>> 【歌詞解説】 あの晴れわたる空より高く 「ロケット☆ライド」


EDは手抜き。
BGMはふつう。

システム

2014年のゲームということを考えれば、十分でしょう。
ただ、シーンジャンプ機能はまったく使えない。Ctrlキーを押すので、なくても問題ない。

お気に入りは、ヒロインごとにシステムボイスが選べること。
ほのかちゃんにしておくとウザかわいいし、有佐にしておくとツンデレかわいい!

総評

チュアブルソフト・10周年記念作品。
2014年度・萌えゲーアワード年間ランキング2位獲得作、かつアワード準大賞・シナリオ賞獲得作。
記念作品にハズレ無しとは言うけれど、まさにこのこと。

ロケット好きな制作陣がやりたいようにやりながら、どうしたらユーザーに楽しんでもらえるかもきちんと考えてあるのがわかる、思いやり溢れる作品。
そのせいか、アラ探しよりも、輝いている部分を評価したくなる。

あの晴れわたる空より高く、評価は殿堂入りの★4つ。
批評空間ベースでは、82点です。
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あの晴れわたる空より高く

あの晴れわたる空より高く 完結編(グランドエンド)

はれたか、4人のヒロインを攻略すると、グランドエンドが解放される。
主人公が4人のヒロインを同時攻略し、フォーセクションズで全部門で優勝した世界線(!)での、宇宙ロケット打ち上げの話。
個別ルートの4倍忙しいとか、一日が36時間あっても足りないと思うんですが……。

プロローグにも出てきたビャッコ3号機は、今までの努力のおかげもあり、すんなりとリフトオフできそう雰囲気を見せる。
が、案の定襲い来る、突然のピンチ。
そして、それを友情と努力で勝利させるいつものシナリオ。
しかも、今回はグランドエンドということで、昨日の敵は今日の友バージョン。
でも面白い。くやしい

---

残念だったのが、「ながれぼし」の登場が突然すぎたこと。
これは有佐ルートでもコメントしようかと思って、やっぱり思いとどまった内容なのだけれど、「なぜロケットを打ち上げるのか」というそもそも論の話をします。

ロケットというのは、本来は人や貨物を乗せる乗り物であり、「目的」を果たすための「過程」のものである。
しかし、有佐の目指していた宇宙ロケット打ち上げは、その「過程」が「目的」とすり替わってしまっていた。
私はここに少し違和感を覚えたのだ。

しかし、例えば車やバイクが趣味の人は、移動手段である乗り物として「過程」であるはずのカスタムやドライブなどを「目的」にしてしまっていることも多い。
そう思ってみれば、ロケットを作って打ち上げることが目的になっていても、まぁ別におかしくないのか……と、私は納得することにした。
だから感想文には書かなかった。

ところが、このシナリオではいつの間にか人工衛星を打ち上げることが目的になってしまっていた。
(私の納得はどこへ……?)
最終的にその本来の「目的」を目的とするのなら、もっと早い段階でそうしてほしかった。

たとえば、夏帆とほのかと一緒に流れ星を見たように、ヒロインそれぞれにどうしても叶えたい「願い事」があったり。
たとえば、有佐はもともと「ながれぼし」の存在を知っていて、それを打ち上げたいがために宇宙ロケットにこだわっていたり。
(先代ビャッコが打ち上げに失敗した思い出の品――なんて設定はどうでしょうか?)

だから、逆に夏帆ルートのエピローグとしては完璧な出来だった。
私は夏帆ルートの感想文で「手術が成功する伏線がない」と文句を言っていたが、その伏線はここにあったのだ。
私があさはかでした! 申し訳ない!!
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